複数辞典一括検索+

あっかん‐しょうせつ【悪漢小説】アクカンセウセツ🔗🔉

あっかん‐しょうせつ【悪漢小説】アクカンセウセツ 《picaresque novel;(スペイン)novela picaresca》一六世紀、スペインにおこった小説の一形式。下層階級出身で悪知恵に富む主人公の体験や生活を、諧謔(かいぎやく)と風刺をもって描く。作者不明の「ラサリーリョ‐デ‐トルメスの生涯」に始まり、ル=サージュの「ジル‐ブラス」などがある。ピカレスクロマン。

アベラール【Pierre Ablard】🔗🔉

アベラール【Pierre Ablard】一〇七九〜一一四二]フランスのスコラ哲学者・神学者。教会の権威や伝統を大胆に批判。女弟子エロイーズとの恋愛は有名。

ガッサンディ【Pierre Gassendi】🔗🔉

ガッサンディ【Pierre Gassendi】一五九二〜一六五五]フランスの哲学者・科学者。アリストテレス・デカルトを批判し、エピクロスの原子論を復活させた。

カバニス【Pierre Jean Georges Cabanis】🔗🔉

カバニス【Pierre Jean Georges Cabanis】一七五七〜一八〇八]フランスの医学者・哲学者。感覚論を生理学的に発展させ、生理学的心理学の基礎を築いた。著「人間の肉体と精神の関係」など。

クーベルタン【Pierre de Coubertin】🔗🔉

クーベルタン【Pierre de Coubertin】一八六三〜一九三七]フランスの教育家。男爵。教育の革新とスポーツ教育の重要性を主張。オリンピック復活を提唱して一八九四年、国際オリンピック委員会を結成。九六年、アテネで近代オリンピックの第一回大会を開催した。

コルネイユ【Pierre Corneille】🔗🔉

コルネイユ【Pierre Corneille】一六〇六〜一六八四]フランスの劇作家。ラシーヌと並ぶフランス古典劇の確立者。情念と義務の葛藤(かつとう)を意志で克服する英雄的人間像を描く悲劇を創出。悲劇「ル‐シッド」「オラース」「シンナ」「ポリュークト」、喜劇「嘘つき男」など。

スラッファ【Piero Sraffa】🔗🔉

スラッファ【Piero Sraffa】一八九八〜一九八三]英国の経済学者。イタリアの生まれ。マーシャルを批判して不完全競争理論の確立に影響を及ぼし、新古典学派にかわる基礎理論を提示した。

ゼーマン【Pieter Zeeman】🔗🔉

ゼーマン【Pieter Zeeman】一八六五〜一九四三]オランダの物理学者。ゼーマン効果を発見。一九〇二年、H=A=ローレンツとともにノーベル物理学賞受賞。

ネンニ【Pietro Nenni】🔗🔉

ネンニ【Pietro Nenni】一八九一〜一九八〇]イタリアの政治家。反ファシズム運動に参加して亡命。第二次大戦後、社会党書記長になり、副首相・外相を歴任。

パイ【pie】🔗🔉

パイ【pie】 小麦粉とバターを材料とし冷水を加え、小麦粉とバターとの薄い層が交互に重なり合うような生地を作り、ジャムや肉などを包んで天火で焼き上げる菓子や料理。「アップル―」「ミート―」

パイカ【pica】🔗🔉

パイカ【pica】 欧文活字の大きさの一。一二ポイントに相当。英米の組み版はこれを基準に、この倍数で指定。

パイク【pike】🔗🔉

パイク【pike】 サケ目カワカマス科の淡水魚。北半球の亜寒帯・温帯の湖沼・河川にすむ。全長約二メートルにもなり、大物釣りの対象として有名。体は丸太状で吻(ふん)が伸び、スパイクのような鋭い歯をもつ。

