複数辞典一括検索+
○年を渡るとしをわたる🔗⭐🔉
○年を渡るとしをわたる
旧年より新年に及ぶ。翌年にまたがる。後撰和歌集冬「あらたまの年を渡りてあるが上に」
⇒とし【年・歳】
と‐しん【兎唇】
上唇が縦に裂け、兎の唇の形をなすもの。胎生期における鼻突起と左右一対の上顎および下顎突起相互の癒合が不完全なために起こる。みつくち。いぐち。口唇裂。欠唇けっしん。
と‐しん【図讖】
(「図」は河図かとのこと)未来の吉凶を予言した書。未来記。図籙とろく。
と‐しん【妬心】
ねたむ心。嫉妬心。
と‐しん【都心】
大都市の中心部。特に、東京都の中心。「―まで1時間の距離」「副―」
と‐しん【渡津】
渡し場。また、渡し場を渡ること。
と‐じん【都人】
みやこの人。好色五人女3「石山寺の開帳とて、―袖をつらね」
と‐じん【都塵】‥ヂン
都会のごみ。また、都会の雑踏。
と‐じん【屠人】
①(→)屠者に同じ。
②料理人。太平記17「―是を調へて、その胙ひもろぎを東宮に奉る」
どしん
重い物がおちたりぶつかったりする音。どしり。「―としりもちをつく」
ど‐じん【土人】
①その土地に生まれ住む人。土着の人。土民。
②未開の土着人。軽侮の意を含んで使われた。
③土でつくった人形。土人形。泥人形。
ど‐じん【土神】
(→)土公神どくじんのこと。
と‐じんし【都人士】
みやこの人。みやこびと。
とす【鳥栖】
佐賀県東部の市。鹿児島本線・長崎本線の分岐点。古くから交通の要地。昔この地に鳥屋をつくり、鳥を朝廷に献上するのを例としたので、鳥樔郷と称したという(肥前風土記)。人口6万5千。
トス【toss】
(「軽く投げ上げる」の意)
①硬貨などを投げて、落ちた時の面の表裏によって物事を決めること。
②バレーボールで、攻撃の際、打ち込みやすいように味方にボールを上げ送ること。
③野球・バスケット‐ボールなどで、近くの味方へボールを軽く下から投げ送ること。
④テニスで、サービスの時にボールを投げ上げること。
と・す【吐す】
〔他サ変〕
はく。もどす。あげる。浮世風呂前「物を食して―・すものを」
と・ず【閉づ】トヅ
〔自他上二〕
⇒とじる(上一)
と・ず【綴づ】トヅ
〔他上二〕
⇒とじる(上一)
どす
(「おどす」からか)
①短刀・匕首あいくちなど懐中にかくして持つ短い刀。
②すごみ。「―を利きかす」
⇒どすの利いた声
⇒どすを呑む
ドス【DOS】
(disc operating system)ディスク・ファイルの制御を主体としたパソコン用の小規模なオペレーティング‐システム。マイクロソフト社のMS‐DOSの略称として多く使われた。
どす
〔助動〕
(京都・滋賀地方でいう)「です」の転。
どす
〔接頭〕
濁って不透明なさまにいう語。「―黒い」
と‐すい【都水】
秦・漢などで、主として治水の事をつかさどった官。今昔物語集2「―の使者に」
ど‐すい【土錘】
粘土を焼いて作った漁網用のおもり。縄文時代から作られる。
と‐すう【抖擻】
⇒とそう。日葡辞書「トスウノギャウニン(行人)」
ど‐すう【度数】
①回数。
②〔数〕(frequency)標本のとる値をいくつかの区間に分けたときの、各区間に属する標本の個数。頻度。
③角度・温度などを表す数値。→度。
⇒どすう‐せい【度数制】
⇒どすう‐ぶんぷ【度数分布】
どすう‐せい【度数制】
電話の料金を通話時間に関係なく使用の度数のみによって計算する制度。
⇒ど‐すう【度数】
どすう‐ぶんぷ【度数分布】
〔数〕度数を用いて表される標本の分布。→ヒストグラム
⇒ど‐すう【度数】
トスカ【La Tosca】
①フランスのサルドゥー(V. Sardou1831〜1908)作の5幕物の悲劇。1887年初演。歌姫トスカと画家カヴァラドッシとの恋を描く。
②プッチーニ作曲の歌劇。3幕。1に取材。1900年ローマで初演。
プッチーニ
提供:ullstein bild/APL
→歌劇「トスカ」 テーデウム
提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
トスカーナ【Toscana】
イタリア中部、エトルリアの地。フィレンツェのほか、アレッツォ・ルッカ・ピサ・シエナなどの都市を含み、政治上および文化上枢要な地位を占め、殊にルネサンス文化開花の中心。
トスカニーニ【Arturo Toscanini】
イタリアの指揮者。スカラ座・ニューヨーク‐フィルハーモニー管弦楽団・NBC交響楽団などの指揮者を歴任。1954年引退。(1867〜1957)
トスカネリ【Paolo Toscanelli】
イタリアの天文学者・地理学者。コロンブスのアメリカ大陸到達の手引となった地図を作成。(1397〜1482)
ドスキン【doeskin】
(「牝鹿の皮」の意)鹿革に似せた光沢のある厚地の毛織物。繻子羅紗しゅすラシャともいわれる。主に礼服地として使用。
とず・く【届く】トヅク
[一]〔自四〕
とどく。平家物語11「海は艫櫂の―・かん程せめゆくべし」
[二]〔他下二〕
とどける。謡曲、柏崎「形見を―・くる音づれは」
どす‐ぐろ・い【どす黒い】
〔形〕
にごったように黒ずんでいる。「―・い血痕」
どすこい
相撲甚句の囃子詞はやしことば。
どす‐ごえ【どす声】‥ゴヱ
にごった声。低く太いすごみを利きかせた声。浮世床初「どえらい―できめをつたによつて、わしもしゆつと消えてしもた」
とすじえもん【十筋右衛門】‥スヂヱ‥
頭髪のごく少ない人をひやかしていう語。六筋右衛門。好色一代女3「地髪は―」
ドストエフスキー【Fedor M. Dostoevskii】
ロシアの小説家。「貧しい人たち」「分身」で文壇に登場。体制批判の結社に加わって逮捕・流刑を体験。秘密結社内部の同志殺害・父殺しなどの題材によって社会と人間の深部を照らし出し、20世紀文学に強い影響を与えた。代表作「死の家の記録」「罪と罰」「白痴」「悪霊」「カラマーゾフの兄弟」「作家の日記」など。(1821〜1881)

広辞苑 ページ 14170 での【○年を渡る】単語。