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○意地が焼けるいじがやける🔗⭐🔉
○意地が焼けるいじがやける
(茨城・栃木県で)腹が立つ。
⇒い‐じ【意地】
いしかり【石狩】
①北海道もと11カ国の一つ。1869年(明治2)国郡制設定により成立。現在の石狩・空知・上川支庁の地域。
②北海道西部の支庁。札幌・江別・千歳などの8市町村が含まれる。
③北海道石狩支庁、石狩川河口に位置する市。札幌のベッドタウンと漁村部からなる。人口6万。
⇒いしかり‐がわ【石狩川】
⇒いしかり‐だけ【石狩岳】
⇒いしかり‐たんでん【石狩炭田】
⇒いしかり‐なべ【石狩鍋】
⇒いしかり‐へいや【石狩平野】
いしかり‐がわ【石狩川】‥ガハ
北海道第一の川。石狩岳に発源し、石狩平野を貫流して石狩湾に注ぐ。長さ268キロメートル。流域約1万4000平方キロメートル。
石狩川と大雪山
撮影:新海良夫
石狩川
提供:NHK
⇒いしかり【石狩】
いしかり‐だけ【石狩岳】
北海道中央部、大雪山南東にある石狩山地の主峰。標高1967メートル。原生林に覆われる。大雪山国立公園に属する。
⇒いしかり【石狩】
いしかり‐たんでん【石狩炭田】
北海道中央部、石狩地方にあった大炭田。幌内・砂川・南大夕張・赤平などの炭鉱があったがすべて閉山。粘結炭を多く産した。
⇒いしかり【石狩】
いしかり‐なべ【石狩鍋】
鍋料理の一種。鮭を主材料として、野菜・豆腐・こんにゃくなどとともに、昆布の出し汁・味噌などで味付けして煮こんだもの。北海道石狩地方の郷土料理。〈[季]冬〉
⇒いしかり【石狩】
いしかり‐へいや【石狩平野】
北海道西部、石狩川下流にひろがる平野。北海道第一の農牧地、また、産業・文化の中心地域。
⇒いしかり【石狩】
いじかり‐また【いぢかり股】イヂカリ‥
股をひろげ足をまげて歩くさま。えじかりまた。誹風柳多留3「五百両―に歩かせる」
い‐しか・る【居敷かる】ヰ‥
〔自四〕
どっかりとすわる。あぐらをかく。東海道中膝栗毛6「粽ちまきのうへに―・つてじやわいな」
いし‐がれい【石鰈】‥ガレヒ
カレイ科の海産の硬骨魚。全長約50センチメートル。有眼側は黄褐色で白斑があり、表皮には鱗がない。成魚には数列の硬い石状の骨質板がある。日本各地沿岸の砂泥底に潜む。美味。イシモチガレイ。
イシガレイ
提供:東京動物園協会
いしかわ【石川】‥カハ
①中部地方日本海側の県。加賀・能登2国を管轄。県庁所在地は金沢市。面積4185平方キロメートル。人口117万4千。全10市。
→山中節
提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
②沖縄本島中部東岸の地名。1945年アメリカ軍が避難民収容所を設置、同年琉球政府の前身をここに設けて、一時沖縄の中心地。
いしかわ【石川】‥カハ
姓氏の一つ。
⇒いしかわ‐ごえもん【石川五右衛門】
⇒いしかわ‐さんしろう【石川三四郎】
⇒いしかわ‐じゅん【石川淳】
⇒いしかわ‐じょうざん【石川丈山】
⇒いしかわ‐たいろう【石川大浪】
⇒いしかわ‐たくぼく【石川啄木】
⇒いしかわ‐たけよし【石川武美】
⇒いしかわ‐たつぞう【石川達三】
⇒いしかわ‐ちよまつ【石川千代松】
⇒いしかわ‐とよのぶ【石川豊信】
⇒いしかわ‐の‐いらつめ【石川郎女】
⇒いしかわ‐まさもち【石川雅望】
⇒いしかわ‐りんしろう【石川林四郎】
いしかわ‐ごえもん【石川五右衛門】‥カハ‥ヱ‥
①安土桃山時代の大盗賊。京都三条河原で釜煎かまいりにされた。浄瑠璃「釜淵双級巴かまがふちふたつどもえ」、歌舞伎「楼門五三桐さんもんごさんのきり」などに脚色されたほか、数多くの作品の題材となった。(1558?〜1594)
