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○天高してんたかし🔗⭐🔉
○天高してんたかし
秋は空が澄み、ひろびろと高い。「秋高し」とも。〈[季]秋〉→秋高く馬肥ゆ(「秋」成句)
⇒てん【天】
てん‐たく【転宅】
住宅を他に転ずること。ひっこし。転居。
でん‐たく【電卓】
電子式卓上計算機の略。電子回路により加減乗除など簡単な計算を行う小型の計算機。
テンタサン【tentação ポルトガル】
(キリシタン用語)誘惑。試練。どちりなきりしたん「我等を―に放し玉ふ事なかれ」
でん‐たつ【伝達】
①命令・連絡事項などを伝えること。つぎつぎに伝え届けること。
②〔生〕興奮がシナプスを伝わること。アセチルコリン・グリシンなどの神経伝達物質によって媒介される。→伝導
デンタル【dental】
歯の。歯科の。「―‐クリニック」
⇒デンタル‐フロス【dental floss】
デンタル‐フロス【dental floss】
歯間掃除用の糸。
⇒デンタル【dental】
てん‐たん【恬淡・恬澹】
心がやすらかで無欲なこと。あっさりしていて物事に執着しないさま。「―とした態度」「無欲―」
てん‐だん【天壇】
中国で、皇帝が都城の南郊で冬至の日に親しく天帝を奉祀した露天の祭壇。北京に現存するものは3層の白大理石造りの円壇で石階石欄を備える。↔地壇
でん‐たん【田単】
中国、戦国時代の斉の将軍。前284年、燕の楽毅が斉の七十余城を降し、莒きょと即墨のみが残った時、単は即墨の人に推されて将となり、反間の計を以て楽毅を斥け、火牛の計を以て斉の七十余城を回復、安平君に封ぜられた。→火牛
でん‐たん【伝単】
(中国語から)宣伝ビラのこと。
でん‐たん【電探】
電波探知機の略。
てん‐ち【天地】
①天と地。天壌。あめつち。「―の差」
②宇宙。世界。世の中。「―創造」「新―を求める」
③書物・荷物などの、うえした。
⇒てんち‐かい【天地会】
⇒てんち‐かいびゃく【天地開闢】
⇒てんち‐がえし【天地返し】
⇒てんち‐げんこう【天地玄黄】
⇒てんちこんげん‐づくり【天地根元造】
⇒てんち‐しんめい【天地神明】
⇒てんち‐そうぞう【天地創造】
⇒てんち‐の‐せい【天地の性】
⇒てんち‐べに【天地紅】
⇒てんち‐まる【天地丸】
⇒てんち‐むよう【天地無用】
てん‐ち【転地】
住む土地をかえること。徳田秋声、足迹「医師が―しろと言ふさうで」
⇒てんち‐りょうよう【転地療養】
てん‐ち【転置】
置き場所をかえること。
てん‐ち【滇池】
(→)昆明湖1に同じ。
てん‐ち【顛躓】
つまずきたおれること。転じて、難儀をすること。
でんち
(近畿・中部地方で)袖なし半纏はんてん。でんちこ。でんちゅう。
でん‐ち【田地】
田として利用する土地。でんじ。
でん‐ち【電池】
普通は化学的な反応によって起電力を発生させる装置をいう。ダニエル電池や乾電池のような一次電池と、蓄電池のような二次電池とがある。ほかに、光や放射線などを利用する光電池・太陽電池・原子力電池・燃料電池などがある。
てんちうじょう【天地有情】‥ジヤウ
土井晩翠の詩集。1899年(明治32)刊。諸葛孔明の死を唱った史詩「星落秋風五丈原」は有名。
→文献資料[天地有情]
てんち‐かい【天地会】‥クワイ
〔史〕(→)三合会さんごうかいに同じ。
⇒てん‐ち【天地】
てん‐ちがい【点違い】‥チガヒ
思い違い。誤解。黄表紙、孔子縞于時藍染こうしじまときにあいぞめ「上州の灰とはきつい―だの」
