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○無い腹を探られるないはらをさぐられる🔗⭐🔉
○無い腹を探られるないはらをさぐられる
身に覚えのない事で疑いをかけられる。痛くもない腹を探られる。
⇒な・い【無い・亡い】
ないばら‐を‐たつ【無い腹を立つ】
さほどにもないことに腹を立てる。むかっぱらを立てる。一説に、「泣い腹を立つ」で、泣いて腹を立てる意とする。大鏡伊尹「やがて馬の上にて、ない腹を立ちて、見かへるままに」
ないはん‐そく【内反足】
〔医〕(→)内翻足ないほんそくに同じ。
ない‐ひ【内皮】
①内側の皮。↔外皮。
②植物の組織の皮層と中心柱の間の1列の細胞層。根に発達し、細胞壁は厚く木化し、水分・空気を通さず、保護作用に当たる。所々に細胞壁の薄い通過細胞があって内外の連絡を行う。
③動物の血管・心臓などの内腔壁をおおう組織。
ない‐ひょう【内評】‥ヒヤウ
内々の評判または批評・評議。
ない‐ひょうじょう【内評定】‥ヒヤウヂヤウ
①内々でする評定。
②室町時代、政所まんどころ・問注所で正月に行われた評定始の儀式。
ない‐ふ【内付】
①その国に来て服従すること。服属。
②そのもの自体に備わっていること。内在。
ない‐ふ【内府】
(ダイフとも)
①貢物や兵器を収める宮中の倉庫。
②内大臣の別称。
ナイフ【knife】
①西洋式の小刀。
②特に、洋食の食卓用小刀。
⇒ナイフ‐エッジ【knife-edge】
⇒ナイフがた‐せっき【ナイフ形石器】
ない‐ぶ【内部】
①内の部分。うちがわ。
②その組織の中。「―の事情」↔外部。
⇒ないぶ‐エネルギー【内部エネルギー】
⇒ないぶ‐かんかく【内部感覚】
⇒ないぶ‐かんきょう【内部環境】
⇒ないぶ‐かんさ【内部監査】
⇒ないぶ‐きせい【内部寄生】
⇒ないぶ‐きんゆう【内部金融】
⇒ないぶ‐けいざい【内部経済】
⇒ないぶ‐けんせい‐そしき【内部牽制組織】
⇒ないぶ‐こうさく【内部工作】
⇒ないぶ‐こうでんこうか【内部光電効果】
⇒ないぶ‐こくはつ【内部告発】
⇒ないぶしゃ‐とりひき【内部者取引】
⇒ないぶ‐しょうがい‐しゃ【内部障害者】
⇒ないぶ‐ていこう【内部抵抗】
⇒ないぶ‐は【内部波】
⇒ないぶ‐まさつ【内部摩擦】
⇒ないぶ‐りゅうほ【内部留保】
⇒ないぶ‐ろうどう‐しじょう【内部労働市場】
ナイフ‐エッジ【knife-edge】
剃刀かみそりのように鋭く痩せた山稜。ナイフリッジ。
⇒ナイフ【knife】
ないぶ‐エネルギー【内部エネルギー】
熱平衡状態にある系が持つエネルギーの総量。すなわち、系を構成する各分子のエネルギーと、分子相互間の位置エネルギーなどを加えたもの。物体が全体として移動する運動エネルギーや外力に対する位置エネルギーは含まれない。
⇒ない‐ぶ【内部】
ナイフがた‐せっき【ナイフ形石器】‥セキ‥
剥片の鋭い縁辺の一部を刃とした石器。日本の旧石器時代後半の代表的な石器。
ナイフ形石器
⇒ナイフ【knife】
ないぶ‐かんかく【内部感覚】
身体内部の感覚。すなわち運動感覚・平衡感覚および内臓感覚の総称。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐かんきょう【内部環境】‥クワンキヤウ
〔生〕生物体を外界から包む外部環境に対し、生体の組織・細胞を浸し、その活動を内部的に支えている媒液たる体液部分をいう。C.ベルナールが最初に提唱し、内部環境の恒常性(ホメオスタシス)の重要性を説いた。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐かんさ【内部監査】
