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○大隠は市に隠るたいいんはいちにかくる🔗⭐🔉
○大隠は市に隠るたいいんはいちにかくる
[文選、王康琚、反招隠詩「小隠は陵藪りょうそうに隠れ、大隠は朝市に隠る」]非凡な隠者は、俗事に心を乱されないから山林に隠れる必要がなく、町の中に住んで超然としている。大隠朝市。
⇒たい‐いん【大隠】
たいいん‐りょう【退隠料】‥レウ
旧制で、市町村の公吏の在職中の勤務に対し、その退職または死亡後に本人またはその遺族に支給された年金。
⇒たい‐いん【退隠】
たいいん‐れき【太陰暦】
太陰月を基として作った暦。すなわち1太陰月に基づいて、1カ月を29日あるいは30日とし、1カ年を12カ月としたもの。今日でもイスラム暦で使われる。広義には太陰太陽暦を含めていう。陰暦。↔太陽暦。→太陰太陽暦
⇒たい‐いん【太陰】
たい‐う【大雨】
おおあめ。ひどく降る雨。豪雨。
たい‐う【大禹】
中国古代の聖王禹うの敬称。
だい‐ういきょう【大茴香】‥キヤウ
シキミ科の常緑低木。中国南部および安南地方の原産。葉は革質で透明な小点がある。葉の付け根にシキミに似た黄白色の花をつけ、赤褐色の蒴果さくかを結ぶ。これを乾したものを八角はっかくといい、香辛料・健胃薬に用いる。トウシキミ。
⇒だいういきょう‐ゆ【大茴香油】
だいういきょう‐ゆ【大茴香油】‥キヤウ‥
大茴香の果実を水蒸気蒸留して得る精油。無色ないし帯黄色で、主成分はアネトール。リキュール・石鹸・歯磨などの香料に用いる。
⇒だい‐ういきょう【大茴香】
ダイウス【提宇子・大臼】
(キリシタン用語。デウスの転訛)キリシタン宗門をいう。破提宇子「―の本尊ゼズ‐キリシト」
だい‐うちゅう【大宇宙】‥チウ
〔哲〕(Makrokosmos ドイツ)人間と宇宙との間に類似した関係を認め、人間を小規模な宇宙と考える場合、大自然としての宇宙を人間に対して大宇宙という。↔小宇宙
だいう‐てい【大盂鼎】
中国、西周初期の青銅器の鼎かなえ。「盂」は下賜された周の臣の名。高さ約1メートル、重さ約150キログラム。291字の銘文は西周初期の代表的な金文で、史料としても重要。
たい‐うん【泰運】
泰平の気運。
たい‐うん【頽運】
衰頽の気運。おとろえる気運。
だいうん‐いん【大雲院】‥ヰン
京都市東山区にある浄土宗の寺。1587年(天正15)貞安ていあんが織田信忠らの菩提を弔うため、二条殿の地に開創。近世には島津家の保護を受ける。1973年現在地に移転。
だい‐うんが【大運河】
(Dayunhe)中国北京から黄河・淮河わいが・長江を横切り、浙江省杭州に達する運河。隋の煬帝ようだいの時に開削。万里の長城と並称される大土木事業。南北の経済・文化の交流に大きな役割を果たした。京杭運河。全長1794キロメートル。→漕運
だいうん‐じ【大雲寺】
690年、唐の則天武后が諸州に頒布した大雲経に基づき全国に建立した寺。日本の国分寺はこれを模したという。
だい‐え【大会】‥ヱ
大規模な法会。多くの人々の集まる法会。
だい‐え【大衣】
〔仏〕(→)僧伽梨そうかりに同じ。
たい‐えい【大営】
大事業。おおしごと。太平記39「事―なれば少し延引しけるを励まさんとて」
たい‐えい【退営】
軍人が勤務を終えて兵営から帰ること。
たい‐えい【退嬰】
あとへひくこと。しりごみすること。新しい事を、進んでする意気ごみのないこと。↔進取。
⇒たいえい‐てき【退嬰的】
だいえい【大永】
[杜氏通典]戦国時代、後柏原・後奈良天皇朝の年号。永正18年8月23日(1521年9月23日)改元、大永8年8月20日(1528年9月3日)享禄に改元。
だいえい【大映】
映画会社。1942年に新興キネマ・大都映画・日活が戦時統合により合併・成立。初代社長は菊池寛。71年倒産。74年再生、2002年より角川大映映画と改称。
だい‐えい【代詠】