パイル【pile】🔗🔉

パイル【pile】 織物の表面をおおっている輪奈(わな)や毛羽(けば)土木・建築の基礎工事で打ち込む杭(くい)原子炉。

パイル‐ドライバー【pile driver】🔗🔉

パイル‐ドライバー【pile driver】 コンクリート杭(ぐい)・形鋼・鋼管などを打ち込む機械。杭打ち機。

パイロット【pilot】🔗🔉

パイロット【pilot】 水先人(みずさきにん)。水先案内人。航空機の操縦士。ガスの種火。「パイロットランプ」の略。試験的に行うもの。先行するもの。「―フィルム」「―版」

パイロット‐ファーム【pilot farm】🔗🔉

パイロット‐ファーム【pilot farm】 機械を導入し近代経営の形態をとった先駆的な実験農場。北海道の根釧(こんせん)台地で昭和三一年(一九五六)に開始のものなど。

パイロット‐プラント【pilot plant】🔗🔉

パイロット‐プラント【pilot plant】 本格的な工場を建設するのに先立って、製造規模が大きくなるときの影響を調べるためにつくる、中規模な実験工場。

パイロット‐ボート【pilot boat】🔗🔉

パイロット‐ボート【pilot boat】 港内などで船舶を誘導する小型船。水先船(みずさきせん)。水先案内船。

パイロット‐ランプ【pilot lamp】🔗🔉

パイロット‐ランプ【pilot lamp】 機械・器具などの作動状態を表示する電灯。表示灯。

パゾリーニ【Pier Paolo Pasolini】🔗🔉

パゾリーニ【Pier Paolo Pasolini】一九二二〜一九七五]イタリアの映画監督・詩人・小説家。斬新なイメージで古典の世界に現代的息吹を吹き込んだ異能派。映画「奇跡の丘」「アポロンの地獄」「ソドムの市」など。

ピアス🔗🔉

ピアス 《pierced earringsの略。pierceは穴をあける意》耳たぶに小さな穴をあけてつける型の耳飾り。

ピアストル【フランスpiastre】🔗🔉

ピアストル【フランスpiastre】 エジプト・スーダン・シリア・レバノンなどの補助通貨単位。一ピアストルは一ポンドの一〇〇分の一。

ピアニスト【pianist】🔗🔉

ピアニスト【pianist】 ピアノの演奏家。

ピアニッシモ【イタリアpianissimo】🔗🔉

ピアニッシモ【イタリアpianissimo】 音楽で、強弱標語の一。きわめて弱く、の意。記号ppフォルティッシモ。

ピアノ【piano】🔗🔉

ピアノ【piano】 《「ピアノフォルテ」の略。弱音(ピアノ)と強音(フォルテ)とが自在に出せるところから》鍵盤(けんばん)楽器の一。鍵盤を指先でたたくと、その運動がハンマーに伝えられ、大きな共鳴箱内に張られた金属弦を打って発音する。一八世紀初めイタリア人B=クリストフォリが考案。以後、独奏・合奏に広く用いられるようになった。平型(グランド)と竪型(アップライト)とがある。洋琴。音楽で、強弱標語の一。弱く、の意。記号pフォルテ。

ピー【P・p】🔗🔉

ピー【P・p】 英語のアルファベットの第一六字。《page》本のページの略号。《pitcher》野球で、投手の略号。《parking》道路標識で、「駐車場」「駐車可」の記号。〉《(イタリア)piano》音楽で、強弱標語の一つ、ピアノの記号。〈P〉《phosphorus》燐(りん)の元素記号。《parental》遺伝学で、親の世代を表す記号。〈p〉《pico》数の単位、ピコの記号。

