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○人衆ければ天に勝つひとおおければてんにかつ🔗🔉

○人衆ければ天に勝つひとおおければてんにかつ [史記伍子胥伝「人衆者勝天、天定亦能破人」]本来、人の力は天の定めた自然の道理に従うものであるが、人が多く力が盛んな場合には、一時的ではあるが人の邪悪が天の正道に勝つことがある。→天定まってまた能く人を破る(「天」成句) ⇒ひと【人】 ピトー‐かんピトー管‥クワン (フランスの物理学者H. Pitot1695〜1771が考案)ベルヌーイの定理を応用して、水流または空気流の総圧と静圧との差、すなわち動圧を測定して流速を知る装置。 ひと‐おき人置き】 江戸時代、雇い人や遊女の周旋屋。奉公人の一時の宿をしたり、身請人や仮親などの世話をもした。ひとやど。世間胸算用3「墨染あたりに居る―の嚊かかひ‐とおし日通し‥トホシ (→)「日挟み」に同じ。 ひと‐おし一押し】 ①一回押すこと。「―で土俵から出す」 ②さらにもう少し努力すること。「あと―で完成だ」 ひと‐おじ人怖じ‥オヂ 幼児などが見知らぬ人を見ておじけづくこと。ひとおめ。 ひと‐おと人音】 人のいるらしい音。また、人の歩く足音。万葉集2「―もせねばまうらがなしも」 ひと‐おに人鬼】 鬼のような残忍な行いをする人。鬼のような心の持ち主。歌舞伎、お染久松色読販「人に―はないものだね」 ヒトーパデーシャHitopadeśa 梵】 (「有益な教訓」の意)古代インドの説話集「パンチャタントラ」の異本の一つ。10〜14世紀頃に成立した。伝説ではナーラーヤナ(Nārāyaṇa)の作と伝える。 ひと‐おめ人怖め(→)「ひとおじ」に同じ。 ひと‐おもい一思い‥オモヒ たった一度の苦しい思い。浄瑠璃、心中天の網島「刃やいばで死ぬるは―」 ⇒ひとおもい‐に【一思いに】 ひとおもい‐に一思いに‥オモヒ‥ 〔副〕 きっぱりと一気にするさま。思いきって。断然。「いっそ―死にたい」 ⇒ひと‐おもい【一思い】 ひと‐おれ一折れ‥ヲレ 舞・曲などの一区切り。ひとさし。ひとふし。源氏物語花宴「―けしきばかり舞ひ給へるに」 ひと‐か人香】 人のうつり香。人のにおい。源氏物語空蝉「いとなつかしき―にしめるを」 ひと‐かい人買い‥カヒ 人身売買。また、それを業とする者。人うり。ひとあきない。 ⇒ひとかい‐ぶね【人買い船】 ひと‐がい人詮・人甲斐‥ガヒ 人に生まれたかい。謡曲、烏帽子折「身のなる果ての牛若丸、―もなき今の身を」

広辞苑 ページ 16587 での○人衆ければ天に勝つ単語。