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○情けを知るなさけをしる🔗🔉

○情けを知るなさけをしる ①人情の何たるかを知る。 ②男女間の情愛に通じている。 ⇒なさけ【情け】 ナサコムNASAKOM】 インドネシアの大統領スカルノが提唱した国民綱領。民族主義(nasionalisme)、宗教(agama)、共産主義(kommunisme)の統一を目指したもの。1965年の九‐三十事件により消滅。 な‐ざし名指し】 名をあげて指定すること。指名。「―で非難する」 ⇒なざし‐にん【名指人】 なざし‐にん名指人】 ①指名された人。 ②指定した手形の受取人。 ⇒な‐ざし【名指し】 な‐ざ・す名指す】 〔他五〕 だれそれと名を指し示す。指名する。 なさぬ‐なか生さぬ仲】 肉親でない親子の仲。継父または継母と継子との間柄。また、養父母と養子との間柄。 なさ・る為さる】 [一]〔他五〕 ①「する」「なす」の尊敬語。「卒業―・る時」 ②動詞の連用形に付いて、尊敬の意を表す。「行き―・る」「お読み―・った」 [二]〔他下二〕 ⇒なされる(下一) ナザルバエフNursultan A. Nazarbaev】 カザフスタンの政治家。ソ連のペレストロイカ期にカザフ共産党第一書記。1991年カザフスタン共和国独立とともに大統領。強権的に政治を運営、大統領任期を延長。(1940〜) ナザレNazareth】 イスラエル北部の都市。地中海岸ハイファの東南東約30キロメートル、ヨルダン渓谷の西側の山地にある。イエスが育った地。ナゼラト。 ⇒ナザレ‐びと【ナザレ人】 ナザレ‐びとナザレ人】 ①ナザレの人。特にイエスを指す。 ②(ユダヤ人、後にイスラム教徒の側から)キリスト教徒の蔑称。 ⇒ナザレ【Nazareth】 なさ・れる為される】 〔他下一〕[文]なさ・る(下二) (→)「なさる」(五段)に同じ。狂言、萩大名「あれへお出で―・れたならばお褒め―・れませ」 なし生し】 生むこと。生んだこと。万葉集9「父母が―のまにまに」 なし為し・作し】 なすこと。しわざ。…のせい。源氏物語紅梅「心の―にやありけむ」 なし梨・梨子】 バラ科の落葉高木。日本の中部以南および中国大陸に自生する原種から、それぞれ独立に果樹として改良。葉は卵形。4月頃、葉と共にサクラに似てやや大きな白花をつける。果実は大形で球形、外皮に小さい斑点があり、食用。大別して「長十郎」に代表される赤梨と「二十世紀」に代表される青梨とがある。ありのみ。「梨の花」は〈[季]春〉、「梨の実」は〈[季]秋〉。万葉集10「妻―の木を手折りかざさむ」 ⇒梨の礫 なし無し】 ないこと。むなしいこと。無駄。無。狂言、船渡聟「其方の骨折は―にはせまい程に」。「人で―」「言いっこ―」 な・し無し・亡し】 〔形ク〕 ⇒ない な・し 〔接尾〕 ⇒ない なじ】 〔副〕 なぜ。なにゆえ。沙石集(一本)「さらば―に思し食したちたる」 ナジNagy Imre】 ハンガリーの政治家。1953〜55年首相。56年ハンガリー事件の際に首相に復帰し、部分的な民主化を推進。ソ連の武力介入で逮捕・処刑された。89年名誉回復。(1896〜1958) なし‐あ・ぐ成し上ぐ】 〔他下二〕 ①官位などをのぼす。昇進させる。源氏物語東屋「けふあすといふばかりに―・げてむ」 ②なしとげる。しあげる。成就する。 なし‐い・ず成し出づ‥イヅ 〔他下二〕 引き立てて昇進させる。源氏物語関屋「とりわきて―・で給ひければ」 なし‐い・ず為し出づ‥イヅ 〔他下二〕 しでかす。なす。