ピース【piece】🔗🔉

ピース【piece】 部分。小片。また、一組み・一そろいのものの一品。助数詞としても用いる。「ツー―の水着」「六―の洋食器」

ピースワーク【piecework】🔗🔉

ピースワーク【piecework】 手間仕事。出来高払いの仕事。

ピーマン【フランスpiment】🔗🔉

ピーマン【フランスpiment】 トウガラシの変種。実は大きく、独特の香りのある若い果実を食用とする。辛味はない。ピメント。

ピエゾ‐でんき【ピエゾ電気】🔗🔉

ピエゾ‐でんき【ピエゾ電気】 《piezoは圧する意》「圧電気(あつでんき)」に同じ。

ピエタ【イタリアpiet🔗🔉

ピエタ【イタリアpiet 《敬虔(けいけん)の心、慈悲心の意》キリストの遺体をひざに抱いて嘆き悲しむ聖母マリアを表す絵画・彫刻の主題。嘆きの聖母像。

ピエロ【フランスpierrot】🔗🔉

ピエロ【フランスpierrot】 サーカスなどの狂言回しをつとめる道化役者。紅を入れた白塗りの顔、長袖の寛衣、こっけいな動作などを特徴とする。元来、イタリアの即興喜劇中の道化役がフランスのパントマイムの役柄に取り入れられたもの。人前で、こっけいな振る舞いをする人。笑いものになるだけの人。

ピエロ‐デラ‐フランチェスカ【Piero della Francesca】🔗🔉

ピエロ‐デラ‐フランチェスカ【Piero della Francesca】一四一六ころ〜一四九二]イタリアの画家。理知的な空間構成と的確な人物把握、清澄な色彩を特色とし、アレッツィオのサンフランチェスコ聖堂の壁画「聖十字架物語」は一五世紀ルネサンス絵画の傑作。

ピカタ【イタリアpiccata】🔗🔉

ピカタ【イタリアpiccata】 イタリア料理の一。肉や魚の薄切りに小麦粉ととき卵をつけて焼いたもの。

ピカデリー【Piccadilly】🔗🔉

ピカデリー【Piccadilly】 ロンドン中心部、ピカデリーサーカスとよばれる広場を中心とする繁華街。

ピカドール【スペインpicador】🔗🔉

ピカドール【スペインpicador】 馬に乗り、槍で牛を刺す役目の闘牛士。→マタドール →トレアドール

ピカレスク‐ノベル【picaresque novel】🔗🔉

ピカレスク‐ノベル【picaresque novel】 悪漢小説(あつかんしようせつ)

ピクチャー【picture】🔗🔉

ピクチャー【picture】 絵。また、画像。写真。映画。「プログラム―」

ピクトグラフ【pictograph】🔗🔉

ピクトグラフ【pictograph】 絵文字。また、絵を使った図表。

ピクトグラム【pictogram】🔗🔉

ピクトグラム【pictogram】 ピクトグラフ

ピクニック【picnic】🔗🔉

ピクニック【picnic】 野山に出かけて遊んだり食事をしたりすること。野遊び。遠足。

ピクリン‐さん【ピクリン酸】🔗🔉

ピクリン‐さん【ピクリン酸】(ドイツ)Pikrin》黄色の結晶。劇薬。急熱や衝撃により爆発する。分析用試薬などに利用。かつては炸薬(さくやく)・黄色染料に使用。分子式C6(NO2)3OH トリニトロフェノール。

ピクル【picul】🔗🔉

ピクル【picul】 中国や東南アジアで、主に海運で用いられた重量の単位。約六〇キログラム。担(たん)。ピコル。

ピクルス【pickles】🔗🔉

ピクルス【pickles】 《「ピックルス」とも》野菜を、香辛料などで調味した酢に漬けた西洋風の漬物。

ピケッティング【picketing】🔗🔉

ピケッティング【picketing】 ピケットを張ること。

ピケット【picket】🔗🔉

ピケット【picket】 労働争議の際、労働組合員が事業所・工場の入り口などを固めて、スト破りを見張ること。また、その見張り人。ピケ。「―を張る」

ピケット‐ライン【picket line】🔗🔉

ピケット‐ライン【picket line】 スト破り防止のための監視線。ピケライン。

ピコ【pico】🔗🔉

ピコ【pico】 《もと、スペイン語で尖った先の意》国際単位系(SI)で、単位の上に付けて一兆分の一(10-12)を表す語。記号p

ピコ【フランスpicot】🔗🔉

ピコ【フランスpicot】ピコット」に同じ。

ピコット【picot】🔗🔉

ピコット【picot】 編み物やレースなどの端につける小さなループ(輪形)状の縁飾り。ピコ。

ピジョン【pigeon】🔗🔉

ピジョン【pigeon】(はと)

