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しゃか【釈迦】🔗🔉

しゃか 【釈迦】 〔梵 kya〕 (1)紀元前七〜六世紀頃,ヒマラヤ山麓ネパールに居住していた部族。釈迦{(2)}も釈迦族の出身。 (2)仏教の開祖。世界四聖の一人。姓はゴータマ,名はシッタルタ。中部ネパールの釈迦族の中心地迦毘羅(カビラ)城に浄飯王(ジヨウボンノウ)の子として生まれる。母は摩耶夫人(マヤブニン)。二九歳で出家,三五歳で悟りを得た。のち鹿野園(ロクヤオン)で五人の修行者を教化し(仏教教団の成立),以後八〇歳で入滅(ニユウメツ)するまで教化の旅を続けた。教説は四諦(シタイ)・八正道(ハツシヨウドウ)・十二縁起などでまとめられる。生没年は紀元前463〜383年,同560〜480年など諸説ある。釈迦牟尼(シヤカムニ)。釈尊。釈迦如来。 釈迦(2) [図]

しゃか=に説法(セツポウ)🔗🔉

――に説法(セツポウ) よく知り尽くしている者に対して教える愚かさのたとえ。釈迦に経。

しゃか-さんぞん【釈迦三尊】🔗🔉

しゃか-さんぞん [1][3] 【釈迦三尊】 釈迦像を中央に脇侍(キヨウジ)に二菩薩を配した形式。脇侍には普通,普賢(フゲン)・文殊(モンジユ)の二菩薩を配するが,薬王・薬上の二菩薩,また迦葉(カシヨウ)・阿難(アナン)を置くこともある。

しゃか-どう【釈迦堂】🔗🔉

しゃか-どう ―ダウ [0] 【釈迦堂】 釈迦の像を安置した堂。京都の清涼寺・大報恩寺,比叡山西塔のものなどが有名。

しゃか-にない【釈迦担ひ】🔗🔉

しゃか-にない ―ニナヒ 【釈迦担ひ】 〔仏像を担うのと同じ格好になることからいう〕 行き倒れの死人を埋葬する際,棺桶に入れた死骸を後ろ向きに背負うしきたり。「いつそ行倒れの―が,ましでおぢやるは/浄瑠璃・油地獄(下)」

しゃか-にょらい【釈迦如来】🔗🔉

しゃか-にょらい [3] 【釈迦如来】 釈迦の尊称。

しゃか-ねんぶつ【釈迦念仏】🔗🔉

しゃか-ねんぶつ [3] 【釈迦念仏】 「千本念仏(センボンネンブツ)」に同じ。

しゃか-はっそう【釈迦八相】🔗🔉

しゃか-はっそう ―サウ [3] 【釈迦八相】 〔仏〕 釈迦が一生涯に経た八つの重要な段階。降兜率(ゴウトソツ)・托胎(タクタイ)(入胎)・出胎・出家・降魔(ゴウマ)・成道・転法輪・入滅の八つの相。八相成道(ジヨウドウ)。八相。

しゃか-ほう【釈迦法】🔗🔉

しゃか-ほう ―ホフ [2] 【釈迦法】 密教で,釈迦を本尊として,一切の障難および病患を退治するために行う秘法。

しゃか-むに【釈迦牟尼】🔗🔉

しゃか-むに 【釈迦牟尼】 〔梵 kyamuni 釈迦族の聖者の意〕 釈迦の尊称。釈尊。

しゃか-むにぶつ【釈迦牟尼仏】🔗🔉

しゃか-むにぶつ 【釈迦牟尼仏】 釈迦の尊称。

しゃか-もんぶつ【釈迦文仏】🔗🔉

しゃか-もんぶつ 【釈迦文仏】 釈迦の尊称。

しゃかはっそうやまとぶんこ【釈迦八相倭文庫】🔗🔉

しゃかはっそうやまとぶんこ シヤカハツサウ― 【釈迦八相倭文庫】 合巻。五八編二三二巻。万亭応賀作,歌川豊国(歌川国貞)・二世歌川国貞・惺々暁斎画。1845〜71年(明治4)刊。「偐紫田舎源氏」にならって,「釈迦八相物語」などの釈迦の八相を平易に翻案したもの。

しゃか【釈迦】(和英)🔗🔉

しゃか【釈迦】 Shakyamuni;Buddha.→英和 釈迦に説法 It is like teaching your grandmother how to suck eggs.

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