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○不覚を取るふかくをとる🔗🔉

○不覚を取るふかくをとる 油断や不注意で、思わぬ恥をかいたり失敗したりする。「まさかの相手に―」 ⇒ふ‐かく【不覚】 ふ‐がけ踏懸】 雅楽の舞人が用いる脛巾はばき。赤地の大和錦やまとにしきで脚絆きゃはんのように作ったもの。 ふか‐けい付加刑】 主刑に付随してのみ科することのできる刑罰。現行法では没収をいう。 ふか‐けつ不可欠】 欠くことのできないこと。「必要―」 ⇒ふかけつ‐アミノさん【不可欠アミノ酸】 ⇒ふかけつ‐じょうけん【不可欠条件】 ふかけつ‐アミノさん不可欠アミノ酸(→)必須ひっすアミノ酸に同じ。 ⇒ふか‐けつ【不可欠】 ふかけつ‐じょうけん不可欠条件‥デウ‥ (conditio sine qua non ラテン)事象が成りたつためになくてはならない条件。必須的制約。 ⇒ふか‐けつ【不可欠】 ふ‐かげん不加減】 ①料理の味つけがうまくないこと。 ②体の具合がよくないこと。 ふかこう‐りょく不可抗力‥カウ‥ ①天災地変のように人力ではどうすることもできないこと。 ②〔法〕外部から生じた障害で通常必要と認められる注意や予防方法を尽くしてもなお防止し得ないもの。 ふか‐さ深さ】 ふかいこと。また、浅いか深いかの程度。 ⇒ふかさ‐ゲージ【深さゲージ】 ふか‐ざけ深酒】 度を過ごして酒を飲むこと。 ふかさ‐ゲージ深さゲージ】 (depth gauge)溝や孔の深さを測定するのに用いる副尺つきの測定器。 ⇒ふか‐さ【深さ】 ふか‐さよう付加作用‥クワ‥ 〔地〕海溝やトラフの堆積物が海洋プレートの沈み込みに伴って剥ぎとられ陸側へ押し付けられていく作用。 ふか‐さよう富化作用‥クワ‥ 化学反応により不用成分が除去されるなどの、鉱石の品位を高める作用。 ふか‐ざれ深戯れ】 しつこくたわむれること。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「時の座興の―も、過去の悪世の縁ならめ」 ふか‐さわ深沢‥サハ 水の深い沢。和泉式部集「―のこもはかたみに刈りけれど」 ふかざわ深沢‥ザハ 姓氏の一つ。 ⇒ふかざわ‐しちろう【深沢七郎】 ふかざわ‐しちろう深沢七郎‥ザハ‥ラウ 小説家。山梨県生れ。土俗性豊かな、反近代主義的作風に特色を示す。「楢山節考」「笛吹川」「風流夢譚」など。(1914〜1987) 深沢七郎 撮影:田沼武能 ⇒ふかざわ【深沢】 ふかさん‐めいし不可算名詞】 (uncountable noun)普通名詞のうち、数えられない名詞。特に「水」「肉」「鉄」のような物質・素材などを表すものを物質名詞、「幸福」「喜び」「変化」のような抽象概念を表すものを抽象名詞という。非可算名詞。 ふかし蒸し】 ①ふかすこと。また、ふかしたもの。 ②蒸器むしき。せいろう。 ⇒ふかし‐いも【蒸し芋】 ⇒ふかし‐たて【蒸し立て】 ふか‐し不可視】 肉眼では見ることができないこと。↔可視。 ⇒ふかし‐こうせん【不可視光線】 ふか・し深し】 〔形ク〕 ⇒ふかい ふかし・い深しい】 〔形〕 (「深し」から「美しい」「楽しい」などの類推で派生した語) ①ふかい。浄瑠璃、心中重井筒「―・い事こそこの家屋敷相応に」 ②多い。沢山である。