てんち‐かいびゃく【天地開闢】
(天地はもと混沌として一つであったのが分離したものとする中国古代の思想から)世界の初め。
⇒てん‐ち【天地】
てんち‐がえし【天地返し】‥ガヘシ
田畑を深く耕して、土の表層と下層とを入れ替えること。
⇒てん‐ち【天地】
でん‐ちく【電蓄】
(電気蓄音機の略)レコード‐プレーヤーのこと。
てんち‐げんこう【天地玄黄】‥クワウ
[易経坤「天玄而地黄」]天は黒色、地は黄色であること。天と地との色。「千字文」の第1句。
⇒てん‐ち【天地】
てんちこんげん‐づくり【天地根元造】
日本の原始的な住宅建築として想定される様式で、切妻屋根を地表までふき下ろしたもの。
⇒てん‐ち【天地】
てん‐ち‐じん【天地人】
①天と地と人。宇宙の万物。三才。
②三つに区分して、その順位・区別を表す語。
③華道で、江戸時代の生花の基本の役枝やくえだとなる3本の枝の呼称。三才。
てんち‐しんめい【天地神明】
天地の神々。「―に誓って」
⇒てん‐ち【天地】
てんち‐そうぞう【天地創造】‥サウザウ
①旧約聖書創世記に描かれるヘブライ人の宇宙創造神話・世界観。神は6日間創造活動をし、7日目に安息したとされる。
②(Die Schöpfung ドイツ)ハイドン作曲のオラトリオ。1798年初演。
⇒てん‐ち【天地】
てんち‐てんのう【天智天皇】‥ワウ
⇒てんじてんのう
てんち‐の‐せい【天地の性】
朱子学で、人間に生れつき賦与された善なる本性。本然の性。→気質の性。
⇒てん‐ち【天地】
てんち‐べに【天地紅】
物の上下を紅で染めること。また、そのもの。
⇒てん‐ち【天地】
てんち‐まる【天地丸】
1630年(寛永7)に建造された徳川将軍の御座船。艪数76梃、朱塗りで幕末まで保存された。
⇒てん‐ち【天地】
てんち‐むよう【天地無用】
運送する荷物の外装などに記す語で、この荷物を取り扱うのに、上下を逆にしてはいけないという意。
⇒てん‐ち【天地】
てん‐ちゃ【点茶】
抹茶をたてること。
てん‐ちゃ【奠茶】
禅寺で、仏前・霊前に茶を供えること。太平記33「―は建仁寺の無徳和尚」
てん‐ちゃく【展着】
のべひろげて付着させること。
⇒てんちゃく‐ざい【展着剤】
てん‐ちゃく【纏着】
まといつくこと。纏繞てんじょう。
でん‐ちゃく【電着】
電気分解によって特定の物質が析出し電極に付着すること。電気鍍金めっきはこの現象を利用する。電解析出。電析。
⇒でんちゃく‐とそう【電着塗装】
てんちゃく‐ざい【展着剤】
農薬に加える補助剤の一つ。薬剤の作用を補強し、展着力・浸潤力を増大させる。
⇒てん‐ちゃく【展着】
でんちゃく‐とそう【電着塗装】‥サウ
被塗物を陽極または陰極とし、水溶液または乳濁液にした伝導性高分子塗料を表面に電着させる方法。細部まで均一な塗膜を付着させることができる。自動車などの塗装に用いる。
⇒でん‐ちゃく【電着】
てん‐ちゅう【天柱】
①天が落ちないように支えるという柱。転じて、世を支える道義。
②紫微宮に属する五星の名。
てん‐ちゅう【天誅】
①天のくだす誅罰。天罰。
②天にかわって誅罰すること。「―を加える」
⇒てんちゅう‐ぐみ【天誅組・天忠組】
てん‐ちゅう【転注】
漢字の六書りくしょの一つ。ある漢字の本来の意義を他の近似した意義に転用すること。字音を変えるのを普通とする。「わるい」の意の「悪(アク)」を「憎む」の意(字音「ヲ」)とする類。
でん‐ちゅう【田疇】‥チウ
①田のあぜ。また、田地。
②穀物の田と麻畑。耕地。
