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○斗酒なお辞せずとしゅなおじせず🔗⭐🔉
○斗酒なお辞せずとしゅなおじせず
たとえ1斗の酒を出されても辞退することなく飲む。大酒を飲むことをいう。
⇒と‐しゅ【斗酒】
としゅ‐ひゃっぺん【斗酒百篇】‥ヒヤク‥
[杜甫、飲中八歌仙]唐の詩人李白が、大酒を飲みながら非常に多くの詩を作ったという故事。
⇒と‐しゅ【斗酒】
と‐しょ【図書】
(河図かと洛書らくしょの略。ズショとも)
①絵図と書物。
②書籍。本。
→河図→洛書。
⇒としょ‐がく【図書学】
⇒としょ‐かん【図書館】
⇒としょかん‐がく【図書館学】
⇒としょかん‐じょうほう‐だいがく【図書館情報大学】
⇒としょかん‐ほう【図書館法】
⇒としょ‐けん【図書券】
⇒としょ‐しつ【図書室】
⇒としょ‐もくろく【図書目録】
と‐しょ【屠所】
家畜を屠殺する場所。屠場。
⇒としょ‐の‐ひつじ【屠所の羊】
と‐しょう【斗筲】‥セウ
⇒とそう
と‐しょう【杜松】
〔植〕ネズの漢名。
と‐しょう【徒消】‥セウ
むだに使ってしまうこと。
と‐しょう【徒渉・渡渉】‥セフ
①歩いて水を渡ること。かちわたり。
②徒歩で陸を歩いたり水を渡ったりすること。太平記39「鸞輿らんよを跣行の―に易かへて」
と‐しょう【都省】‥シヤウ
太政官だいじょうかんの異称。
と‐じょう【外城】‥ジヤウ
①(→)外城がいじょうに同じ。
②戦国期から江戸時代にかけて、大名島津氏が設けた在地支配のしくみ。各外城は家中の外城主・地頭の支配下に置かれ外城衆(のち郷士と改称)が配属された。外城衆は外城の麓ふもと部落に居住し、農耕を営んで自活し、地方じかたの役人として農民を支配した。
と‐じょう【途上】‥ジヤウ
①道路の上。みちなか。
②途中。中途。「通勤の―事故にあう」「発展―国」
と‐じょう【都状】‥ジヤウ
泰山府君を祭って寿命の延長を祈請するとき奉る祭文。今昔物語集19「其の人の名を祭の―に注して」
と‐じょう【都城】‥ジヤウ
都市にめぐらした城郭。また、城郭をかまえた都市。城市。
と‐じょう【屠場】‥ヂヤウ
屠殺場。屠所。
と‐じょう【登城】‥ジヤウ
城に参上すること。↔下城
と‐じょう【登場】‥ヂヤウ
⇒とうじょう
と‐じょう【賭場】‥ヂヤウ
⇒とば
ど‐じょう【泥鰌・鰌】ドヂヤウ
(江戸時代にはしばしば「どぜう」と書いた)ドジョウ科の淡水産の硬骨魚。全長約15センチメートル。体は長く円柱状。5対の口ひげがある。体の背部は暗緑色で、腹部は白く、尾びれは円い。淡水の泥の中にすむ。腸でも呼吸できる。食用。広義にはドジョウ科魚類の総称。おどりこ。〈壒嚢鈔〉
どじょう
⇒どじょう‐いんげん【泥鰌隠元】
⇒どじょう‐うち【泥鰌打ち】
⇒どじょう‐かご【泥鰌籠】
⇒どじょう‐じる【泥鰌汁】
⇒どじょう‐すくい【泥鰌掬い】
⇒どじょう‐なべ【泥鰌鍋】
⇒どじょう‐ひげ【泥鰌髭】
ど‐じょう【土定】‥ヂヤウ
仏僧などが自ら土中に埋もれて入定にゅうじょうすること。〈日葡辞書〉→火定→水定
ど‐じょう【土城】‥ジヤウ
市街の周囲に土塁をめぐらした堡塞ほうさい。中国・朝鮮などにしばしば見られた。
ど‐じょう【土壌】‥ジヤウ
①陸地の表面にあって、光・温度・降水など外囲の条件が整えば植物の生育を支えることができるもの。岩石の風化物やそれが水や風により運ばれ堆積したものを母材とし、気候・生物(人為を含む)・地形などの因子とのある時間にわたる相互作用によって生成される。生態系の要にあり、植物を初めとする陸上生物を養うとともに、落葉や動物の遺体などを分解して元素の正常な生物地球化学的循環を司る。大気・水とともに環境構成要素の一つ。つち。
②比喩的に、物事を生ずる環境・条件。「悪の―」
⇒どじょう‐おせんたいさく‐ほう【土壌汚染対策法】
⇒どじょう‐かいりょう‐ざい【土壌改良剤】
⇒どじょう‐かいりょう‐しざい【土壌改良資材】
⇒どじょう‐がく【土壌学】
⇒どじょう‐こうはい【土壌荒廃】
⇒どじょう‐しんしょく【土壌侵食】
⇒どじょう‐ず【土壌図】
⇒どじょう‐どうぶつ【土壌動物】