宇津保物語俊蔭「その折の事のみ―・でつ」 なし‐うち梨子打】 (ナシウチはナヤ(萎)シウチの約で、柔らかに造ったの意)「なしうちえぼし」の略。 ⇒なしうち‐えぼし【梨子打烏帽子】 なしうち‐えぼし梨子打烏帽子】 揉もみ烏帽子の一種。黒の紗や綾地に薄く漆を塗って柔らかく作り、兜の下に着用。軍陣で武将が用いた。 梨子打烏帽子 ⇒なし‐うち【梨子打】 なし‐うり梨瓜】 マクワウリの一品種。中国から渡来。果実は卵形で黄白色、果肉は緑白色。ニューメロン。〈[季]夏〉 なし‐え梨絵‥ヱ 梨子地なしじの蒔絵まきえ。枕草子184「沈の御火桶の―したるに」 なじ‐か 〔副〕 (ナニシニカの約)どうしてか。なぜか。風雅和歌集「―と思ふ情もぞ見る」 ⇒なじか‐は なじか‐は 〔副〕 ①どうしてか。いかでか。普通、下に反語を伴う。保元物語(金刀比羅本)「―ふたたびとり返し候ふべき」 ②なにゆえ。なぜ。どうして。徒然草「―捨てしなどいはむは」 ⇒なじ‐か なし‐かん梨子羹】 梨の実をすりおろした汁に、寒天・砂糖などを加えて流し固めたもの。 なし‐くずし済し崩し‥クヅシ ①借金を少しずつ返却すること。元禄大平記「―の借銭」 ②物事を少しずつすましてゆくこと。「―に既成事実ができ上がる」 なし‐くず・す済し崩す‥クヅス 〔自五〕 なしくずしにする。 ナシ‐ゴレンnasi goreng マレー】 (ナシは米飯、ゴレンは油で炒める意)インドネシア・マレーシアの焼飯。ケチャップ‐マニス(甘口醤油)などで調味し、サンバル(ペースト状の辛口の薬味)を添えて食べる。 なし‐じ梨子地‥ヂ ①蒔絵まきえの地蒔の一種。漆地に金や銀の梨子地粉を蒔き、上に梨子地漆を塗り、粉が露出しない程度に研ぎ出したもの。金銀粉が漆を通してまだらに見え、梨の実の肌に似る。梨地。曾我物語1「外は―にまきて」 ②梨子地織の略で、織物地質の一つ。格子に似た織り方で、布面に梨の実の表皮に似た外観を与えたもの。 ⇒なしじ‐うるし【梨子地漆】 ⇒なしじ‐ぬり【梨子地塗】 ⇒なしじ‐ふん【梨子地粉】 なしじ‐うるし梨子地漆‥ヂ‥ 主として梨子地塗に用いる透明な漆。梨子地粉の発色をよくするため、雌黄しおう2か梔子くちなしから採った染料を生漆に加えて製する。 ⇒なし‐じ【梨子地】 なしじ‐ぬり梨子地塗‥ヂ‥ 梨子地に塗ること。また、その塗物。 ⇒なし‐じ【梨子地】 なしじ‐ふん梨子地粉‥ヂ‥ 梨子地に用いる金や銀の粉。平目粉ひらめふんをさらに細かくしたもの。 ⇒なし‐じ【梨子地】 なし‐しゅ梨酒】 梨の果汁をしぼり、発酵させて造った酒。または、梨の果肉を砂糖とともに焼酎に漬けた果実酒。 なし‐た・つ成し立つ】 〔他下二〕 世に立つようにする。立派に育て上げる。源氏物語玉鬘「御子どもみな物めかし―・て給ふを聞けば」 なし‐つぼ梨壺】 昭陽舎の異称。庭前に梨を植えたからいう。 ⇒なしつぼ‐の‐ごにん【梨壺の五人】 なしつぼ‐の‐ごにん梨壺の五人】 951年(天暦5)梨壺に置かれた和歌所の寄人よりうど。すなわち、後撰集の撰集と万葉集の付訓に当たった大中臣能宣・清原元輔・源順したごう・紀時文・坂上望城もちきの5人の称。 ⇒なし‐つぼ【梨壺】 な‐して 〔副〕 (東北地方・新潟県・西日本で)どうして。なぜ。 なし‐と・げる為し遂げる・成し遂げる】 〔他下一〕[文]なしと・ぐ(下二) 物事をしとげる。完成する。「偉業を―・げる」 なしのき‐じんじゃ梨木神社】 京都市上京区にある元別格官幣社。祭神は三条実万さねつむ・三条実美さねとみ。1885年(明治18)創建。 梨木神社 撮影:的場 啓

広辞苑 ページ 14631 での○情けを知る単語。