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○寝耳に水ねみみにみず🔗🔉

○寝耳に水ねみみにみず 不意の事が起こって驚くことのたとえ。「―の転勤辞令」 ⇒ね‐みみ【寝耳】 ねむ合歓(→)「ねむのき」の略。 ね・む睨む】 〔他下二〕 ⇒ねめる(下一) ねむ・い眠い】 〔形〕[文]ねむ・し(ク) ねむりたい気持である。ねむたい。「―・い目をこする」 ねむ‐け眠気・睡気】 ねむい感じ。今にも眠りに入りそうな気持。「―を催す」「―に襲われる」 ⇒ねむけ‐ざまし【眠気覚し】 ねむけ‐ざまし眠気覚し】 ねむけをさますこと。また、そのための手段。ねむりざまし。 ⇒ねむ‐け【眠気・睡気】 ね‐むしろ寝筵】 寝る時に布団の上に敷く筵。〈[季]夏〉。〈日葡辞書〉 ね‐むずかり寝憤り‥ムヅカリ ⇒ねむつかり ねむた・い眠たい】 〔形〕[文]ねむた・し(ク) ねむい。「―・い陽気」 ねむ‐ちゃ合歓茶】 〔植〕(→)カワラケツメイの異称。 ね‐むつかり寝憤り】 子供などが、寝る時にすねて不機嫌になること。 ねむ‐の‐き合歓木】 マメ科の落葉小高木。山地や川原に自生。葉は細かい羽状複葉、小葉は10〜20対。葉は夜、閉じて垂れる。6〜7月頃、紅色の花を球状に集めて咲く。花弁は目立たず、雄しべは多数に割れ紅色。莢さやは扁長楕円形。材は胴丸火鉢・下駄歯に、樹皮は打撲傷・駆虫に用いる。ねむ。ねぶ。ごうかん。「合歓ねむの花」は〈[季]夏〉。〈元和本下学集〉 ネムノキ(花) 撮影:関戸 勇 ね‐むらさき根紫】 (根を染料に用いるからいう)(→)ムラサキの別称。 ねむら・す眠らす】 〔他五〕 ①ねむりにつかせる。ねむらせる。 ②俗に、殺す。 ねむら・せる眠らせる】 〔他下一〕 (→)「ねむらす」に同じ。 ねむり眠り・睡り】 ①ねむること。すいみん。ねぶり。「―に入る」 ②死ぬことを婉曲にいう。永眠。「永遠の―につく」 ③⇒みん(眠)⇒ねむり‐ぐさ【眠り草・含羞草】 ⇒ねむり‐ぐすり【眠り薬】 ⇒ねむり‐ごえ【眠り声】 ⇒ねむり‐ざまし【眠り覚し】 ⇒ねむり‐ながし【眠り流し】 ⇒ねむり‐びょう【眠り病】 ⇒ねむり‐め【眠り目】 ねむり‐い・る眠り入る】 〔自五〕 寝入る。〈日葡辞書〉 ねむり‐ぐさ眠り草・含羞草(→)オジギソウの異称。〈[季]夏〉 ⇒ねむり【眠り・睡り】 ねむり‐ぐすり眠り薬】 ①催眠剤さいみんざい。 ②麻酔剤ますいざい⇒ねむり【眠り・睡り】 ねむり‐ごえ眠り声‥ゴヱ ねむそうな声。 ⇒ねむり【眠り・睡り】 ねむり‐こ・ける眠りこける】 〔自下一〕 正体なく眠り込む。 ねむり‐こ・む眠り込む】 〔自五〕 よく寝入る。ぐっすり眠る。 ねむり‐ざまし眠り覚し】 ねむけざまし。 ⇒ねむり【眠り・睡り】 ねむり‐ながし眠り流し】 七夕たなばたの行事。藁わらで造った船形・灯籠・人形や飾り竹などを海川に流す。睡魔を払うという。東北地方で盛んだが、九州まで行われる。おねんぶり。ねぶとながし。 ⇒ねむり【眠り・睡り】 ねむり‐びょう眠り病‥ビヤウ (→)エコノモ脳炎に同じ。 ⇒ねむり【眠り・睡り】 ねむり‐め眠り目】 ねむそうな目。ねぶりめ。 ⇒ねむり【眠り・睡り】 ねむ・る眠る・睡る】 〔自五〕 (ネブルの転) ①心身の活動が休止し、目を閉じて無意識の状態に入る。