でん‐ちゅう【殿中】
①(古くはテンチュウとも)御殿の中。特に、将軍のいる所。営中。平家物語6「黒煙―に満ち満ちて、炎うづ巻いて上がりけり」。日葡辞書「テンチュウシュ(衆)」
②殿中羽織の略。木綿の袖無し羽織。
③菅笠の一種。上総かずさ産のものを称するという。一文字笠。
でん‐ちゅう【電柱】
電信・電話・電灯などの電線を支える柱。でんしんばしら。
でん‐ちゅう【電鋳】‥チウ
電気鋳造の略。
⇒でんちゅう‐ばん【電鋳版】
てんちゅう‐ぐみ【天誅組・天忠組】
1863年(文久3)侍従中山忠光を擁し大和に挙兵した、藤本鉄石・吉村虎太郎・松本奎堂らの尊王攘夷派の一団。孝明天皇大和行幸の先駆をなそうと五条代官を殺し、当地の天朝直轄を宣言。政変により、忠光は大坂長州邸に逃れ、鉄石・虎太郎は戦死、奎堂は自刃。
⇒てん‐ちゅう【天誅】
てんちゅう‐さつ【天中殺・天誅殺】
算命で、運勢の最もよくないとされる時期。
てんちゅう‐し【典鋳司】‥チウ‥
律令制で、大蔵省に属し、金属器・ガラス器・玉器などの製作をつかさどった役所。774年(宝亀5)内匠たくみ寮に併合。いもののつかさ。
てんちゅう‐せつ【天中節】
陰陽道おんようどうで、火災・盗難・疫病・口舌の災いをはらうために柱などに張る守札。陰暦8月の朔ついたち、日の出前に張り出すという。
でんちゅう‐ばん【電鋳版】‥チウ‥
凸版・凹版の複製版の一つ。原版に蝋・プラスチックなどを押しつけて型をとり、その表面に電導性を与えて、銅を電気鍍金めっきし、得られた銅箔の裏面に鉛合金を流し込んで補強した版。電気版。電胎版。エレクトロタイプ。
⇒でん‐ちゅう【電鋳】
てん‐ちょう【天長】‥チヤウ
天がとこしえにあること。→天長地久。
⇒てんちょう‐さい【天長祭】
⇒てんちょう‐せつ【天長節】
⇒てんちょう‐ちきゅう【天長地久】
てんちょう【天長】‥チヤウ
平安初期、淳和じゅんな・仁明にんみょう天皇朝の年号。弘仁15年1月5日(824年2月8日)改元、天長11年1月3日(834年2月14日)承和に改元。
⇒てんちょう‐ちょくせんろくほんしゅうしょ【天長勅撰六本宗書】
てん‐ちょう【天頂】‥チヤウ
①いただき。てっぺん。頂上。
②(zenith)地球上の観測点における重力の方向(鉛直線)を上方に延ばして天球と交わる点。天頂点。↔天底。
⇒てんちょう‐ぎ【天頂儀】
⇒てんちょう‐きょり【天頂距離】
てん‐ちょう【天朝】‥テウ
朝廷。また、天子。「―様」
⇒てんちょう‐でんぽ‐せいど【天朝田畝制度】
てん‐ちょう【天聴】‥チヤウ
天皇がお聴きになること。叡聞。「―に達する」
てん‐ちょう【天寵】
①天のめぐみ。
②天子のいつくしみ。
てん‐ちょう【店長】‥チヤウ
店の最高責任者。
てん‐ちょう【転調】‥テウ
〔音〕(modulation)楽曲の進行中に、その調を他の調に転ずること。
てんちょう‐ぎ【天頂儀】‥チヤウ‥
恒星の天頂距離を測定し、それにより観測地点の緯度を精密に決定するのに用いる望遠鏡装置。
⇒てん‐ちょう【天頂】
てんちょう‐きょり【天頂距離】‥チヤウ‥
天頂点からの角距離。
⇒てん‐ちょう【天頂】
てんちょう‐さい【天長祭】‥チヤウ‥
天皇誕生日に宮中三殿で行われる祭祀。小祭の一つ。旧制では天長節祭と称した。
⇒てん‐ちょう【天長】
てんちょう‐せつ【天長節】‥チヤウ‥
四大節の一つ。天皇誕生の祝日。1868年(明治1)制定。第二次大戦後、天皇誕生日と改称。樋口一葉、蓬生日記「三日、―なれば例によりて餅少し計つかす」→地久節。