⇒どじょう‐はんのう【土壌反応】
⇒どじょう‐びせいぶつ【土壌微生物】
⇒どじょう‐りゅうしゅつ【土壌流出】
とし‐ようい【年用意】
歳末に、新年を迎えるためのいろいろな用意をすること。〈[季]冬〉
どじょう‐いんげん【泥鰌隠元】ドヂヤウ‥
インゲンマメの一品種。食用とする若い莢さやがドジョウに似ているところからの、関東地方での呼称。
⇒ど‐じょう【泥鰌・鰌】
どじょう‐うち【泥鰌打ち】ドヂヤウ‥
夏の夜、水田または溝の浅瀬などにいるドジョウを漁火で見出し、竹木の端に多数の針を付けた漁具で刺し捕らえること。
⇒ど‐じょう【泥鰌・鰌】
どじょう‐おせんたいさく‐ほう【土壌汚染対策法】‥ジヤウヲ‥ハフ
特定有害物質(鉛・ヒ素・トリクロロエチレンなど。放射性物質を除く)による土壌汚染の状況を調査し、健康被害を防ぐための法律。2003年施行。
⇒ど‐じょう【土壌】
どじょう‐かいりょう‐ざい【土壌改良剤】‥ジヤウ‥リヤウ‥
広義には土壌改良資材の一つで、土壌を耕作に適する状態に改良するために施用する薬剤。狭義には合成高分子化合物で、土壌の物理的性質の改良を目的としたものをいう。
⇒ど‐じょう【土壌】
どじょう‐かいりょう‐しざい【土壌改良資材】‥ジヤウ‥リヤウ‥
土壌の肥沃度を増進し作物の生産性を高めるために施用する資材の総称。
⇒ど‐じょう【土壌】
どじょう‐がく【土壌学】‥ジヤウ‥
土壌の生成・性質・地理的分布・利用を研究する学問。
⇒ど‐じょう【土壌】
どじょう‐かご【泥鰌籠】ドヂヤウ‥
(→)「ひげこ」に同じ。
⇒ど‐じょう【泥鰌・鰌】
どじょう‐こうはい【土壌荒廃】‥ジヤウクワウ‥
土壌侵食・塩類化・砂漠化・重金属汚染などにより土壌の生産力が減退し、植生の回復が困難になる現象。土壌退化。土壌劣化。
⇒ど‐じょう【土壌】
と‐しょうじ【戸障子】‥シヤウ‥
戸と障子。
どじょう‐じる【泥鰌汁】ドヂヤウ‥
丸のままのドジョウと、ささがきごぼうなどを入れた味噌汁。夏の栄養補給に好まれる。〈[季]夏〉
⇒ど‐じょう【泥鰌・鰌】
どじょう‐しんしょく【土壌侵食】‥ジヤウ‥
土壌、特に表土が降雨や風などによって失われること。自然にも起こるが、農耕など人為の影響で加速され、土壌荒廃に導く。
⇒ど‐じょう【土壌】
どじょう‐ず【土壌図】‥ジヤウヅ
各種の土壌の分布状態を色彩や記号で示した地図。土性図。
⇒ど‐じょう【土壌】
どじょう‐すくい【泥鰌掬い】ドヂヤウスクヒ
①ドジョウをすくって捕らえること。
②安来節やすぎぶしの唄に合わせてドジョウをすくうまねをする踊り。
⇒ど‐じょう【泥鰌・鰌】
どじょう‐どうぶつ【土壌動物】‥ジヤウ‥
土壌中に生息する動物。体の大きさによりミクロファウナ(アメーバなど)・メソファウナ(センチュウ・ダニ・トビムシなど)・マクロファウナ(シロアリ・アリ・ミミズ・ヤスデなど)に分ける。
⇒ど‐じょう【土壌】
どじょう‐なべ【泥鰌鍋】ドヂヤウ‥
丸のままのドジョウを浅い鍋で煮ながら食べる料理。〈[季]夏〉
⇒ど‐じょう【泥鰌・鰌】
ど‐しょうね【土性根】‥シヤウ‥
(→)土性骨どしょうぼねに同じ。
どじょう‐はんのう【土壌反応】‥ジヤウ‥オウ
土壌が酸性・中性・塩基性のいずれであるかを示す反応。土壌反応と植物との関係は極めて重要で、一般に弱酸性から中性の場合に生育が良好。
⇒ど‐じょう【土壌】
どじょう‐ひげ【泥鰌髭】ドヂヤウ‥
(ドジョウのひげのように)まばらでうすい口ひげ。また、その髭をはやした人。
⇒ど‐じょう【泥鰌・鰌】
どじょう‐びせいぶつ【土壌微生物】‥ジヤウ‥
土壌を生活の場とする微生物。細菌、放線菌・糸状菌(子嚢菌・担子菌など)・酵母・藻類などの植物、原生動物がある。窒素・炭素などの元素の生物地球化学的循環作用に重要な役割を演ずる。
⇒ど‐じょう【土壌】
ど‐しょうぼね【土性骨】‥シヤウ‥
(ドは接頭語)性根・性質を強め、またののしっていう語。どしょうね。どこんじょう。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「―の太い奴」。「―を叩き直す」
どしょう‐まち【道修町】