監査主体が被監査組織の内部者である場合の監査。株式会社では一般に監査役による監査をいう。↔外部監査。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐きせい【内部寄生】
寄生生物が宿主動物の体内すなわち消化管その他の内臓や血管・筋肉などに寄生すること。↔外部寄生。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐きんゆう【内部金融】
企業が必要な資金を、減価償却積立金や社内留保の利用など企業の内部で調達すること。↔外部金融。
⇒ない‐ぶ【内部】
ない‐ふく【内服】
薬を飲むこと。内用。「―薬」
⇒ないふく‐ワクチン【内服ワクチン】
ない‐ふく【内福】
うわべにはさほどに見えなくて、内実は裕福なこと。内証の裕福なこと。「―な家庭」
ないふく‐ワクチン【内服ワクチン】
経口免疫に用いるワクチンで、飲んで予防効果を得ようとするもの。小児麻痺(ポリオ)などに使用。
⇒ない‐ふく【内服】
ないぶ‐けいざい【内部経済】
個々の企業が新しい機械設備の導入や経営能率の増進などによって生産費を低下させ利益を得ること。↔外部経済。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐けんせい‐そしき【内部牽制組織】
会社などで、日常の業務執行の過程で生ずる誤謬や不正を業務の分担によって防止できるように図る組織。例えば、売掛金の回収を、出納課・販売課・会計課で記帳させ、その記録を照合することによって誤記入などを防止する。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐こうさく【内部工作】
ある目的のために、組織の内部の人にひそかに働きかけること。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐こうでんこうか【内部光電効果】‥クワウ‥カウクワ
(→)光ひかり伝導に同じ。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐こくはつ【内部告発】
企業や団体の隠された不正などを、組織内部の人間が外部に明らかにし訴えること。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶしゃ‐とりひき【内部者取引】
(→)インサイダー取引に同じ。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐しょうがい‐しゃ【内部障害者】‥シヤウ‥
身体障害者福祉法に定められた障害者で、心臓・腎臓・呼吸器などの身体内部に障害をもつ者。
⇒ない‐ぶ【内部】
ない‐ぶつ【内仏】
①寺院で庫裏くりに安置した仏像。
②自分の居室に安置して信仰する仏。持仏。
ないぶ‐ていこう【内部抵抗】‥カウ
電池・電気機器・電気計器などの内部で端子間に存在する電気抵抗。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐は【内部波】
海洋内部に発生する波。海水の密度の変化に重力が作用して生じる。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐まさつ【内部摩擦】
①外部から物体に加えられた変形のエネルギーの一部が熱エネルギーに変化する現象。内耗。
②内部での軋轢あつれき。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐りゅうほ【内部留保】‥リウ‥
企業が、税引後利益から配当金や役員賞与などの社外流出額を差し引いて、残余を企業内に留保すること。また、留保された金額。社内留保。
⇒ない‐ぶ【内部】