⇒てん‐ちょう【天長】
てんちょう‐ちきゅう【天長地久】‥チヤウ‥キウ
[老子第7章]天地が永久にかわらないように物事がいつまでもつづくこと。
⇒てん‐ちょう【天長】
てんちょう‐ちょくせんろくほんしゅうしょ【天長勅撰六本宗書】‥チヤウ‥
天長年間に淳和天皇の命により、律・天台・法相・華厳・真言・三論の六宗が各宗の教理の概要をまとめて献上した書。豊安ぶあんの「戒律伝来宗旨問答」、義真の「天台法華宗義集」、護命の「大乗法相研神章」、普機の「華厳一乗開心論」、空海の「秘密曼荼羅十住心論」、玄叡の「大乗三論大義鈔」の六書。
⇒てんちょう【天長】
てんちょう‐でんぽ‐せいど【天朝田畝制度】‥テウ‥
太平天国が1853年南京占領直後に公布した土地制度(社会組織を含む)。生産組織と社会組織を一体化し、共産主義的共同体をめざしたもの。
⇒てん‐ちょう【天朝】
てんち‐りょうよう【転地療養】‥レウヤウ
気候がよく空気の新鮮な土地に一時転住して、療養すること。後藤宙外、ありのすさび「医者に頼みて―が一番よいと云うて貰らひ」
⇒てん‐ち【転地】
てん‐つい【顛墜】
ころげおちること。顛落。
てん‐つき【天衝】
近世の兜かぶとの前立まえだての名。半月はんげつの両端を長く延長させた大形のもの。
てん‐つき【点付き】
漢文に返り点がついていること。また、その漢文。
てん‐つく‐てん
囃子はやしの太鼓の音。転じて、芝居の異称。でんつくでん。
てん‐つけ【点付け】
評点をつけること。
てん‐つつ
下座音楽の一つ。主に世話物などで人物がいそがしく出入りするときに用いる、二上りの合方。
てん‐つゆ【天汁】
てんぷらを食べるときのつけ汁。だし汁に醤油・味醂を合わせて作る。
てんつるてん
(→)「つんつるてん」に同じ。浮世風呂4「―の古ゆかたも」
てん‐で
〔副〕
①(下に打消または否定的な意味の語を伴う)はじめから。あたまから。まるきり。「―問題にならない」「―だめだ」
②(俗な用法として、下に打消の語を伴わないで)非常に。「―大きい」
てん‐てい【天底】
(nadir)地球上の観測点における重力の方向(鉛直線)を下方に延ばして天球と交わる点。足下点。天底点。↔天頂
てん‐てい【天帝】
①天にあって宇宙を主宰する神。造化の神。造物主。上帝。
②仏教で、帝釈天たいしゃくてんのこと。
てん‐てい【天庭】
眉と眉との間。転じて、額ひたい。
てん‐てい【点定】
文章を批評して訂正すること。批正。→てんじょう
てん‐てい【点綴】
(テンテツ・テンセツとも)
①一つ一つをつづりあわせ、結びつけること。
②あちこちにほどよく散らばってまとまりをなしていること。「山腹に―する農家」
でん‐てい【伝逓】
次から次へ送り伝えること。また、宿継しゅくつぎで送り伝えること。しゅくおくり。逓伝。
でん‐てい【電停】
路面電車の停留所。
でん‐てい【電霆】
いなびかり。かみなり。
てん‐ていとう【転抵当】‥タウ
抵当権者がその抵当権を以て自己または他人の債務の担保とすること。
てん‐てき【天敵】
自然界である生物の捕食者・寄生者となり、それを殺したり増加を抑制したりする他の種の生物。昆虫を捕食する鳥の類。
てん‐てき【点滴】
①しずく。したたり。特に、あまだれ。
②栄養分の補給や輸血などのため、高所に置いた灌注器から液を滴下させ管で接続した注射針によって静脈内に注入する方法。点滴注射。
⇒点滴石をも穿つ
広辞苑 ページ 13690 での【○天高し】単語。