②浄瑠璃「釜淵双級巴」の通称。また、これを原拠とする新内の曲名。
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐さんしろう【石川三四郎】‥カハ‥ラウ
社会主義者。埼玉県生れ。「万朝報よろずちょうほう」記者より平民社に入り、「平民新聞」発刊に参加。のち「新紀元」を創刊。1913年(大正2)より9年間ヨーロッパを放浪。アナーキストとなる。著「西洋社会運動史」「自叙伝」。(1876〜1956)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐じま【石川島】‥カハ‥
東京都中央区佃の一部。もと隅田川の河口の島。南西に接する月島とともに河口の洲を埋め立てて造成。石川八左衛門の領地で、江戸幕府の人足寄場があった。また、造船所が設けられ、維新後官営、のちに民営。旧称、鎧島。
いしかわ‐じゅん【石川淳】‥カハ‥
小説家。東京浅草生れ。東京外語仏語科卒。東西にわたる学殖の上に、小説の最前衛の実験を重ねた。作「普賢」「鷹」「至福千年」「狂風記」、評論「文学大概」など。(1899〜1987)
石川淳
撮影:田沼武能
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐じょうざん【石川丈山】‥カハヂヤウ‥
江戸初期の漢詩人・書家。六六山人・四明山人・凹凸窩などと号。三河の人。徳川家康に仕え、大坂夏の陣に功をたてた。のち藤原惺窩に学び、晩年は京都に詩仙堂を築いて閑居。著「覆醤集」など。(1583〜1672)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐たいろう【石川大浪】‥カハ‥ラウ
江戸後期の洋画家。名は乗加のりまさ。江戸生れ。弟の孟高もうこうとともに西洋画を学ぶ。作「杉田玄白像」など。(1765〜1817)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐たくぼく【石川啄木】‥カハ‥
歌人。名は一はじめ。岩手県生れ。与謝野寛夫妻に師事。社会思想にめざめ、和歌の革新を志し、口語をまじえた3行書きで生活感情をゆたかに盛る。歌集「一握の砂」「悲しき玩具」のほか詩・小説・評論など。(1886〜1912)
石川啄木
提供:毎日新聞社
→作品:『一握の砂』
→作品:『悲しき玩具』
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐たけよし【石川武美】‥カハ‥
出版人。大分県生れ。婦人雑誌記者を経て、「主婦之友」を創刊。(1887〜1961)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐たつぞう【石川達三】‥カハ‥ザウ
小説家。秋田県生れ。早大中退。時事的問題や社会風潮をとらえた作が多く、「蒼氓そうぼう」で芥川賞受賞。「生きてゐる兵隊」「人間の壁」など。(1905〜1985)
石川達三
撮影:石井幸之助
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐ちよまつ【石川千代松】‥カハ‥
動物学者。東京の人。ドイツに留学して、日本にワイスマン流の進化論を紹介。東大教授。魚類学・細胞学を研究。(1860〜1935)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐とよのぶ【石川豊信】‥カハ‥
江戸中期の浮世絵師。雅望まさもちの父。西村重長の門人。漆絵・紅摺べにずり絵で抒情的な美人画を描き、鈴木春信に影響を与えた。(1711〜1785)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐の‐いらつめ【石川郎女】‥カハ‥