ピジン‐イングリッシュ【pidgin English】🔗🔉

ピジン‐イングリッシュ【pidgin English】 《ピジンは英語のbusinessの中国語なまりからという》中国・東南アジアなどで、取引に用いられた、英語と中国語などの混合語。また、英語をもとにした混合語。ピジン英語。

ピック【pick】🔗🔉

ピック【pick】 つつく道具。錐(きり)や楊子(ようじ)など。ピッケルの頭部のつるはし状の部分。→ブレードギターなどの弦をはじくつめ。義爪(ぎそう)

ピッグ【pig】🔗🔉

ピッグ【pig】(ぶた)

ピックアップ【pickup】🔗🔉

ピックアップ【pickup】 [名]スル拾い上げること。また、多くの中から、いくつかを選び出すこと。「送迎バスで園児を―する」「主な話題を―する」レコードプレーヤーで、レコードの溝に刻まれている音声を電気信号の形で取り出すこと。荷物の集配・運搬などに用いる、無蓋のボディーをとりつけたトラック。ラグビーで、反則の一。スクラムやラックの中にあるボールを拾い上げること。または、タックルされた選手が、立ち上がらないでボールを拾い上げること。

ピック‐オフ【pick-off】🔗🔉

ピック‐オフ【pick-off】 野球で、塁上の走者がリードしているとき、投手や捕手・野手が示し合わせて、アウトをねらうプレー。ピックオフプレー。

ピックルス【pickles】🔗🔉

ピックルス【pickles】 ピクルス

ピッケル【ドイツPickel】🔗🔉

ピッケル【ドイツPickel】 杖の先につるはし状の金具をつけた登山用具。氷雪上での足場を刻むときや滑落防止に使う。アイスアックス。

ピッコロ【piccolo】🔗🔉

ピッコロ【piccolo】 木管楽器の一。フルートを小型にしたもので、音域は一オクターブ高い。鋭く透明な音色で、管弦楽などの最高音部を受け持つ。

ピナトゥボ‐さん【ピナトゥボ山】🔗🔉

ピナトゥボ‐さん【ピナトゥボ山】 《Pinatubo》フィリピン、ルソン島中部、サンバレス山脈の火山。標高一七四〇メートル。一九九一年に大噴火。ピナツボ山。

ピメント【pimento】🔗🔉

ピメント【pimento】 ピーマンのこと。オールスパイスの別名。

ピュビス‐ド‐シャバンヌ【Pierre Puvis de Chavannes】🔗🔉

ピュビス‐ド‐シャバンヌ【Pierre Puvis de Chavannes】一八二四〜一八九八]フランスの画家。フレスコ画の伝統を基盤に油彩による壁画を多く制作、静謐(せいひつ)・高雅な画風で知られる。

ピラフ【pilaf】🔗🔉

ピラフ【pilaf】 米をバターでいため、タマネギ・肉・エビ・香辛料などを加え、スープストックで炊き上げた洋風の飯。元来はトルコ料理。

ピリピノ‐ご【ピリピノ語】🔗🔉

ピリピノ‐ご【ピリピノ語】 《Pilipino》マレー‐ポリネシア語族のインドネシア語派に属する言語。タガログ語を基礎とするフィリピンの公用語。

ピリング【pilling】🔗🔉

ピリング【pilling】 編み地や布地の表面の摩擦により、繊維がからみあって毛玉ができること。また、その毛玉。

ピル【pill】🔗🔉

ピル【pill】 丸薬。「―ケース」経口避妊薬。

ピルグリム‐ファーザーズ【Pilgrim Fathers】🔗🔉

ピルグリム‐ファーザーズ【Pilgrim Fathers】 一六二〇年、信仰の自由を求めて絶対王制下のイギリスからメイフラワー号で北アメリカに移住した、総勢一〇二人のピューリタンたち。現在のマサチューセッツ州プリマスに上陸、ニューイングランド植民地開拓の基礎をつくった。巡礼父祖。

ピロー【pillow】🔗🔉

ピロー【pillow】(まくら)