謡曲、吉野静「十二騎とこそ承つて候へ。イヤそれは―・からぬことぢやほどに」。狂言、河原太郎「―・う飲みはすまい」 ③格別である。重大である。狂言、乞ひ聟「寝たりとも―・い事は有るまいが」 ふかし‐いも蒸し芋】 ふかした芋。特に、さつまいもをいう。 ⇒ふかし【蒸し】 ふか‐しぎ不可思議】 ①思いはかることもできず、言語でも表現できないこと。考えても奥底を知り得ないこと。「―な現象」 ②怪しいこと。異様なこと。ふしぎ。 ③数の単位。10の64乗。一説に、10の80乗。(塵劫記) ふかし‐こうせん不可視光線‥クワウ‥ 肉眼で感じることのできない光。紫外線・赤外線の類。↔可視光線 ⇒ふか‐し【不可視】 ふかし‐たて蒸し立て】 ふかしたばかりであること。また、そのもの。 ⇒ふかし【蒸し】 ふか‐じゅうごう付加重合‥ヂユウガフ 重合の一形式。エチレン・塩化ビニルのような二重結合を含む化合物の重合など。まず反応性に富むラジカルまたはイオンができ、これに単量体が付加して成長するという機構により進む。→ラジカル重合→イオン重合 ふかしょく‐みん不可触民】 (untouchable イギリス・achūt ヒンディー)インドの四種姓(ヴァルナ)制の枠外に置かれた最下層身分。けがれたものとみなされ、差別をうけた。M.K.ガンディーが差別撤廃を目指して名づけたハリジャン(神の子)の語は、不可触民内では使用されない。 ぶ‐がしら武頭(→)物頭ものがしら2に同じ。 ふか‐しん不可侵】 侵害を許さないこと。 ⇒ふかしん‐けん【不可侵権】 ⇒ふかしん‐じょうやく【不可侵条約】 ふかしん‐けん不可侵権】 国際法上、外交使節が駐在国において享有する外交特権。使節団の外国公館や公文書、使節の身体・住居・書類・通信・財産は不可侵とされる。 ⇒ふか‐しん【不可侵】 ふかしん‐じょうやく不可侵条約‥デウ‥ (→)不侵略条約に同じ。 ⇒ふか‐しん【不可侵】 ふか・す吹かす】 〔他五〕 ①外へ吹き出す。吸った煙を外へ吐く。くゆらす。「煙草を―・す」 ②動作・態度を人前で誇示する。誇張して言う。竹斎「我が身を―・したるやうに思しめさんも恥しけれども」。「役人風を―・す」 ③自動車などのエンジンを速く回転させる。 ふか・す袘す】 〔他下二〕 袘ふきを出す。ふくらませる。浮世草子、御前義経記「浅黄裏を表へ五寸―・せ」 ふか・す深す・更かす】 〔他五〕 夜のふけるまで起きている。源氏物語賢木「お前にさぶらひて、今まで―・し侍りにける」。「読書に夜を―・す」 ふか・す蒸す】 〔他五〕 食物に蒸気をあてて、やわらかくする。むして、食べられるようにする。「芋を―・す」 ふか‐ぜい付加税・附加税】 本税に付加して賦課徴収される税。旧地方税法では、地方団体が国税ならびに上級地方団体の租税を基本として一定の割合で賦課した租税。所得税付加税の類。 ふか‐せつ不可説】 (フカセチとも) ①ことばで説明のできないこと。言うに言えないこと。後鳥羽院御口伝「西行は、…―の上手なり」 ②〔仏〕真理は言語によって表現できないということ。 ③規定によらないこと。よくないこと。禁秘抄「―装束、中々沙汰無き事也」 ふかせ‐づりふかせ釣り】 海釣りで、道糸や鉤素はりすをたるませて、餌を海中に置いたままにして釣る方法。クロダイ釣りなど。 ふか‐ぜり深芹】 根の深く土中にある芹。