万葉集に見られる次の6人の女流歌人。すべてが別人かどうか不明。
①久米禅師と歌を贈答した女。
②大津皇子と歌を贈答し、皇子が通婚した侍女。大伴宿奈麻呂に歌を贈る。山田郎女。石川女郎。
③日並皇子ひなみしのみこが歌を贈った大名児おおなこの別名。
④大伴田主に自ら求婚した女。石川女郎。
⑤大伴安麻呂の妻で坂上郎女の母の内命婦邑婆おおば。石川朝臣。
⑥藤原宿奈麻呂の妻。離別の歌がある。
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐まさもち【石川雅望】‥カハ‥
江戸後期の国学者・狂歌師。江戸馬喰町の宿屋の主人。狂名は宿屋飯盛やどやのめしもり。和漢の書に精通、狂歌師中の学者。著は狂歌・狂文に関するもののほか、「雅言集覧」「源註余滴」「しみのすみか物語」など。(1753〜1830)
⇒いしかわ【石川】
いし‐がわら【石瓦】‥ガハラ
粘板岩でつくった屋根瓦。
いしかわ‐りんしろう【石川林四郎】‥カハ‥ラウ
英語学者。栃木県生れ。東大卒。東京文理大教授。(1879〜1939)
⇒いしかわ【石川】
いし‐がん‐とう【石敢当】‥タウ
沖縄や九州南部で、道路のつきあたりや門・橋などに、「石敢当」の3字を刻して建ててある石碑。中国伝来の民俗で、悪魔除けの一種。せきかんとう。
石敢当
い‐しき【居敷】ヰ‥
①座。座席。神功紀「草を敷きて―とせば」
②尻しり。浮世風呂3「紐も茶鹿子の縮緬を幅広に仕立てて大きな―へ巻きつけます」
⇒いしき‐あて【居敷当・尻当】
いし‐き【石城・石槨】
棺を納めるため、上下四方を石で積み重ねた窟いわや。いわき。古事記中「―作りを定め」
い‐しき【位色】ヰ‥
(→)当色とうじきに同じ。
い‐しき【意識】
①〔仏〕(梵語mano-vijñāna)認識し、思考する心の働き。感覚的知覚に対して、純粋に内面的な精神活動。第六識。→識。
②(consciousness)今していることが自分で分かっている状態。知識・感情・意志などあらゆる働きを含み、それらの根底にあるもの。デカルト・カント・フッサールなどの超越論的哲学においては、「考えるわれ」「超越論的統覚」「超越論的主観性」などと呼ばれる意識の働きが、われわれの認識のみならず、世界の構成原理の根底をもなす、と考える。これに対し、唯物論哲学では、意識の生理的基礎は脳髄の活動で、個人の意識は環境の主観的反映として時間的・空間的に限定されている、と考える。「―を失う」「美的―」
③特に、社会意識または自己意識(自覚)。「―の高い労働者」
④対象をそれとして気にかけること。感知すること。「周囲の目を―する」
→無意識→下意識→前意識。
⇒いしき‐いっぱん【意識一般】
⇒いしき‐しょうがい【意識障害】
⇒いしき‐てき【意識的】
⇒いしき‐の‐ながれ【意識の流れ】
⇒いしき‐ふめい【意識不明】
⇒意識に上る
い‐しき【違式】ヰ‥
①掟おきてにそむくこと。特に、中古の法制で、式の規定にそむくこと。
②法定の形式に従わないこと。
い‐しき【遺式】ヰ‥
昔から伝わった方式。昔から残っている慣例・風習。
いしき‐あて【居敷当・尻当】ヰ‥
衣服の裏の尻の当たる所につける布。しりあて。
⇒い‐しき【居敷】
いしき‐いっぱん【意識一般】
〔哲〕(Bewusstsein überhaupt ドイツ)カントの超越論的観念論において、客観的認識成立の基礎として想定される認識論的主観。→超越論的観念論。
⇒い‐しき【意識】
い‐しき‐お・る【い敷き折る】‥ヲル
〔他四〕
(イは接頭語)食物を盛るために木の葉を広げて折る。万葉集19「―・り酒き飲みきといふそ此のほほがしは」
いし‐きかん【意思機関】‥クワン