ないぶ‐ろうどう‐しじょう【内部労働市場】‥ラウ‥ヂヤウ
一般の労働市場における労働力の需給ではなく、組織特有の規則・慣行などで賃金・昇進などが決まる場。企業など。↔外部労働市場
⇒ない‐ぶ【内部】
ない‐ふん【内紛】
内部のごたごた。うちわもめ。内訌ないこう。
ない‐ふん【内憤】
心中のいきどおり。
ない‐ぶん【内分】
①うちわけ。
②表沙汰にしないこと。「―に済ます」
③〔数〕一つの線分AB上に一点PをとりPA:PB=a:bとするとき、PはABをa:bに内分するという。↔外分
ない‐ぶん【内文】
内印を捺おした文書。うちぶみ。↔外文げぶん
ない‐ぶん【内聞】
①内々で聞くこと。非公式に高貴の人の耳に入ること。「―に達する」
②表沙汰にしないこと。内分。「ご―に願います」
ない‐ぶんぴ【内分泌】
⇒ないぶんぴつ
ない‐ぶんぴつ【内分泌】
各種の腺(内分泌腺)がその分泌物を導管によらないで直接体液または血液中に送り出すこと。もとはC.ベルナールがたてた概念。その分泌物はホルモン。ないぶんぴ。↔外分泌。
⇒ないぶんぴつ‐かくらん‐ぶっしつ【内分泌攪乱物質】
⇒ないぶんぴつ‐きかん【内分泌器官】
⇒ないぶんぴつ‐せん【内分泌腺】
ないぶんぴつ‐かくらん‐ぶっしつ【内分泌攪乱物質】
生体に性ホルモンと類似した作用をもたらす化学物質。DDT・PCB・ビスフェノールAなど。環境ホルモン。
⇒ない‐ぶんぴつ【内分泌】
ないぶんぴつ‐きかん【内分泌器官】‥クワン
(→)内分泌腺に同じ。
⇒ない‐ぶんぴつ【内分泌】
ないぶんぴつ‐せん【内分泌腺】
内分泌、すなわちホルモン分泌を行う腺。脊椎動物の脳下垂体・甲状腺・生殖腺・副腎、あるいは昆虫のアラタ体など。↔外分泌腺
⇒ない‐ぶんぴつ【内分泌】
ない‐へい【内嬖】
君主のお気に入りのそばめ。内寵。
ないへい‐せい【内閉性】
〔心〕自分自身のうちに閉じこもって現実に背を向ける性質。
ない‐へき【内壁】
①内部の障壁。うちがこい。
②壁の内側の面。
ない‐へん【内辺】
うちがわ。
ない‐へん【内変】
内部の変化。また、国内の変事。
ない‐へん【内編・内篇】
主に中国の書籍で、著述の中核をなす部分。残余の部分を外編がいへんという。「荘子―」
ない‐べん【内弁】
古代、即位または朝賀などの重要な節会せちえに、承明門内で諸事をつかさどった首席の公卿。門外で諸事を指揮した第二位の公卿を外弁げべんという。平家物語5「―外弁の公卿参列して」
ない‐ほう【内方】‥ハウ
①内部の方。うちがわ。
②他人の妻の尊敬語。内儀。内室。うちかた。宇津保物語楼上上「布留ふるの朝臣の―はわが伯母にいまそかりし宮なり」
ない‐ほう【内包】‥ハウ
①〔論〕(intension; connotation)概念の適用される範囲(外延)に属する諸事物が共通に有する徴表(性質)の全体。形式論理学上は、内包と外延とは、反対の方向に増減する。例えば、学者という概念は、哲学者・文学者・科学者・経済学者などの学者の全種類を包括するが、学者という概念に「哲学研究」という徴表を加えると、内包はそれだけ増加し、外延は反対に減少する。内容。
②内部に含み持つこと。
⇒ないほう‐りょう【内包量】
ない‐ほう【内法】‥ハフ
内側の寸法。うちのり。
ない‐ほう【内法】‥ホフ
他の宗教に対して、仏法の称。↔外法げほう
ない‐ほう【内報】
内々の知らせ。内密の通信。
ないほう‐りょう【内包量】‥ハウリヤウ
(intensive magnitude)同一種類のものを加えても大きさはふえず量的には意味のないもので強度の変化のみが問題となる量。例えば、熱で、これは温度計の装置によって外延量に翻訳される。↔外延量
⇒ない‐ほう【内包】
ナイポール【Vidiadhar Surajprasad Naipaul】
