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○大恩は報ぜずだいおんはほうぜず🔗🔉

○大恩は報ぜずだいおんはほうぜず 小さな恩義は負い目に感ずるが、大きすぎる恩は気づかずにかえって平気である。 ⇒だい‐おん【大恩】 たい‐か大火‥クワ ①大きな火災。大火事。〈[季]冬〉 ②蠍座さそりざの首星アンタレスの漢名。盛夏の夕、南の地平に赤色光を放って輝く。二十八宿中の心しん宿に属する。 たいか大化‥クワ 孝徳天皇朝の年号。公的に採用された年号としては日本最初。皇極天皇4年6月19日(645年7月17日)建元、大化6年2月15日(650年3月22日)白雉に改元。 ⇒たいか‐ぜんだい【大化前代】 ⇒たいか‐の‐かいしん【大化改新】 たい‐か大家】 ①大きな家。大屋たいおく。 ②富んだ家。貴い家柄。たいけ。 ③その道に特にすぐれた人。巨匠。「文壇の―」 たいか大夏】 ①漢代の西域の一国。嬀水ぎすい(アム川)の南にあり、藍市城らんしじょうに都したという。イラン系遊牧民トハラの音訳と見なす説が有力。→トハラ。 ②五胡十六国の一つ。匈奴の赫連勃勃かくれんぼつぼつが後秦にそむいて建てた国。今の陝西省の北西部、甘粛省の北東部および内モンゴル、オルドスの地。3代25年で、北魏に滅ぼされた。(407〜431) ③(→)西夏に同じ。 たい‐か大過‥クワ ①大きな過失。大変なあやまち。「―なくすごした」 ②すぐれて大きいこと。度をこえて大きいこと。義経記1「陸奥と云ふはいかほどの広き国ぞと問ひ給へば、―の国にて候」 たい‐か大廈】 大きい建物。大楼。「―高楼」 ⇒大廈の材は一丘の木にあらず ⇒大廈の顛れんとするは一木の支うる所にあらず たい‐か大禍‥クワ ①大きなわざわい。 ②暦注で、万事に大悪日で、特に建築・旅行・葬送に凶とされる日。たいかにち。 たい‐か対価】 ある給付の代償として相手方から受けるもの。代金・報酬・賃料・給与の類。 たい‐か耐火‥クワ 火熱に耐えること。溶融温度が高く燃えにくいこと。 ⇒たいか‐けんちく【耐火建築】 ⇒たいか‐こうぞう【耐火構造】 ⇒たいか‐ざいりょう【耐火材料】 ⇒たいか‐ど【耐火度】 ⇒たいか‐ねんど【耐火粘土】 ⇒たいか‐ペイント【耐火ペイント】 ⇒たいか‐れんが【耐火煉瓦】 たい‐か胎化‥クワ 母の胎内で育つこと。 たい‐か退化‥クワ ①進歩していたものが、その進歩以前の状態に立ちかえること。↔進化。 ②(degeneration)生物体のある器官・組織が、進化並びに個体発生の途上で次第に衰退・縮小すること。退行。「―器官」 たい‐か帯化‥クワ 帯状に扁平化すること。特に植物の茎などに見られる奇形の一つ。成長点が線状に拡がるために起こる。 たい‐か堆花‥クワ 黒・白などの有色土を、器肌に筆や箆へらで高く盛り上げ、絵や文様もんようを表す技法。また、その器物。中国風の呼び名。 たい‐か袋果‥クワ 乾果の一種。一心皮だけの子房の発達した果実で、熟すと子房の合わせ目または子房の中心で縦に裂開する。シキミ・シャクヤクの果実の類。蓇葖こっとつたい‐か滞貨‥クワ 商品が売れないで倉庫などにたまっているもの。ストック。また、運べずにたまっている貨物。「―一掃」 ⇒たいか‐きんゆう【滞貨金融】 たい‐が大牙】 天子・将軍の本陣に立てる旗。竿上に大きい象牙を飾りとしてつける。牙旗。 たい‐が大河】 ①大きな河。おおかわ。 ②中国の黄河の称。 ⇒たいが‐しょうせつ【大河小説】 ⇒たいが‐ドラマ【大河ドラマ】 たいが大雅】 ①詩経の分類の一つ。31編。主として周の朝廷での儀式や宴会の時に用いた歌。周王朝の開国伝説を述べた長編叙事詩が多い。→小雅→雅2。 ②⇒いけたいが(池大雅)⇒たいが‐どう【大雅堂】 たい‐が大駕】 帝王の車駕の称。鳳輦ほうれん。竜駕。鳳駕。 たい‐が台駕】 高貴の人の乗物の称。 たい‐が胎芽】 ①むかご(零余子)。 ②ヒトの妊娠3カ月までの胚。胚子。それ以後を胎児という。 タイガtaiga ロシア】 シベリア地方に発達する、針葉樹林。