法人においてその意思を決定する機関。議決機関の別称。↔執行機関
いしき‐しょうがい【意識障害】‥シヤウ‥
意識2の損なわれた状態。昏睡・昏迷・昏蒙・傾眠など覚醒の障害、譫妄せんもう・朦朧もうろう状態など意識内容の変化の諸段階を含む。
⇒い‐しき【意識】
いじ‐きたな・い【意地穢い・意地汚い】‥ヂ‥
〔形〕
飲食物や金品に対する欲が強い。「―・い食べ方」「金に―・い」
いしき‐てき【意識的】
自分でそれと知りながらわざとするさま。故意。
⇒い‐しき【意識】
石狩川
提供:NHK
⇒いしかり【石狩】
いしかり‐だけ【石狩岳】
北海道中央部、大雪山南東にある石狩山地の主峰。標高1967メートル。原生林に覆われる。大雪山国立公園に属する。
⇒いしかり【石狩】
いしかり‐たんでん【石狩炭田】
北海道中央部、石狩地方にあった大炭田。幌内・砂川・南大夕張・赤平などの炭鉱があったがすべて閉山。粘結炭を多く産した。
⇒いしかり【石狩】
いしかり‐なべ【石狩鍋】
鍋料理の一種。鮭を主材料として、野菜・豆腐・こんにゃくなどとともに、昆布の出し汁・味噌などで味付けして煮こんだもの。北海道石狩地方の郷土料理。〈[季]冬〉
⇒いしかり【石狩】
いしかり‐へいや【石狩平野】
北海道西部、石狩川下流にひろがる平野。北海道第一の農牧地、また、産業・文化の中心地域。
⇒いしかり【石狩】
いじかり‐また【いぢかり股】イヂカリ‥
股をひろげ足をまげて歩くさま。えじかりまた。誹風柳多留3「五百両―に歩かせる」
い‐しか・る【居敷かる】ヰ‥
〔自四〕
どっかりとすわる。あぐらをかく。東海道中膝栗毛6「粽ちまきのうへに―・つてじやわいな」
いし‐がれい【石鰈】‥ガレヒ
カレイ科の海産の硬骨魚。全長約50センチメートル。有眼側は黄褐色で白斑があり、表皮には鱗がない。成魚には数列の硬い石状の骨質板がある。日本各地沿岸の砂泥底に潜む。美味。イシモチガレイ。
イシガレイ
提供:東京動物園協会
いしかわ【石川】‥カハ
①中部地方日本海側の県。加賀・能登2国を管轄。県庁所在地は金沢市。面積4185平方キロメートル。人口117万4千。全10市。
→山中節
提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
②沖縄本島中部東岸の地名。1945年アメリカ軍が避難民収容所を設置、同年琉球政府の前身をここに設けて、一時沖縄の中心地。
いしかわ【石川】‥カハ
姓氏の一つ。
⇒いしかわ‐ごえもん【石川五右衛門】
⇒いしかわ‐さんしろう【石川三四郎】
⇒いしかわ‐じゅん【石川淳】
⇒いしかわ‐じょうざん【石川丈山】
⇒いしかわ‐たいろう【石川大浪】
⇒いしかわ‐たくぼく【石川啄木】
⇒いしかわ‐たけよし【石川武美】
⇒いしかわ‐たつぞう【石川達三】
⇒いしかわ‐ちよまつ【石川千代松】
⇒いしかわ‐とよのぶ【石川豊信】
⇒いしかわ‐の‐いらつめ【石川郎女】
⇒いしかわ‐まさもち【石川雅望】
⇒いしかわ‐りんしろう【石川林四郎】
いしかわ‐ごえもん【石川五右衛門】‥カハ‥ヱ‥
①安土桃山時代の大盗賊。京都三条河原で釜煎かまいりにされた。浄瑠璃「釜淵双級巴かまがふちふたつどもえ」、歌舞伎「楼門五三桐さんもんごさんのきり」などに脚色されたほか、数多くの作品の題材となった。(1558?〜1594)
②浄瑠璃「釜淵双級巴」の通称。また、これを原拠とする新内の曲名。
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐さんしろう【石川三四郎】‥カハ‥ラウ
社会主義者。埼玉県生れ。「万朝報よろずちょうほう」記者より平民社に入り、「平民新聞」発刊に参加。のち「新紀元」を創刊。1913年(大正2)より9年間ヨーロッパを放浪。アナーキストとなる。著「西洋社会運動史」「自叙伝」。(1876〜1956)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐じま【石川島】‥カハ‥