天草本伊曾保物語「日が既に暮るれば、雞は梢に上り、犬はその木のもとに―・つた」。「ぐっすり―・る」 ②(比喩的に)一時、活動をやめた状態になったり、活用されずにある。「草木も―・る丑うし三つ時」「才能を―・らせる」「地下に―・る資源」 ③死ぬ。「異国に―・る戦友」 ねむれる‐しし眠れる獅子】 (日清戦争の頃の中国を称した語から)現在はじっと何もしないでいるが、本来は強い力のある恐ろしい人物や国家。「―を起こす」 ねむろ根室】 (アイヌ語で樹林の意のニムオロからともいう) ①北海道もと11カ国の一つ。1869年(明治2)国郡制設定により成立。現在の根室支庁の管轄。 ②北海道東部の支庁。根室市・別海町など5市町。 ③北海道東部、日本最東端の市。根室支庁の所在地。北洋漁業の基地。人口3万1千。 ⇒ねむろ‐かいきょう【根室海峡】 ⇒ねむろ‐はんとう【根室半島】 ⇒ねむろ‐ほんせん【根室本線】 ⇒ねむろ‐わん【根室湾】 ねむろ‐かいきょう根室海峡‥ケフ 北海道東岸と千島列島国後くなしり島との間の海峡。 ⇒ねむろ【根室】 ねむろ‐はんとう根室半島‥タウ 北海道東端、北東方向に突き出た半島。長さ28キロメートル、幅4〜8キロメートル。北西部に根室港、先端に納沙布のさっぷ岬があり、夏の濃霧地帯として知られる。花咲半島。 ⇒ねむろ【根室】 ねむろ‐ほんせん根室本線】 JR線の一つ。北海道函館本線の滝川と根室を結ぶ。全長443.8キロメートル。 ⇒ねむろ【根室】 ねむろ‐わん根室湾】 北海道東端、根室半島と野付のつけ崎との間の湾。 ⇒ねむろ【根室】 ねめ‐か・く睨め掛く】 〔他下二〕 にらみつける。宇治拾遺物語9「―・けて帰りにければ」 ねめ‐ころ・す睨め殺す】 〔他四〕 にらみつけて殺す。にらみころす。浄瑠璃、大職冠「長居をせば―・す」 ネメシスNemesis】 (分配する人の意)ギリシア神話で人間の思いあがりに対する神罰を擬人化した女神。 ねめ‐つ・ける睨め付ける】 〔他下一〕[文]ねめつ・く(下二) にらみつける。浄瑠璃、博多小女郎波枕「とつとと行けと―・くれば」。「眼光するどく―・ける」 ねめ‐まわ・す睨め回す‥マハス 〔他五〕 にらみながら見まわす。にらみまわす。 ね・める睨める】 〔他下一〕[文]ね・む(下二) にらむ。古今著聞集16「―・めつつ見かへり見かへりにらみけり」 ねもころ(→)「ねんごろ」に同じ。万葉集2「―に見まくほしけど」 ねもころごろ(→)「ねもころ」に同じ。万葉集13「菅の根の―に吾が思へる妹によりては」 ね‐もじね文字】 (女房詞) ①練貫ねりぬき。 ②練絹ねりぎぬ。 ③葱ねぎね‐もと根本・根元】 ①根の部分。根のあたり。「柱が―から折れる」 ②基本となるところ。こんぽん。 ねもと根本】 姓氏の一つ。 ⇒ねもと‐つうめい【根本通明】 ねもと‐つうめい根本通明】 幕末・明治の漢学者。羽嶽・健斎と号。秋田生れ。東大教授。著「周易復古筮法」「論語講義」「老子講義」。(1822〜1906) ⇒ねもと【根本】 ね‐もの根物】 野菜で、根を食用とするもの。根菜。 ね‐ものがたり寝物語】 多く夫婦関係にある男女が、寝ながら話すこと。また、その話。

広辞苑 ページ 15280 での○寝耳に水単語。