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○其かあらぬかそれかあらぬか🔗🔉

○其かあらぬかそれかあらぬか それであるか、それでないか、たしかではないが。古今和歌集「去年の夏鳴きふるしてしほととぎす―声の変らぬ」 ⇒それ【其・夫】 それ‐がし】 〔代〕 ①(名の知れない人・物事を指し、または名をあげずに指す場合に用いる)なにがし。蜻蛉日記「―などいふ人」 ②わたくし。宇治拾遺物語4「―多くの丈六を作り奉れり」 ⇒それがし‐かれがし【某彼某】 それがし‐かれがし某彼某】 だれかれ。宇治拾遺物語14「庁にはまた何者か候と言へば、―と言ふ」 ⇒それ‐がし【某】 それから 小説。夏目漱石作。1909年(明治42)朝日新聞連載。父の財産に寄食し趣味のみに生きる長井代助が、友人の妻への愛を通じてそれまでの生活と決別するまでを描く。「三四郎」「門」と共に三部作をなす。 →文献資料[それから] それ‐から 〔接続〕 ①その次に。その後に。「お茶を飲み、―仕事にかかった」 ②そして。また。「茶碗、お椀、―皿も持ってきてください」 ⇒それから‐して ⇒それから‐それへ それから‐して 〔接続〕 ①それから。 ②それを初めとして。「その口のきき方は何だ。―気に入らぬ」 ⇒それ‐から それから‐それへ 次々に物事が起きるさま。「―と事件が起こる」 ⇒それ‐から

広辞苑 ページ 11685 での○其かあらぬか単語。