東京都中央区佃の一部。もと隅田川の河口の島。南西に接する月島とともに河口の洲を埋め立てて造成。石川八左衛門の領地で、江戸幕府の人足寄場があった。また、造船所が設けられ、維新後官営、のちに民営。旧称、鎧島。
いしかわ‐じゅん【石川淳】‥カハ‥
小説家。東京浅草生れ。東京外語仏語科卒。東西にわたる学殖の上に、小説の最前衛の実験を重ねた。作「普賢」「鷹」「至福千年」「狂風記」、評論「文学大概」など。(1899〜1987)
石川淳
撮影:田沼武能
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐じょうざん【石川丈山】‥カハヂヤウ‥
江戸初期の漢詩人・書家。六六山人・四明山人・凹凸窩などと号。三河の人。徳川家康に仕え、大坂夏の陣に功をたてた。のち藤原惺窩に学び、晩年は京都に詩仙堂を築いて閑居。著「覆醤集」など。(1583〜1672)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐たいろう【石川大浪】‥カハ‥ラウ
江戸後期の洋画家。名は乗加のりまさ。江戸生れ。弟の孟高もうこうとともに西洋画を学ぶ。作「杉田玄白像」など。(1765〜1817)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐たくぼく【石川啄木】‥カハ‥
歌人。名は一はじめ。岩手県生れ。与謝野寛夫妻に師事。社会思想にめざめ、和歌の革新を志し、口語をまじえた3行書きで生活感情をゆたかに盛る。歌集「一握の砂」「悲しき玩具」のほか詩・小説・評論など。(1886〜1912)
石川啄木
提供:毎日新聞社
→作品:『一握の砂』
→作品:『悲しき玩具』
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐たけよし【石川武美】‥カハ‥
出版人。大分県生れ。婦人雑誌記者を経て、「主婦之友」を創刊。(1887〜1961)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐たつぞう【石川達三】‥カハ‥ザウ
小説家。秋田県生れ。早大中退。時事的問題や社会風潮をとらえた作が多く、「蒼氓そうぼう」で芥川賞受賞。「生きてゐる兵隊」「人間の壁」など。(1905〜1985)
石川達三
撮影:石井幸之助
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐ちよまつ【石川千代松】‥カハ‥
動物学者。東京の人。ドイツに留学して、日本にワイスマン流の進化論を紹介。東大教授。魚類学・細胞学を研究。(1860〜1935)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐とよのぶ【石川豊信】‥カハ‥
江戸中期の浮世絵師。雅望まさもちの父。西村重長の門人。漆絵・紅摺べにずり絵で抒情的な美人画を描き、鈴木春信に影響を与えた。(1711〜1785)
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐の‐いらつめ【石川郎女】‥カハ‥
万葉集に見られる次の6人の女流歌人。すべてが別人かどうか不明。
①久米禅師と歌を贈答した女。
②大津皇子と歌を贈答し、皇子が通婚した侍女。大伴宿奈麻呂に歌を贈る。山田郎女。石川女郎。
③日並皇子ひなみしのみこが歌を贈った大名児おおなこの別名。
④大伴田主に自ら求婚した女。石川女郎。
⑤大伴安麻呂の妻で坂上郎女の母の内命婦邑婆おおば。石川朝臣。