ピロー‐トーク【pillow talk】🔗🔉

ピロー‐トーク【pillow talk】 夫婦・愛人どうしが寝室で交わす会話。睦言(むつごと)

ピロティ【フランスpilotis】🔗🔉

ピロティ【フランスpilotis】 《杭(くい)・脚・柱の意》建物の一階を柱だけ残し、吹き放しとする建築様式。また、その空間。ル=コルビュジェが近代建築の一要素として提唱。

ピン【pin】🔗🔉

ピン【pin】 つき刺したりはさんだりして、物を留める道具。虫ピン・ネクタイピン・ヘアピン・安全ピンなど。部材を接合するために端にある穴に挿入する細い丸鋼。ボウリングで、瓶の形をした標的。ゴルフで、ホールにさす目印の旗、または旗ざお。登山で、ザイルを使って確保するときに支点とするハーケンなどのこと。

ピン‐カール【pin curl】🔗🔉

ピン‐カール【pin curl】 女性の整髪法の一。巻き込んだ髪の毛をピンで固定してウエーブやカールをつけるもの。

ピンセット【オランダpincet】🔗🔉

ピンセット【オランダpincet】 小さな物をつまむのに用いるV字形の器具。医療や細工物に使用。

ピンチ【pinch】🔗🔉

ピンチ【pinch】 追い詰められた苦しい状態。苦境。窮地。危機。「―に陥る」「―を救う」

ピンチコック【pinchcock】🔗🔉

ピンチコック【pinchcock】 化学実験器具の一。ゴム管を挟んで、管内の気体・液体の流れを遮断する金具。

ピンチ‐ヒッター【pinch hitter】🔗🔉

ピンチ‐ヒッター【pinch hitter】 代打(だいだ)代役。「経営再建の―」

ピンチ‐ランナー【pinch runner】🔗🔉

ピンチ‐ランナー【pinch runner】 代走(だいそう)

ピンボール【pinball】🔗🔉

ピンボール【pinball】 傾斜したガラス張りの盤の中で球を何度もはじき返し、盤上のピンに当てて得点をあげる遊具。

ブーレーズ【Pierre Boulez】🔗🔉

ブーレーズ【Pierre Boulez】一九二五〜 ]フランスの作曲家・指揮者。メシアンに師事。シュトックハウゼンらとともに前衛音楽の担い手となった。

フェルマ【Pierre de Fermat】🔗🔉

フェルマ【Pierre de Fermat】一六〇一〜一六六五]フランスの数学者。数論・解析幾何学・確率論・微分法の先駆をなし、幾何光学にも貢献。また、有名な「フェルマの最終定理」を残した。

ブリューゲル【Pieter Bruegel】🔗🔉

ブリューゲル【Pieter Bruegel】一五二八ころ〜一五六九]フランドルの画家。寓意を交えた独自の写実的画風で農民風俗を描き「農民ブリューゲル」とよばれた。また、風景画・幻想画にも特異な才能を示した。長男ピーテル、次男ヤンも有名な画家で、兄は「地獄のブリューゲル」、弟は「花のブリューゲル」とよばれる。作「農民の踊り」など。大ブリューゲル。

プルードン【Pierre Joseph Proudhon】🔗🔉

プルードン【Pierre Joseph Proudhon】一八〇九〜一八六五]フランスの社会主義者。民主的な経済制度や相互連帯に基づく自由で平等な社会の実現を主張。経済的自由主義・共産主義・国家を否定した。著「財産とは何か」「貧困の哲学」など。

ベール【Pierre Bayle】🔗🔉

ベール【Pierre Bayle】一六四七〜一七〇六]フランスの哲学者。デカルトの懐疑の方法を継承して歴史学・哲学・神学に導入し、「歴史的批判的辞典」を著した。

ベランジェ【Pierre Jean de Branger】🔗🔉

ベランジェ【Pierre Jean de Branger】一七八〇〜一八五七]フランスの詩人。シャンソン作家として民衆の人気を集めた。作「古い旗」「老兵士」など。