トリニダード‐トバゴ出身のイギリスの作家。インド系移民の子。「ミゲル‐ストリート」「物真似人間たち」「中間航路」「インド‐新しい顔」など。ノーベル賞。(1932〜)
ないほん‐そく【内翻足】
足首関節の異常のため、足が内向きに固定され、足の内側縁が挙がって足底が内側に向かっている状態。先天性と後天性とがある。内反足。
ない‐まく【内幕】
内部の事情。うちまく。
ない‐まく【内膜】
体内器官の内側の膜。「子宮―」
ない‐まぜ【綯い交ぜ】ナヒ‥
①綯いまぜること。「五色―の組紐」
②歌舞伎脚本用語。時代・人物などが異なった複数の脚本を混ぜ合わせて新しい狂言の筋を作ること。
ない‐ま・ぜる【綯い交ぜる】ナヒ‥
〔他下一〕[文]なひま・ず(下二)
①さまざまの色糸などをより合わせる。
②質のちがうものを混ぜ合わせる。「若手ベテラン―・ぜた作品展」
ナイマン【Naiman・乃蛮】
トルコ系の部族。10〜13世紀、アルタイ山脈の東西にわたって建国したが、1218年モンゴル軍によって討滅。
ない‐みつ【内密】
表向きにしないこと。内緒。「ご―に願います」
ない‐みょう【内明】‥ミヤウ
インドの学問分類で形而上学的思索をいう。仏教では、五明の一つで、仏教学を指す。
ない‐みょうぶ【内命婦】‥ミヤウ‥
律令制で、五位以上の女官。うちのみょうぶ。
ない‐む【内務】
①国内の政務。
②内務行政。すなわち、警察・土木・衛生・地方行政などに関する政務。
③軍隊で、兵舎内における日常生活に関する勤務。
⇒ないむ‐きょう【内務卿】
⇒ないむ‐しょう【内務省】
⇒ないむ‐だいじん【内務大臣】
⇒ないむ‐はん【内務班】
ないむ‐きょう【内務卿】‥キヤウ
1885年(明治18)官制改革前の内務省長官の称。
⇒ない‐む【内務】
ないむ‐しょう【内務省】‥シヤウ
警察・地方行政・選挙その他内務行政を管轄した中央官庁。1873年(明治6)設置、1947年廃止。福沢諭吉、丁丑公論「―設立の頃より政務は益ますます繁多にして」
⇒ない‐む【内務】
ないむ‐だいじん【内務大臣】
内務省の長官。内相。
⇒ない‐む【内務】
ないむ‐はん【内務班】
旧陸軍の兵営内における日常生活の単位。中隊が5〜6の内務班に分かれ、下士官が班長として統率した。
⇒ない‐む【内務】
ない‐め【泣い目】
(ナキメの音便)つらいめ。つらい思い。十訓抄「―を見すべし」
ない‐めい【内命】
内密の命令。表向きでない命令。「―を受ける」
ない‐めん【内面】
①内部に向いた面。うちがわの面。
②心理・心情に関する面。「―に動揺がある」↔外面。
⇒ないめん‐か【内面化】
⇒ないめん‐けんさくばん【内面研削盤】
⇒ないめん‐せいかつ【内面生活】
⇒ないめん‐てき【内面的】
⇒ないめん‐びょうしゃ【内面描写】
ないめん‐か【内面化】‥クワ
①表に現れないようになること。
②外から与えられた知識・価値観などを自らのものとして取り入れること。
⇒ない‐めん【内面】
ないめん‐けんさくばん【内面研削盤】
孔や円筒状のものの内面の研削仕上げを行う機械。内面研磨盤。
⇒ない‐めん【内面】
ないめん‐せいかつ【内面生活】‥クワツ
精神生活。内的生活。
⇒ない‐めん【内面】
ないめん‐てき【内面的】
内面に関するさま。精神面に関するさま。内的。
⇒ない‐めん【内面】
ないめん‐びょうしゃ【内面描写】‥ベウ‥
文学作品などで、人物の心理もしくは気分などの心的状態を描写すること。
⇒ない‐めん【内面】
ない‐もうこ【内蒙古】
モンゴルのゴビ砂漠以南の地。うちもうこ。
⇒ないもうこ‐じちく【内蒙古自治区】
ないもうこ‐じちく【内蒙古自治区】
⇒うちモンゴルじちく
⇒ない‐もうこ【内蒙古】

広辞苑 ページ 14491 での【○無い腹を探られる】単語。