⑥藤原宿奈麻呂の妻。離別の歌がある。
⇒いしかわ【石川】
いしかわ‐まさもち【石川雅望】‥カハ‥
江戸後期の国学者・狂歌師。江戸馬喰町の宿屋の主人。狂名は宿屋飯盛やどやのめしもり。和漢の書に精通、狂歌師中の学者。著は狂歌・狂文に関するもののほか、「雅言集覧」「源註余滴」「しみのすみか物語」など。(1753〜1830)
⇒いしかわ【石川】
いし‐がわら【石瓦】‥ガハラ
粘板岩でつくった屋根瓦。
いしかわ‐りんしろう【石川林四郎】‥カハ‥ラウ
英語学者。栃木県生れ。東大卒。東京文理大教授。(1879〜1939)
⇒いしかわ【石川】
いし‐がん‐とう【石敢当】‥タウ
沖縄や九州南部で、道路のつきあたりや門・橋などに、「石敢当」の3字を刻して建ててある石碑。中国伝来の民俗で、悪魔除けの一種。せきかんとう。
石敢当
い‐しき【居敷】ヰ‥
①座。座席。神功紀「草を敷きて―とせば」
②尻しり。浮世風呂3「紐も茶鹿子の縮緬を幅広に仕立てて大きな―へ巻きつけます」
⇒いしき‐あて【居敷当・尻当】
いし‐き【石城・石槨】
棺を納めるため、上下四方を石で積み重ねた窟いわや。いわき。古事記中「―作りを定め」
い‐しき【位色】ヰ‥
(→)当色とうじきに同じ。
い‐しき【意識】
①〔仏〕(梵語mano-vijñāna)認識し、思考する心の働き。感覚的知覚に対して、純粋に内面的な精神活動。第六識。→識。
②(consciousness)今していることが自分で分かっている状態。知識・感情・意志などあらゆる働きを含み、それらの根底にあるもの。デカルト・カント・フッサールなどの超越論的哲学においては、「考えるわれ」「超越論的統覚」「超越論的主観性」などと呼ばれる意識の働きが、われわれの認識のみならず、世界の構成原理の根底をもなす、と考える。これに対し、唯物論哲学では、意識の生理的基礎は脳髄の活動で、個人の意識は環境の主観的反映として時間的・空間的に限定されている、と考える。「―を失う」「美的―」
③特に、社会意識または自己意識(自覚)。「―の高い労働者」
④対象をそれとして気にかけること。感知すること。「周囲の目を―する」
→無意識→下意識→前意識。
⇒いしき‐いっぱん【意識一般】
⇒いしき‐しょうがい【意識障害】
⇒いしき‐てき【意識的】
⇒いしき‐の‐ながれ【意識の流れ】
⇒いしき‐ふめい【意識不明】
⇒意識に上る
い‐しき【違式】ヰ‥
①掟おきてにそむくこと。特に、中古の法制で、式の規定にそむくこと。
②法定の形式に従わないこと。
い‐しき【遺式】ヰ‥
昔から伝わった方式。昔から残っている慣例・風習。
いしき‐あて【居敷当・尻当】ヰ‥
衣服の裏の尻の当たる所につける布。しりあて。
⇒い‐しき【居敷】
いしき‐いっぱん【意識一般】
〔哲〕(Bewusstsein überhaupt ドイツ)カントの超越論的観念論において、客観的認識成立の基礎として想定される認識論的主観。→超越論的観念論。
⇒い‐しき【意識】
い‐しき‐お・る【い敷き折る】‥ヲル
〔他四〕
(イは接頭語)食物を盛るために木の葉を広げて折る。万葉集19「―・り酒き飲みきといふそ此のほほがしは」
いし‐きかん【意思機関】‥クワン
法人においてその意思を決定する機関。議決機関の別称。↔執行機関
いしき‐しょうがい【意識障害】‥シヤウ‥
意識2の損なわれた状態。昏睡・昏迷・昏蒙・傾眠など覚醒の障害、譫妄せんもう・朦朧もうろう状態など意識内容の変化の諸段階を含む。
⇒い‐しき【意識】
いじ‐きたな・い【意地穢い・意地汚い】‥ヂ‥
〔形〕
飲食物や金品に対する欲が強い。「―・い食べ方」「金に―・い」
いしき‐てき【意識的】
自分でそれと知りながらわざとするさま。故意。
⇒い‐しき【意識】
広辞苑 ページ 1014 での【○意地が焼ける】単語。