拾遺和歌集物名「茎も葉もみな緑なる―は洗ふ根のみや白く見ゆらん」 ふか‐そぎ深除・深曾木】 3歳の髪置きののち、5歳までの間に、髪を切りそろえること。また、その祝い。かみそぎ。 ふか‐そく不可測】 予測のできないこと。「―の事態」 ふかそめ‐ごろも深染め衣】 色を濃く染めた衣。夫木和歌抄33「月草の―かへるつらしな」 ふか‐だ深田】 泥の深い田。沼田。ふけだ。天武紀「馬泥田ふかたに堕ち」 ふかだ深田】 姓氏の一つ。 ⇒ふかだ‐きゅうや【深田久弥】 ふか‐たい付加体】 〔地〕付加作用によって海溝から大陸斜面中下部にわたって作られた楔くさび状の地質体。多くの逆断層が発達している。 ふかだ‐きゅうや深田久弥‥キウ‥ 小説家・登山家。石川県生れ。東大哲学科中退。紀行「日本百名山」などで知られる。(1903〜1971) 深田久弥 撮影:田沼武能 ⇒ふかだ【深田】 ふかだ‐せきぶつ深田石仏「臼杵石仏うすきせきぶつ参照。 プガチョーヴァAlla B. Pugacheva】 ロシアの女性歌手。人気の高い大衆歌謡の歌い手。(1949〜) プガチョーフEmel'yan Ivanovich Pugachev】 ロシアの民衆反乱の指導者。ヤイク‐カザークを中心に反乱を起こし、バシキール人、ウラルの鉱夫・農民をこれに参加させたが、鎮圧され、モスクワで処刑。(1744頃〜1775) ふかち‐ろん不可知論】 〔哲〕(agnosticism)意識に与えられる感覚的経験の背後にある実在は論証的には認識できないという説。そういう実在を認める立場と、その有無も不確実とする立場とがある。 ふ‐かつ賦活‥クワツ 機能を活発にすること。活力を与えること。「―剤」 ぶ‐かつ部活‥クワツ 部活動の略。「―で遅くなる」 ぶ‐かっこう不恰好‥カウ 恰好のわるいこと。形のみにくいこと。不格好。「―な洋服」 ふかつじょう‐じょうやく不割譲条約‥ジヤウデウ‥ ある国がその領土の一部に関し、他国との間に、当該地域を第三国に割譲しないことを確約する条約。 ふかっせい‐きたい不活性気体‥クワツ‥ (→)希ガスに同じ。希ガスのほか窒素のような反応性に乏しい気体を含めていうこともある。 ふ‐かって不勝手】 ①都合のわるいこと。不便なこと。 ②(特に武家方で)生計の困難なこと。誹風柳多留5「御―質屋の大戸上げさせる」 ぶ‐かつどう部活動‥クワツ‥ 文化・スポーツなどの特定の興味・関心を集団的に追究する児童・生徒の自治的な教科外活動。部活。クラブ活動。 ふ‐かっぱつ不活発・不活溌‥クワツ‥ 活発でないこと。 ふか‐づめ深爪】 爪を深く切りとりすぎること。 ふか‐で深手・深傷】 深いきず。重傷。大けが。「―を負う」↔浅手↔薄手 ふか‐テクトニクス付加テクトニクス】 〔地〕(accretion tectonics)付加体の形成や大陸地塊の衝突などに基づいて大陸地殻の成長や造山運動を論ずる考え。 ふ‐がてん不合点】 がてんをしないこと。不承知。また、ききわけのわるいこと。狂言、川上「さりとてはそなたは又―な人ぢや」 ふか‐とく不可得】 〔仏〕一切存在の本性は空くうであるから、人間の認識を超越しており、とらえることができないということ。 ふか‐なさけ深情け】 情が度を越して深いこと。また、その情。「悪女の―」

広辞苑 ページ 17023 での○不覚を取る単語。