他の人に代わって詩歌をよむこと。また、その詩歌。
だい‐えい【題詠】
前もって題を設けて詩歌を詠むこと。また、そのようにして作った詩歌。
だい‐えいだん【大英断】
長く懸案とされた事項に決着をつける、すぐれた決断。島崎藤村、夜明け前「外国の美政をも圧するの―をもつて、帝自ら玉簾の内より進みいでられ」
だいえい‐ていこく【大英帝国】
(British Empire)イギリス本国とその自治領・植民地を含めていった称。→イギリス連邦
たいえい‐てき【退嬰的】
新しい物事を積極的に受け入れようとする気概のないさま。
⇒たい‐えい【退嬰】
だいえい‐はくぶつかん【大英博物館】‥クワン
(British Museum)世界で有数の博物館。ロンドンにある。ハンス=スローン卿(Sir Hans Sloane1660〜1753)の蔵書と蒐集品を1753年政府で買い上げ、59年開館、1847年に現在の建物に移転。エジプト・西アジア・ギリシア・ローマ・東洋各地の美術品・民俗資料を陳列。1973年に分離した英国図書館(British Library)には貴重な稿本や古版本を収蔵。→ロンドン(図)
たい‐えき【体液】
動物体内の脈管または組織・細胞の間を満たすすべての液体の総称。血液・リンパ・脳脊髄液など。
⇒たいえきせい‐めんえき【体液性免疫】
たい‐えき【退役】
①軍人が兵役を退くこと。陸海軍の将校・准士官が、後備役の期間が終わったとき、また不治の傷病などの場合、退役とした。
②機器が長期間使用された後、活動の現場から離れること。その働きを褒め惜しむ思いで言う語。
たいえきせい‐めんえき【体液性免疫】
液性抗体すなわち免疫グロブリンによって行われる免疫反応。これに対しマクロファージとリンパ球が直接関与する免疫反応を細胞性免疫という。
⇒たい‐えき【体液】
たいえき‐ち【太液池】
漢代、中国の禁苑内にあった池。
たいえき‐の‐ふよう【太液の芙蓉】
[白居易、長恨歌]太液池の蓮の花。美人の顔にたとえる。源氏物語桐壺「―、未央びようの柳もげに通ひたりしかたちを」
だいえそうこう【大慧宗杲】‥ヱ‥カウ
(宗杲はシュウコウとも)宋代の臨済宗楊岐派の僧。「碧巌録」の著者、圜悟克勤えんごこくごんの法を継ぎ、公案禅を広めた。宏智正覚わんししょうがくの黙照禅を攻撃し、道元は逆に宗杲を批判した。(1089〜1163)
たい‐えつ【大悦】
大きなよろこび。大喜。狂言、鶏聟「私も御用に立ちまして―に存じまする」
だいえつ【大越】‥ヱツ
中国から独立後のベトナムで使用された国号。リ(李)朝(1009〜1225)・チャン(陳)朝(1225〜1400)・レ(黎)朝(1428〜1527・1532〜1789)が用いた。ダイベト。
ダイエット【diet】
(規定食の意)美容・健康保持のために食事の量・種類を制限すること。
たい‐えん【炲烟】
すすとけむり。煤煙。源平盛衰記16「すみやかに―となるこそ悲しけれ」
だい‐えん【大円】‥ヱン
①大きな円形。
②〔数〕球とその中心を通る平面との交わりの円。地球の大円を大圏たいけんともいう。
⇒だいえんきょう‐ち【大円鏡智】
⇒だいえん‐ざん【大円山】
だいえん【大宛】‥ヱン
中国、漢・魏の時代の西域の一国。中央アジアのシル川中流域フェルガナ盆地に位置し、住民はイラン系。中国では西域の代表国とみなした。その特産に汗血馬かんけつばがあった。
だい‐えん【内苑・内園】‥ヱン
宮城内の庭。禁苑。ないえん。
だい‐えん【代演】
出演者に支障があったとき、代りをつとめること。また、その役者。
だいえんきょう‐ち【大円鏡智】‥ヱンキヤウ‥
〔仏〕如来の四智の一つ。大円の鏡が色像を映すように、あまねく万法を照らして知らないことのない智慧。密教では五智の一つ。
⇒だい‐えん【大円】
だいえん‐こ【大塩湖】
(→)グレート‐ソルト湖のこと。
だいえん‐ざん【大円山】‥ヱン‥