地下には厚い永久凍土層がある。広義にはカナダ・アラスカなどの針葉樹林をも含める。 だい‐か代価】 ①売物のあたい。ねだん。代金。しろ。 ②困難なことを達成するために生ずる犠牲や損害。 ⇒だいか‐べんさい【代価弁済】 だい‐か台下】 ①うてなの下。ものみの下。楼下。 ②貴人の敬称。手紙の脇付わきづけに用いる。 だい‐が大我】 ①〔仏〕永遠なる真如の自在のはたらき。仏・菩薩、またその智慧や涅槃ねはんの偉大さを形容する語。真我。 ②〔哲〕宇宙の本体として唯一絶対な精神を想定する形而上学説において、その本体を個人の我に擬していう語。↔小我 だい‐が題画‥グワ 絵に詩や詞書を書き添えること。また、その絵。 タイガーtiger】 虎。 たい‐かい大会‥クワイ 多くの人の集会。組織全体の会合。盛んな会合や行事。「党―」「マラソン―」 たい‐かい大海】 (ダイカイとも) ①大きなうみ。うなばら。大洋。 ②茶入ちゃいれの一種。大振りで平たく口が広い。 ⇒大海の一粟 ⇒大海の一滴 ⇒大海は芥を択ばず ⇒大海を手で塞ぐ たい‐かい大塊‥クワイ ①大きなかたまり。 ②地球。大地。天地。 ③造物主。造化。 たい‐かい大魁‥クワイ ①中国で、科挙かきょの最後の試験(殿試)における最優秀合格者。状元。 ②心が大きく、知恵・才能などを兼備していること。義経記7「勲功―ならば」 ③分に過ぎること。浮世草子、自笑楽日記「外にならびなき―なる座敷」 たい‐かい台階】 ①三公の位。三台の位。太政大臣・左大臣・右大臣。平家物語4「男子或いは―をかたじけなうし」 ②他人の居宅を敬っていう語。 たい‐かい台槐‥クワイ 三台と三槐。三公の異称。 たい‐かい体解】 ①手足を切りはなす古代の極刑。 ②解剖すること。解体。 たい‐かい退会‥クワイ 会から退き、会員でなくなること。↔入会 たい‐かい退回‥クワイ しりぞいてひきかえすこと。 たい‐かい泰階・太階】 星の名。これに異状がないと天下が泰平であるとされる。太平記35「天宝の年の末―平安にして四海無事なり」 たい‐かい蔕芥(→)芥蔕に同じ。 たい‐かい頽壊‥クワイ くずれてこわれること。くずしこわすこと。森鴎外、津下四郎左衛門「類を以て集り、政体を―し、外夷愈いよいよ跋扈ばっこせり」 たい‐がい大概】 ①おおよそ。おおかた。あらまし。概略。史記抄「其事の起りを一々に―を載せたぞ」 ②ほとんど。大部分。「この辞書は―の家にある」「―嫌になった」 ③(副詞的に)たぶん。おそらく。「―大丈夫だろう」 ⇒大概にする たい‐がい体外‥グワイ 体の外。↔体内。 ⇒たいがい‐じゅせい【体外受精】 たい‐がい対外‥グワイ 外部または外国に対すること。「―政策」↔対内。 ⇒たいがい‐えんじょ【対外援助】 ⇒たいがい‐しさん‐ふさい‐ざんだか【対外資産負債残高】 ⇒たいがい‐しゅけん【対外主権】 だい‐がい大害】 大きな損害。大きな災害。 たいがい‐えんじょ対外援助‥グワイヱン‥ 政府が外交目的をもって外国に供与する借款または贈与。二国間援助と、国際機関を通す多角的援助とがある。 ⇒たい‐がい【対外】 たいがい‐しさん‐ふさい‐ざんだか対外資産負債残高‥グワイ‥ ある時点における一国の対外的な債権と債務の残高。 ⇒たい‐がい【対外】 だい‐がいしゃ大会社‥グワイ‥ ①規模の大きな会社。 ②株式会社のうち、資本金が5億円以上または負債総額が200億円以上の会社。 たいがい‐しゅけん対外主権‥グワイ‥ 国家が外国の支配や指示に服さず、自由に行動しうる独立の権利。 ⇒たい‐がい【対外】 たいがい‐じゅせい体外受精‥グワイ‥ 受精が母体外で行われること。水生動物に多い受精法。また、人工的に体外で受精させる操作をもいう。↔体内受精 ⇒たい‐がい【体外】 だいかいてん‐きょうぎ大回転競技‥クワイ‥キヤウ‥ スキーのアルペン種目の一つ。滑降競技と回転競技の両方の要素を持つ競技。うねりや起伏のあるコースに数十の旗門を設け、所要時間を競う。ジャイアント‐スラローム。

広辞苑 ページ 11752 での○大恩は報ぜず単語。