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○徒になるいたずらになる🔗⭐🔉
○徒になるいたずらになる
①無駄になる。徒然草「上人の感涙徒になりにけり」
②死ぬ。伊勢物語「そこに徒になりにけり」
⇒いたずら【徒】
いたずら‐ね【徒寝】イタヅラ‥
(→)「いたずらいね」に同じ。
⇒いたずら【徒】
いたずら‐ばな【徒花】イタヅラ‥
実のならない花。あだばな。むだばな。
⇒いたずら【徒】
いたずら‐はんぶん【悪戯半分】イタヅラ‥
軽いたわむれ心で物事を行うこと。
⇒いたずら【徒】
いたずら‐びと【徒人】イタヅラ‥
①役を離れた人。用のない人。
②おちぶれた人。
③廃人。
④死んだ人。
⇒いたずら【徒】
いたずら‐ぶし【徒臥し】イタヅラ‥
(→)徒寝いたずらいねに同じ。
⇒いたずら【徒】
いたずら‐ぼうこう【徒奉公】イタヅラ‥
堅気かたぎでない勤め。
⇒いたずら【徒】
いたずら‐ぼうず【悪戯坊主】イタヅラバウ‥
(→)「いたずらこぞう」に同じ。
⇒いたずら【徒】
いたずら‐もの【徒者・悪戯者】イタヅラ‥
①役に立たない者。無用の者。
②不義をする女。
③ならずもの。無頼漢。
④ネズミの異名。
⇒いたずら【徒】
いた‐ずり【板摺】
①(→)板掛いたがけに同じ。
②胡瓜きゅうり・蕗ふきなどに塩を振り、俎板まないたの上で押しながら転がすこと。色が鮮やかになる。
いたせんぱら
コイ科の淡水産の硬骨魚で、タナゴ類の一種。体高が高く、産卵期の雄は紫紅色を帯びる。淀川、濃尾平野、富山の一部に分布。全長約10センチメートル。天然記念物。
いた‐ぞうり【板草履】‥ザウ‥
裏に、麻の代りに板片を取り付けた草履。板裏草履。板付草履。板金剛。
いただき【頂・戴き】
①ものの一番高いところ。あたま、山頂など。源氏物語玉鬘「私の君と思ひ申して―になむ捧げ奉るべき」。竹取物語「駿河の国にあなる山の―に」
②頭上にかごなどを載せて物売りに来る女。海岸地方に多いが、京都の大原女おはらめもこの類。
③はからずも自分のものになること。「それはこちらに―だ」
④「いただきもち」「いただきもちい」の略。
⇒いただき‐だち【戴き立ち】
⇒いただき‐ぶくろ【戴袋】
⇒いただき‐もち【戴餅】
⇒いただき‐もちい【戴餅】
⇒いただき‐もの【戴き物】
いただき‐だち【戴き立ち】
御馳走になってすぐその席を立って帰ること。
⇒いただき【頂・戴き】
いただき‐ぶくろ【戴袋】
平安時代、外出のとき物を入れて頭に戴いて持ち歩いた袋。
⇒いただき【頂・戴き】
いただき‐ます【戴きます】
出された料理を食べ始めるときの挨拶の言葉。
いただき‐もち【戴餅】
糝粉しんこを円く平たくしてくぼめ、小豆餡あずきあんをのせたもの。4月8日の灌仏会かんぶつえに用いた。いただき。
⇒いただき【頂・戴き】
いただき‐もちい【戴餅】‥モチヒ
平安時代、公家の間で、主として正月1日から3日間、幼児の前途を祝福し、寿詞を唱えて幼児の頭上に餅を戴かせる儀式。原則として男児7歳、女児5歳まで行われた。いただき。紫式部日記「正月一日、坎日かんにちなりければ、若宮の御―のこと停まりぬ」
⇒いただき【頂・戴き】
いただき‐もの【戴き物】
貰いもの。頂戴物。
⇒いただき【頂・戴き】
いただ・く【頂く・戴く】
〔他五〕
(イタ(致)ス、イタ(至)ルと同源)
①頭にのせる。また、頭上高くに位置させる。万葉集20「あもとじも玉にもがもや―・きてみづらのなかにあへまかまくも」。日葡辞書「シラガ、ユキ、また、シモヲイタダク」。「星を―・いて帰る」
②高くささげる。神宮雑例集「舂炊つきかしぎ―・き持たしむ」。日葡辞書「サカヅキヲイタダク」
③崇めて大切に扱う。敬い仕える。奉戴する。万葉集5「おほみこと―・き持ちて」。「上に名君を―・く」
④謙譲の意を表す語。
㋐「もらう」の謙譲語。賜る。頂戴する。狂言、土産の鏡「倭姫の尊、天照大神より御神鏡ごしんけいを―・き、日本を廻国あつて」。「先生に―・いた本」
㋑(動詞の連用形に「て」の付いた形などに連なって)「…してもらう」の謙譲語。「教えて―・く」「御覧―・きたい」
㋒「食う」「飲む」の謙譲語。狂言、猿座頭「さらば差さう。飲ましめ。―・きませう」。「おいしく―・きました」
㋓「買い受ける」の謙譲語。「古本高価に―・きます」
⑤(興行関係者の隠語)興行が不入りである。転じて、一般にしくじる。恥をこうむる。花暦八笑人「道理で、茶番のたんびに―・く筈だあ」
⇒頂く物は夏も小袖
広辞苑 ページ 1114 での【○徒になる】単語。