兜かぶとの鉢の形式。甲冑師かっちゅうし明珍みょうちん家の命名。形円く、前後左右の両径のほぼ等しいもの。
⇒だい‐えん【大円】
たいえん‐れき【大衍暦】
唐の僧一行いちぎょうが、周易大衍の数理によって作り、玄宗が728年に採択施行した暦。日本では764年(天平宝字8)から857年(天安1)まで行われた。→暦法(表)
たい‐おう【対応】
①互いに向きあうこと。相対する関係にあること。「一対一に―する」「―点」
②両者の関係がつりあうこと。「国力に―しない軍備」
③相手や状況に応じて事をすること。「情勢の変化に―する」「―策」
⇒たいおう‐げんり【対応原理】
⇒たいおう‐せつ【対応説】
たい‐おう【滞欧】
ヨーロッパに滞在すること。
だい‐おう【大王】‥ワウ
①王の敬称。
②古代日本で、天皇号成立以前の君主の称号。
③親王の称。
⇒だいおう‐いか【大王烏賊】
⇒だいおう‐しょう【大王松】
⇒だいおう‐やし【大王椰子】
だい‐おう【大黄】‥ワウ
①タデ科の多年草。中国、華北の原産。高さ約2メートル。葉は大きく、基部は心臓形。初夏、黄緑色の小花を多数つける。黄色い根茎の外皮を除き乾燥したものが生薬の「大黄」で、健胃剤・下剤とする。類縁種に唐大黄・朝鮮大黄がある。本草和名「大黄、和名於保之」
だいおう
ダイオウ
撮影:関戸 勇
②ダイオウの根を干してくだき、煎じ汁を染液とした染料。黄色系。
だい‐おう【乃翁】‥ヲウ
〔代〕
(「乃」はなんじの意)老人が自分を指していう語。自分の子や目下の者に向かっていう。わし。おれ。ないおう。
だいおう‐いか【大王烏賊】‥ワウ‥
ダイオウイカ科の巨大なイカ。外套長1.8メートル、触腕をのばすと6.5メートルになる日本最大のイカ。台風などで打ち上げられたり、マッコウクジラの胃中から発見されたりする。ヨーロッパに漂着するタイセイヨウダイオウイカは全長16メートル。北太平洋や北大西洋に分布。
⇒だい‐おう【大王】
たいおう‐げんり【対応原理】
〔理〕(correspondence principle)N.ボーアが前期量子論をつくるとき用いた原理。量子論的な量は古典物理学の量と基本的に異なるにもかかわらず、その間に対応がつけられ、量子数が大きいときは、それぞれの間における方程式は同じになるという趣旨。のちにハイゼンベルクが行列力学を導くときの指導原理となった。
⇒たい‐おう【対応】
だいおう‐ざき【大王崎】‥ワウ‥
三重県中央部、志摩半島南東端の岬。外洋に突出し、約50メートルの海食崖上に大王崎灯台がある。
大王崎
撮影:的場 啓
だいおう‐しょう【大王松】‥ワウ‥
マツ科の針葉樹。北米東部原産。高さ約30メートル。葉は3本が束生、30センチメートルに達して垂れ下がり、マツ属のうち最長。松かさは長さ20センチメートル。庭園樹とする。ダイオウマツ。
⇒だい‐おう【大王】
だい‐おうじょう【大往生】‥ワウジヤウ
安らかに死ぬこと。少しの苦しみもない往生。また、立派な往生。「―を遂げる」
たいおう‐せつ【対応説】
〔哲〕(correspondence theory)真理の理論の一つ。ある命題は、それが正しく実在と対応・合致しているときに真であるとする説。主に実在論の立場において説かれる。↔整合説
⇒たい‐おう【対応】
だいおう‐やし【大王椰子】‥ワウ‥
ヤシ科ダイオウヤシ属約10種の総称。常緑高木で、熱帯アメリカ原産。キューバ‐ダイオウヤシは、幹が25メートルに達し、緑色で光沢があり、上半分が膨れる。幹頂に羽状葉を群生。熱帯で街路樹・公園樹として栽培。
⇒だい‐おう【大王】
ダイオード【diode】
元来は陽極と陰極とをもつ二極管を意味したが、現在は主として二端子半導体素子の総称。整流・検波・増幅・断続などに広く使用。発光ダイオード・トンネル‐ダイオードの類。
ダイオキシン【dioxin】
