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○生酔い本性たがわずなまえいほんしょうたがわず🔗🔉

○生酔い本性たがわずなまえいほんしょうたがわず 酔っても本性は失わない。酒の酔い本性忘れず。 ⇒なま‐えい【生酔い】 なまえ‐まけ名前負け‥マヘ‥ 名前が不相応に立派すぎること。名に実が伴わず、かえって劣って見えること。 ⇒な‐まえ【名前】 なま‐えんそう生演奏】 レコード・録音などでない、その場での実際の演奏。→ライブ なま‐おか・し生をかし‥ヲカシ 〔形シク〕 なんとなくおもしろい。どことなく趣がある。源氏物語若菜下「―・しくも哀れにもおぼし出でけり」 なま‐おきな生翁】 それほど年をとっていない老人。まだ生心なまごころのある老人。伊勢物語(一本)「―の今はさる事にげなく思ひけれど」 なま‐おそろ・し生恐ろし】 〔形シク〕 なんとなく恐ろしい。そらおそろしい。更級日記「ただ今行くへなく飛びうせなばいかが思ふべきと問ふに―・しと思へるけしきを見て」 なま‐おなご生女子‥ヲナゴ まだ色気の残っている女。狂言、鈍太郎「右からも左からも―のとりついて」 なま‐おぼえ生覚え】 ①たしかでない記憶。うろおぼえ。枕草子161「よみたる歌などをだに―なるものを」 ②恩寵のそれほどでないこと。源氏物語宿木「―あざやかならぬや、暗きまぎれに立ちまじりたりけむ」 なま‐おぼおぼ・し生朧朧し】 〔形シク〕 なんとなくおぼつかない。なんとなく気にかかる。紫式部集「方違へに渡りたる人の―・しき事ありて帰りにける」 なま‐お・ゆ生老ゆ】 〔自上二〕 すこしばかり年がふけている。栄華物語御賀「―・いたる人は涙も落ちけり」 なま‐おんな生女‥ヲンナ ①未熟な女。宇津保物語菊宴「かやうの事は―こそはものたばかりはすめれ」 ②身分の低い女。青女房。蜻蛉日記「もしは―などしていはすることこそあれ」 なま‐がい生貝‥ガヒ ①なまの貝。貝類の生肉。 ②アワビの料理。(→)水貝に同じ。好色一代男6「芹やき、あるへいたう、―のふくら煎いりを」 なま‐がくしょう生学生‥シヤウ 未熟な学生がくしょう。年功を経ない学生。大鏡「父が―に使はれ奉りて」 なま‐かく・す生隠す】 〔他四〕 なんとなくかくす。源氏物語手習「―・すけしきなれば人にも語らず」 なま‐がくもん生学問】 なまかじりの学問。未熟な学問。 なま‐がし生菓子‥グワ‥ ①水分の多い、主として餡あん類を用いた菓子。餅菓子・饅頭まんじゅう・羊羹など。和生菓子。↔干菓子ひがし。 ②クリームや果物などを使った洋菓子。洋生菓子。 なま‐かじり生齧り】 物事のうわべをちょっと聞き知っただけで、十分によく知らないこと。なまがみ。一知半解。「―の学問」 なま‐かた生方】 〔副〕 すこし。いささか。 なま‐かたほ生偏(→)「なまかたわ(生片端)」に同じ。 なまがた‐ほう生型法‥ハフ 代表的な鋳型いがた法。しめったままの砂で鋳型を作り、水分のある間に熔かした金属を流し込む。乾燥工程を省くことができて、安価なのが特徴。 なま‐かたわ生片端‥カタハ どことなく欠点のあること。どことなく不完全なこと。なまかたほ。源氏物語手習「―なることを、かくなむ聞え給ふといふに」 なま‐がってん生合点】 十分に分かっていないで分かったつもりになること。なまがてん。〈日葡辞書〉 なま‐がね生鉄】 よく鍛えてない鉄。〈日葡辞書〉 なま‐かべ生壁】 ①塗りたてで、まだよく乾いていない壁。 ②生壁色の略。 ⇒なまかべ‐いろ【生壁色】 ⇒生壁の釘 なまかべ‐いろ生壁色】 染色の一つ。濃い藍鼠色。 Munsell color system: 2Y5.5/2.5 ⇒なま‐かべ【生壁】

広辞苑 ページ 14720 での○生酔い本性たがわず単語。