ベルトロ【Pierre Eugne Marcelin Berthelot】🔗🔉

ベルトロ【Pierre Eugne Marcelin Berthelot】一八二七〜一九〇七]フランスの化学者。有機化合物の合成を研究し、反応速度と反応熱の関係を論じて、熱化学を開拓。晩年は錬金術文献を研究。

ペンチ🔗🔉

ペンチ 《pinchersから》針金を切ったり曲げたりする手工具。はさみに似た形で、先が厚く、内側にぎざぎざがある。

ボーマルシェ【Pierre Augustin Caron de Beaumarchais】🔗🔉

ボーマルシェ【Pierre Augustin Caron de Beaumarchais】一七三二〜一七九九]フランスの劇作家。才気とユーモアと風刺に富む喜劇「セビリアの理髪師」「フィガロの結婚」で知られる。

ボナール【Pierre Bonnard】🔗🔉

ボナール【Pierre Bonnard】一八六七〜一九四七]フランスの画家。身近な生活情景に材を取り、色彩それ自体の美を追求した。

マスカーニ【Pietro Mascagni】🔗🔉

マスカーニ【Pietro Mascagni】一八六三〜一九四五]イタリアの作曲家。写実主義オペラを確立。作品にオペラ「カバレリアルスチカーナ」など。

マリボー【Pierre Carlet de Chamblain de Marivaux】🔗🔉

マリボー【Pierre Carlet de Chamblain de Marivaux】一六八八〜一七六三]フランスの劇作家・小説家。巧みな心理分析と洗練された文体を特徴とする恋愛喜劇や小説を書いた。戯曲「愛と偶然との戯れ」、小説「マリアンヌの生涯」など。

マンデス‐フランス【Pierre Mends France】🔗🔉

マンデス‐フランス【Pierre Mends France】一九〇七〜一九八二]フランスの政治家。急進社会党員。第二次大戦中はド=ゴールの自由フランス政府に参加。一九五四年首相となり、インドシナ戦争の休戦を実現。

ミニャール【Pierre Mignard】🔗🔉

ミニャール【Pierre Mignard】一六一二〜一六九五]フランスの画家。宮廷首席画家となり、肖像画・歴史画・宗教画を多く残した。

モンドリアン【Pieter Cornelis Mondriaan】🔗🔉

モンドリアン【Pieter Cornelis Mondriaan】一八七二〜一九四四]オランダの画家。新造形主義を提唱し、水平線と垂直線、三原色と無彩色により画面を構成した。

ラクロ【Pierre Choderlos de Laclos】🔗🔉

ラクロ【Pierre Choderlos de Laclos】一七四一〜一八〇三]フランスの小説家・軍人。一八世紀末の貴族社会の退廃を描き、心理小説の先駆とされる書簡体小説「危険な関係」で知られる。

ラプラス【Pierre Simon Laplace】🔗🔉

ラプラス【Pierre Simon Laplace】一七四九〜一八二七]フランスの数学者・天文学者。数理論を天体力学に適用して成功し、太陽系の起源に関して星雲説を唱えた。解析学を確率論に応用する研究も行い、メートル法制定にも尽力。著「天体力学」など。

ルイス【Pierre Lous】🔗🔉

ルイス【Pierre Lous】一八七〇〜一九二五]フランスの詩人・小説家。ベルギー生まれ。高踏派の流れをくむ象徴派詩人で、幻想的・官能的世界をうたった。散文叙情詩「ビリチスの歌」、小説「アフロディット」など。

ロチ【Pierre Loti】🔗🔉

ロチ【Pierre Loti】一八五〇〜一九二三]フランスの小説家。海軍士官として各国を歴訪、そのときの印象をもとに独自の異国趣味文学を創出。日本にも来航した。作「アフリカ騎兵」「氷島の漁夫」「お菊さん」など。

ロンサール【Pierre de Ronsard】🔗🔉

ロンサール【Pierre de Ronsard】一五二四〜一五八五]フランスの詩人。プレイヤードの指導者としてフランス詩の改革に貢献した。叙情詩集「オード四部集」、叙事詩「ラ=フランシアード」など。

大辞泉Piで始まるの検索結果 1-98もっと読み込む