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○年貢の納め時ねんぐのおさめどき🔗⭐🔉
○年貢の納め時ねんぐのおさめどき
悪事をしつづけたものが、ついに捕らえられて罪に服すべき時。また、転じて、ある物事に見限りをつけて観念すべき時。
⇒ねん‐ぐ【年貢】
ねんぐ‐まい【年貢米】
年貢として納める米。
⇒ねん‐ぐ【年貢】
ねんぐ‐わっぷ【年貢割符】
(→)年貢割付わりつけに同じ。
⇒ねん‐ぐ【年貢】
ねんぐ‐わりつけ【年貢割付】
江戸時代、取箇郷帳とりかごうちょうによって決定された租額を村方むらかたへ通告する帳簿、すなわち徴税令書。地方じかた三帳の一つ。年貢可納割付かのうわっぷ。年貢割符。下札さげふだ。免状。
⇒ねん‐ぐ【年貢】
ねん‐ぐん【捻軍】
(捻は仲間の意)清末、1853〜66年、安徽・河南・山東・江蘇の境界地域を中心に活動した農民反乱。太平天国軍と呼応して戦い、清朝を大いに苦しめた。
ねん‐けい【年契】
2カ国以上の歴史上の出来事を年月順に対照して記した年表。
ねん‐けい【念契】
念者ねんじゃとしてのちぎり。男色上の約束。男色大鑑「―のこのかた、あかぬ曙の別れに」
ねん‐げつ【年月】
としとつき。としつき。光陰。「長い―をかける」
ねんけつ‐たん【粘結炭】
石炭の一種。乾留すると一定温度において溶融し、揮発分を発生した後、多孔性の硬いコークスとなるもの。製鉄用コークスの原料。
ねんげ‐みしょう【拈華微笑】‥セウ
〔仏〕禅宗で、以心伝心・教外別伝の法系を主張するのに用いる語。霊鷲山りょうじゅせんで説法した釈尊が、華はなを拈つまんで大衆に示した時、摩訶迦葉まかかしょうだけがその意を悟って微笑し、それによって、正しい法は迦葉に伝えられたという。
ねん‐げん【年限】
年単位で定めた期限。「―が切れる」
ねん‐こ【拈古】
〔仏〕古則・古人の言行を取り出して批評すること。拈提ねんてい。拈則。
ねん‐こう【年功】
①年来の功労。多年の功労。
②多年の熟練。「―を積む」
⇒ねんこう‐かほう【年功加俸】
⇒ねんこう‐じょれつ【年功序列】
ねん‐こう【念校】‥カウ
(印刷用語)校了にすべき段階においても、訂正が多く、校了にすることが不安な場合、念のためさらに校正すること。また、その校正刷。
ねん‐こう【拈香】‥カウ
〔仏〕
①香をつまんで焚くこと。焼香。
②拈香文の略。
⇒ねんこう‐ぶん【拈香文】
ねん‐こう【鯰公】
①なまず。
②(明治期の語。なまず鬚ひげをたくわえた者の意から)官吏の蔑称。〈和英語林集成3版〉
ねん‐ごう【年号】‥ガウ
年につける称号。中国で、皇帝が時をも支配するという思想から、漢の武帝の時(西暦紀元前140年)に「建元」と号したのに始まる。日本では645年に「大化」と号したのが最初。天皇が制定権をもち、古くは辛酉・甲子の年のほか、即位(代始め)・祥瑞・災異その他の理由によってしばしば改めたが、明治以後は一世一元となり、1979年公布の元号法も、皇位の継承があった場合に限り改めると規定。元号げんごう。→私年号
ねんこう‐かほう【年功加俸】
年功によって本俸以外に給与する俸給。
⇒ねん‐こう【年功】
ねんこう‐じょれつ【年功序列】
年齢や勤続年数の多少によって地位の上下をつけること。これを算定基礎とする賃金体系を年功序列型賃金という。
⇒ねん‐こう【年功】
ねんこう‐ぶん【拈香文】‥カウ‥
(拈香後、読むからいう)禅宗で、僧が死者に対して哀悼の意を表して朗読する文。
⇒ねん‐こう【拈香】
ねんごろ【懇ろ】
(ネモコロの転)
①まごころでするさま。心づかいのこまやかなさま。親切。丁寧。伊勢物語「狩は―にもせで」。「―な言葉」「―にもてなす」
②念入りにするさま。詳細。狂言、土産の鏡「この鏡の仔細を―に承りてござる」。「―に作る」
③互いに親しみあうさま。懇意。伊勢物語「―にあひかたらひける友だちのもとに」。「昔から―だ」「―に付き合う」
④男女がひそかに情を通じること。また、情交のある関係。男色関係にもいう。浄瑠璃、堀川波鼓「鼓の師匠源右衛門と―してござらぬかと」。「―になる」
⇒ねんごろ‐あい【懇ろ合ひ】
⇒ねんごろ‐ぶん【懇ろ分】
ねんごろ‐あい【懇ろ合ひ】‥アヒ
互いに親しい間柄であること。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「小かんがいとしがる人と言うて互ひの―」
⇒ねんごろ【懇ろ】
ねんごろ‐が・る【懇ろがる】
〔自四〕
親しみなれる。ねんごろな様子をする。源氏物語横笛「この宮に心かけきこえ給ひて、かく―・りきこえ給ふぞ」
ねんごろ‐き・る【懇ろ切る】
〔自四〕
男女の関係を断つ。縁を切る。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「おのれは傾城なれば飽いた時は―・る」