ポリクロロ‐ジベンゾ‐ダイオキシン(2個のベンゼン環が2個の酸素原子で結びつけられたものの塩素化物)の略称。多くの種類があるが、そのうち特に2、3、7、8‐テトラクロロ‐ジベンゾ‐パラ‐ダイオキシン(TCDDと略記)を指すのが普通。これは猛毒で、発癌性や催奇形性が強い。トリクロロ‐フェノキシ酢酸(2、4、5‐T)という除草剤の製造の際の副産物として、また焼却施設から検出される。ジオキシン。→枯葉剤
たい‐おく【大屋】‥ヲク
おおきな家屋。
たい‐おく【頽屋】‥ヲク
くずれた家屋。
だい‐おしょう【大和尚】‥ヲシヤウ
①法印大和尚位の略。だいかしょう。
②高徳の和尚。大徳。
たい‐おとし【体落し】
柔道の手技の一つ。右(左)足を相手の右(左)足の外側に踏み出して支え、両腕で倒す。
たい‐おん【体温】‥ヲン
動物体の温度。体内での物質代謝の結果発生する熱と体表面や排出物で放出される熱とのバランスによって決まる。変温動物では外温にほぼ同じだが、体表からの水分蒸発や日光浴・運動などで多少上下する。定温動物では体温調節機能が発達し、ほぼ一定に保たれる。
⇒たいおん‐けい【体温計】
⇒たいおん‐ちょうせつ【体温調節】
だい‐おん【大音】
大きな音。大きな声。大音声だいおんじょう。
だい‐おん【大恩】
大きな恩。深いめぐみ。洪恩。厚恩。
⇒だいおん‐きょうしゅ【大恩教主】
⇒大恩は報ぜず
たいおんき【戴恩記】
歌学書。松永貞徳口述。2巻2冊。1644年(正保1)頃成る。82年(天和2)刊。師恩を綴った自伝的回想。九条稙通たねみち・細川幽斎・中院なかのいん通勝・紹巴じょうはなどについて記す。
だいおん‐きょうしゅ【大恩教主】‥ケウ‥
釈迦牟尼の尊称。衆生を苦しみの世界から救う、恩徳の広く大きい教えの主という意。謡曲、安宅「―の秋の月は涅槃ねはんの雲に隠れ」
⇒だい‐おん【大恩】
たいおん‐けい【体温計】‥ヲン‥
体温を測るのに用いる温度計。水銀体温計と電子体温計とがある。検温器。
⇒たい‐おん【体温】
だい‐おんじょう【大音声】‥ジヤウ
大きな音声。おおごえ。「―に呼ばわる」
だいおん‐じん【大陰神】
(タイオンジンとも)暦の八将神の一神。土星の精で、太歳神の皇妃とされ、この神の在る方角に向かっての縁談・出産などを忌むという。大陰。
たいおん‐ちょうせつ【体温調節】‥ヲンテウ‥
定温動物(哺乳類および鳥類)がその体温をほぼ一定に維持する機能。視床下部にある体温調節中枢による。外温が低い時は皮膚の血管が収縮して体温の発散を防止するとともに筋肉活動が促進されて高体温を保ち、外温が高いと発汗や呼吸が盛んになって体温を低下させる。
⇒たい‐おん【体温】
ダイオウ
撮影:関戸 勇
②ダイオウの根を干してくだき、煎じ汁を染液とした染料。黄色系。
だい‐おう【乃翁】‥ヲウ
〔代〕
(「乃」はなんじの意)老人が自分を指していう語。自分の子や目下の者に向かっていう。わし。おれ。ないおう。
だいおう‐いか【大王烏賊】‥ワウ‥
ダイオウイカ科の巨大なイカ。外套長1.8メートル、触腕をのばすと6.5メートルになる日本最大のイカ。台風などで打ち上げられたり、マッコウクジラの胃中から発見されたりする。ヨーロッパに漂着するタイセイヨウダイオウイカは全長16メートル。北太平洋や北大西洋に分布。
⇒だい‐おう【大王】
たいおう‐げんり【対応原理】
〔理〕(correspondence principle)N.ボーアが前期量子論をつくるとき用いた原理。量子論的な量は古典物理学の量と基本的に異なるにもかかわらず、その間に対応がつけられ、量子数が大きいときは、それぞれの間における方程式は同じになるという趣旨。のちにハイゼンベルクが行列力学を導くときの指導原理となった。
⇒たい‐おう【対応】
だいおう‐ざき【大王崎】‥ワウ‥
三重県中央部、志摩半島南東端の岬。外洋に突出し、約50メートルの海食崖上に大王崎灯台がある。
大王崎
撮影:的場 啓
だいおう‐しょう【大王松】‥ワウ‥
