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さか【釈迦】🔗🔉

さか【釈迦】 「しゃか」の直音表記。「―の御足跡(みあと)(いは)に写しおき敬ひて〈仏足石歌〉

しゃか【釈迦】🔗🔉

しゃか【釈迦】 《梵kyaの音写》釈迦牟尼(むに)のこと。古代インド、現在のネパール地方に住んでいた種族。釈迦の出た種族。シャーキャ族。釈迦族。能面の一。仏を表す金泥塗りの大きな面。喜多流の「大会(だいえ)」で、大(おおべしみ)の上に重ねて用いる。

釈迦に説法🔗🔉

釈迦に説法 知り尽くしている人にそのことを説く愚かさのたとえ。釈迦に経(きよう)

しゃか‐が‐たけ【釈迦ヶ岳】🔗🔉

しゃか‐が‐たけ【釈迦ヶ岳】 奈良県南部、大峰山脈の一峰。標高一八〇〇メートル。頂上に釈迦像がある。

しゃか‐さんぞん【△釈×迦三尊】🔗🔉

しゃか‐さんぞん【×迦三尊】 釈迦を中心として、左右に脇侍(きようじ)の二菩薩(ぼさつ)を配した仏像配置の形式。脇侍には文殊・普賢の二菩薩が多いが、薬王・薬上の二菩薩、禅宗の迦葉・阿難などがある。

しゃか‐どう【△釈×迦堂】‐ダウ🔗🔉

しゃか‐どう【×迦堂】‐ダウ 釈迦の像を安置した堂。京都嵯峨(さが)の清涼寺のものなどが有名。

しゃか‐にない【△釈×迦担ひ】‐になひ🔗🔉

しゃか‐にない【×迦担ひ】‐になひ 《仏像は後ろ向きに背負って持ち運ぶのを常としたところから》行き倒れの死人を運ぶとき、棺桶を後ろ向きに背負うこと。また、その背負い方。「いっそ行き倒れの―がましでおぢゃるは」〈浄・油地獄〉

しゃか‐にょらい【釈迦如来】🔗🔉

しゃか‐にょらい【釈迦如来】 釈迦牟尼(むに)の尊称。

しゃかにょらいたんじょうえ【釈迦如来誕生会】シヤカニヨライタンジヤウヱ🔗🔉

しゃかにょらいたんじょうえ【釈迦如来誕生会】シヤカニヨライタンジヤウヱ 浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。元禄八年(一六九五)大坂竹本座初演。釈迦の伝記に、さまざまな仏教説話を加えて脚色したもの。

しゃか‐ねんぶつ【△釈×迦念仏】🔗🔉

しゃか‐ねんぶつ【×迦念仏】 「南無(なむ)釈迦牟尼(むに)仏」と唱和する念仏法会。京都の大報恩寺(俗称、千本釈迦堂)において、毎年陰暦二月に行われた遺教経会(ゆいきようぎようえ)の大念仏が有名。→千本(せんぼん)念仏真言宗で、涅槃会(ねはんえ)に釈迦牟尼仏の名を唱えること。

しゃか‐はっそう【△釈×迦八相】‐ハツサウ🔗🔉

しゃか‐はっそう【×迦八相】‐ハツサウ 釈迦がこの世に出現して示した八種の相。降兜率(ごうとそつ)・入胎(托胎)・出胎・出家・降魔(ごうま)・成道(じようどう)・転法輪・入滅。八相。八相成道。

しゃかはっそうやまとぶんこ【釈迦八相倭文庫】シヤカハツサウやまとブンコ🔗🔉

しゃかはっそうやまとぶんこ【釈迦八相倭文庫】シヤカハツサウやまとブンコ 合巻。五八編。万亭応賀作。二世歌川豊国・二世歌川国貞・惺々(せいせい)暁斎画。弘化二〜明治四年(一八四五〜七一)刊。釈迦が一代に示現した八相を平易な読み物に翻案したもの。

しゃか‐ほう【△釈×迦法】‐ホフ🔗🔉

しゃか‐ほう【×迦法】‐ホフ 密教で、釈迦如来を本尊として、障難・病患を除くために修する秘法。

しゃか‐むに【釈迦牟尼】🔗🔉

しゃか‐むに【釈迦牟尼】 《梵kya-muniの音写。釈迦族の聖者の意》仏教の開祖。世界三大聖者の一人。紀元前五世紀ごろ、インドの釈迦族の王子として誕生。二九歳で宗教生活に入り、三五歳で成道した。四五年間の布教ののち、八〇歳の二月一五日入滅。釈尊。釈迦如来。釈迦。

しゃかむに‐ぶつ【釈迦牟尼仏】🔗🔉

しゃかむに‐ぶつ【釈迦牟尼仏】 釈迦牟尼の尊称。

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