ねんごろ‐ぶん【懇ろ分】
ねんごろな関係にある人。特に、衆道の兄弟分。男色大鑑「役者仲間に―を求め」
⇒ねんごろ【懇ろ】
ねん‐こん【念根】
〔仏〕五根の一つ。正法を記憶して常に忘れないこと。
ねん‐さ【年差】
月の黄経における主な周期的摂動の一つ。地球の軌道が楕円形であるため太陽と月との距離は1年を周期として変化し、その結果、月に及ぼす太陽の引力が1年を周期として変化するために起こる月の運行の不均等。
ねん‐ざ【捻挫】
関節をねじりくじくこと。「足を―する」
ねん‐さい【年菜】
年の始めは商店が休みなので、年末にあらかじめ作っておく食事の菜。
ねん‐さい【年祭】
故人の誕生日または命日に行う追善の祭事。「百―」
ねん‐さい【年歳】
(中国で、周では「年」、夏では「歳」といった)
①とし。
②穀物。年穀。
③年齢。
ねん‐さい【燃犀】
(東晋の温嶠おんきょうが犀の角を燃やして怪物がいるという淵の底までも明るく照らした故事から)物を見抜く明めいがあること。明晰めいせき。
ねん‐さん【年三】
⇒ねぞう
ねん‐さん【年産】
1年間の産出高、または生産高。「―50万台」
ねん‐ざん【年算】
とし。年齢。よわい。〈運歩色葉集〉
ねん‐し【年矢】
月日が早く過ぎ去ることを矢になぞらえていう語。光陰。としのや。万葉集5「―停らず、平生を憶ひて涙を落す」
ねん‐し【年始】
①年の始め。年頭。年初。年甫ねんぽ。「年末―」
②年頭の祝い。年賀。〈[季]新年〉
⇒ねんし‐ちょう【年始帳】
⇒ねんし‐まわり【年始回り】
ねん‐し【年歯】
年齢。よわい。としは。
ねん‐し【念死】
〔仏〕人の死は避けられないものであることを念じ忘れないこと。十念の一つ。
ねん‐し【念紙】
下絵を本紙へ写しとる際に用いる、木炭の粉やベンガラ・代赭たいしゃなどの顔料を全面に塗った和紙。土壁や板などに描く場合に、下絵との間に挟み、下絵の線をなぞって転写する。これを念紙取という。
ねん‐し【撚糸】
①単糸を2本以上合わせ、撚よりをかけた糸。片撚糸かたよりいと・諸撚糸もろよりいとの類。よりいと。
②糸に撚りをかけること。「―機」
ねん‐じ【年次】
①年の順序。長幼の次第。
②1年ごとに順を追うこと。年々。毎年。「―予算」「―報告書」
⇒ねんじ‐ゆうきゅうきゅうか【年次有給休暇】
ねん‐じ【念持】‥ヂ
〔仏〕憶念し受持すること。
⇒ねんじ‐ぶつ【念持仏】
ねんじ‐あま・る【念じ余る】
〔自四〕
こらえきれない。自分の心一つにとどめておけない。源氏物語真木柱「この御局のあたり思ひやられ給へば、―・りてきこえ給へり」
ねんじ‐い・る【念じ入る】
〔自五〕
心に深く念じる。源氏物語玉鬘「ひたひに手を当てて、―・りてをり」
ねんじ‐かえ・す【念じ返す】‥カヘス
〔他四〕
気を取り直してこらえる。源氏物語桐壺「御息所の見ましかばとおぼしいづるに、堪へがたきを心づよく―・させ給ふ」
ねん‐しき【年式】
機械類、特に自動車などの製造年による型式。「―が古い」
ねんじ‐すぐ・す【念じ過す】
〔他四〕
心中の堪えがたさをこらえて時をすごす。源氏物語須磨「かの御すまひには、久しくなるままに、え―・すまじうおぼえ給へど」
ねんし‐ちょう【年始帳】‥チヤウ
年賀に来た人に記帳してもらう帳面。誹風柳多留5「あがるなといわぬばかりの―」
⇒ねん‐し【年始】
ねん‐じつ【稔実】
植物が成熟して実を結ぶこと。「―期」
ねんじ‐は・つ【念じ果つ】
〔自下二〕
心中の堪えがたさをこらえ、最後までがまんし通す。源氏物語蓬生「われらもえこそ―・つまじけれ」
ねんじ‐ぶつ【念持仏】‥ヂ‥
日常念持し礼拝する仏像。持仏。「橘夫人―」
⇒ねん‐じ【念持】
ねんし‐まわり【年始回り】‥マハリ
新年の挨拶のために親類や知人の家を回ること。
⇒ねん‐し【年始】
ねん‐しゃ【念写】
〔心〕心に思念した内容を写真のフィルムに感光させること。心霊現象の一種。
ねん‐しゃ【念者】
物事に念を入れる人。狂言、連歌盗人「亭主が―ぢやによつて」
⇒念者の不念
ねん‐じゃ【念者】
男色関係で兄分にあたる若者。念人。念友。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「一代若衆にならずに生えぬきの―ぢや」↔若衆。
⇒ねんじゃ‐ほうし【念者法師】
ねん‐しゃく【年爵】
平安時代以降、太上天皇・女院・三宮などの所得とするために、毎年、従五位下を受ける者を一定数推薦させ、その叙料を収入とさせた制度。年給の一種。冠こうぶり。→年官
ねん‐じゃく【念若】
念者ねんじゃと若衆との関係。男色関係。武道伝来記「いつとなく執心かけ、その後は―の誓約堅く」
広辞苑 ページ 15302 での【○年貢の納め時】単語。