マツ科の針葉樹。北米東部原産。高さ約30メートル。葉は3本が束生、30センチメートルに達して垂れ下がり、マツ属のうち最長。松かさは長さ20センチメートル。庭園樹とする。ダイオウマツ。
⇒だい‐おう【大王】
だい‐おうじょう【大往生】‥ワウジヤウ
安らかに死ぬこと。少しの苦しみもない往生。また、立派な往生。「―を遂げる」
たいおう‐せつ【対応説】
〔哲〕(correspondence theory)真理の理論の一つ。ある命題は、それが正しく実在と対応・合致しているときに真であるとする説。主に実在論の立場において説かれる。↔整合説
⇒たい‐おう【対応】
だいおう‐やし【大王椰子】‥ワウ‥
ヤシ科ダイオウヤシ属約10種の総称。常緑高木で、熱帯アメリカ原産。キューバ‐ダイオウヤシは、幹が25メートルに達し、緑色で光沢があり、上半分が膨れる。幹頂に羽状葉を群生。熱帯で街路樹・公園樹として栽培。
⇒だい‐おう【大王】
ダイオード【diode】
元来は陽極と陰極とをもつ二極管を意味したが、現在は主として二端子半導体素子の総称。整流・検波・増幅・断続などに広く使用。発光ダイオード・トンネル‐ダイオードの類。
ダイオキシン【dioxin】
ポリクロロ‐ジベンゾ‐ダイオキシン(2個のベンゼン環が2個の酸素原子で結びつけられたものの塩素化物)の略称。多くの種類があるが、そのうち特に2、3、7、8‐テトラクロロ‐ジベンゾ‐パラ‐ダイオキシン(TCDDと略記)を指すのが普通。これは猛毒で、発癌性や催奇形性が強い。トリクロロ‐フェノキシ酢酸(2、4、5‐T)という除草剤の製造の際の副産物として、また焼却施設から検出される。ジオキシン。→枯葉剤
たい‐おく【大屋】‥ヲク
おおきな家屋。
たい‐おく【頽屋】‥ヲク
くずれた家屋。
だい‐おしょう【大和尚】‥ヲシヤウ
①法印大和尚位の略。だいかしょう。
②高徳の和尚。大徳。
たい‐おとし【体落し】
柔道の手技の一つ。右(左)足を相手の右(左)足の外側に踏み出して支え、両腕で倒す。
たい‐おん【体温】‥ヲン
動物体の温度。体内での物質代謝の結果発生する熱と体表面や排出物で放出される熱とのバランスによって決まる。変温動物では外温にほぼ同じだが、体表からの水分蒸発や日光浴・運動などで多少上下する。定温動物では体温調節機能が発達し、ほぼ一定に保たれる。
⇒たいおん‐けい【体温計】
⇒たいおん‐ちょうせつ【体温調節】
だい‐おん【大音】
大きな音。大きな声。大音声だいおんじょう。
だい‐おん【大恩】
大きな恩。深いめぐみ。洪恩。厚恩。
⇒だいおん‐きょうしゅ【大恩教主】
⇒大恩は報ぜず
たいおんき【戴恩記】
歌学書。松永貞徳口述。2巻2冊。1644年(正保1)頃成る。82年(天和2)刊。師恩を綴った自伝的回想。九条稙通たねみち・細川幽斎・中院なかのいん通勝・紹巴じょうはなどについて記す。
だいおん‐きょうしゅ【大恩教主】‥ケウ‥
釈迦牟尼の尊称。衆生を苦しみの世界から救う、恩徳の広く大きい教えの主という意。謡曲、安宅「―の秋の月は涅槃ねはんの雲に隠れ」
⇒だい‐おん【大恩】
たいおん‐けい【体温計】‥ヲン‥
体温を測るのに用いる温度計。水銀体温計と電子体温計とがある。検温器。
⇒たい‐おん【体温】
だい‐おんじょう【大音声】‥ジヤウ
大きな音声。おおごえ。「―に呼ばわる」
だいおん‐じん【大陰神】
(タイオンジンとも)暦の八将神の一神。土星の精で、太歳神の皇妃とされ、この神の在る方角に向かっての縁談・出産などを忌むという。大陰。
たいおん‐ちょうせつ【体温調節】‥ヲンテウ‥
定温動物(哺乳類および鳥類)がその体温をほぼ一定に維持する機能。視床下部にある体温調節中枢による。外温が低い時は皮膚の血管が収縮して体温の発散を防止するとともに筋肉活動が促進されて高体温を保ち、外温が高いと発汗や呼吸が盛んになって体温を低下させる。
⇒たい‐おん【体温】
広辞苑 ページ 11744 での【○大隠は市に隠る】単語。