大阪市中央区の船場せんばにある町。江戸時代より薬種問屋街として発展。
道修町
撮影:的場 啓
どじょう‐りゅうしゅつ【土壌流出】‥ジヤウリウ‥
降雨や過放牧・過灌漑、限界地耕作などの自然的・人為的要因により、肥沃な表土が失われること。表土流出。
⇒ど‐じょう【土壌】
と‐じょかい【杜如晦】‥クワイ
唐初の名臣。字は克明。陝西京兆の人。太宗の時、尚書右僕射となり、左僕射の房玄齢と共に貞観の治を現出。如晦は決断に長じ、玄齢は深謀にすぐれ併称して房杜という。(585〜630)
としょ‐がく【図書学】
(→)書誌学しょしがくに同じ。
⇒と‐しょ【図書】
としょ‐かん【図書館】‥クワン
(library)(明治中期の訳語。それまでズショカンといった)図書・記録その他の資料を収集・整理・保管し、必要とする人の利用に供する施設。旧訳、書籍館しょじゃくかん。木下杢太郎、医師ドオバンの首「生前所蔵せる浩翰なる書籍を王室の―に寄贈致す」
⇒と‐しょ【図書】
としょかん‐がく【図書館学】‥クワン‥
図書館の機能・運営・歴史などを研究対象とする学問。
⇒と‐しょ【図書】
としょかん‐じょうほう‐だいがく【図書館情報大学】‥クワンジヤウ‥
もと国立大学の一つ。図書館情報学を中心とする科学技術系の大学。1979年開学。2002年筑波大学に統合、04年閉学。
⇒と‐しょ【図書】
としょかん‐ほう【図書館法】‥クワンハフ
社会教育法の精神に基づき、公立および私立の図書館の設置・運営に関し規定した法律。1950年制定。
⇒と‐しょ【図書】
と‐しょく【徒食】
何の仕事をもせずに遊び暮らすこと。いぐい。座食。「無為―の輩」
としょ‐けん【図書券】
図書を買う場合にだけ使用できる商品券。
⇒と‐しょ【図書】
としょ‐しつ【図書室】
図書をおさめてある室。また、図書を閲覧させる室。
⇒と‐しょ【図書】
としょ‐の‐ひつじ【屠所の羊】
[大乗本生心地観経]屠所にひかれてゆく羊。刻々と死に近づくもののたとえ。また、不幸に直面して気力を失った者にもいう。平治物語「―のあゆみとは我が身一つに知られたり」
⇒と‐しょ【屠所】
とし‐よばい【年齢】‥ヨバヒ
(トシヨハヒの転)年齢。とし。狂言、老武者「おぬしもよい―して」
としょ‐もくろく【図書目録】
刊行した図書あるいは所蔵する図書の内容を明らかにするために、一定の基準に従って配列した目録。
⇒と‐しょ【図書】
とし‐より【年寄】
①年をとった人。老人。徒然草「鎌倉の―の申し侍りしは」
②武家の政務に参与した重臣。室町幕府では評定衆・引付衆の称。江戸幕府では老中。大名では家老。
③江戸時代、町村で住民の長であった役名。組頭・町年寄・村年寄など。西鶴織留2「―、五人組の連判にて」
④江戸幕府の大奥の女中の重職。奥向きの取締りをつかさどる。
⑤相撲で、興行に参与し、弟子を育成する者。また、親方の正式名称。日本相撲協会の評議員で、力士や行司が引退後に株を買って名跡を継ぐ。頭取。
⇒としより‐かぶ【年寄株】
⇒としより‐ご【年寄子】
⇒としより‐しゅう【年寄衆】
⇒としより‐ぼね【年寄骨】
⇒としより‐やく【年寄役】
⇒年寄の冷水
としより‐かぶ【年寄株】
相撲で、引退した力士が年寄5を襲名するために必要な名跡みょうせき。現在、日本相撲協会が認めている年寄株は105。→一代年寄。
⇒とし‐より【年寄】
としより‐ご【年寄子】
年を取ってから生まれた子。歌舞伎、小袖曾我薊色縫「―は不便が一倍」
⇒とし‐より【年寄】
としより‐こい
(鳴き声が「年寄り来い」と聞こえるという)シラコバトの異称。
としより‐しゅう【年寄衆】
①(→)議奏2の異称。
②江戸幕府で老中、大名家で家老の称。
⇒とし‐より【年寄】
としよりずいのう【俊頼髄脳】‥ナウ
歌論書。2巻。源俊頼著。関白忠実の女むすめ(後に鳥羽院皇后、高陽院かやのいん)のために作歌の手引として著したもの。和歌の略史・種類・病・効用・技法などを説き、歌語の詳説に至る。和歌説話を多く記す。俊頼口伝。俊頼無名抄。俊秘抄しゅんぴしょう。


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