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○豚を盗んで骨を施すぶたをぬすんでほねをほどこす🔗⭐🔉
○豚を盗んで骨を施すぶたをぬすんでほねをほどこす
大きな悪事をはたらいて、その代償にわずかな善行をすることのたとえ。
⇒ぶた【豚・豕】
ふ‐たん【布単・布毯】
祭祀調度の一つ。遷宮・遷座の場合の御霊代みたましろの通行、または天皇の大嘗宮に行幸の際、その道筋に敷く白布。多く、その上に薦こもを敷く。
ふ‐たん【負担】
①荷物を負いかつぐこと。また、その荷。
②身に引き受けること。義務、またはそれに対する責任。「費用を―する」
③重荷。過重な仕事。「―に感ずる」
ふ‐だん【不断】
①絶えないこと。絶え間の無いこと。「―の香をたく」「―の努力」
②(「普段」とも書く)平生。平常。「―はおとなしい人ですがね」「―の心がけ」「―思っていること」
③決断の鈍いこと。にえきらないこと。「優柔―」
⇒ふだん‐いしゃ【不断医者】
⇒ふだん‐ぎ【不断着・普段着】
⇒ふだん‐ぎょう【不断経】
⇒ふだん‐ざくら【不断桜】
⇒ふだん‐そう【不断草・恭菜】
⇒ふだん‐ねんぶつ【不断念仏】
⇒ふだん‐りん【不断輪】
ブタン【Butan ドイツ・butane イギリス】
分子式C4H10 パラフィン炭化水素の一つ。二つの異性体がある。天然ガス・石油分解ガス中に含まれる。燃料・化学工業用原料に用いる。
ぶ‐だん【武断】
[史記平準書]
①武力を以て被治者を処断すること。
②武力によって処置すること。↔文治。
⇒ぶだん‐せいじ【武断政治】
⇒ぶだん‐は【武断派】
ふだん‐いしゃ【不断医者】
かかりつけの医者。世間胸算用2「―は次の間に鍋を仕かけ、早め薬の用意」
⇒ふ‐だん【不断】
ふだん‐ぎ【不断着・普段着】
日常、家で着る衣服。平常服。常住着。好色一代男1「恋の染ぎぬ、是は御りやうにん様の―」。「―で出掛ける」
⇒ふ‐だん【不断】
ふだん‐ぎょう【不断経】‥ギヤウ
毎日絶えることなく経を読むこと。また、冥福追善などのために、一七日ひとなぬかまたは三七日みなぬかの間と定めて、間断なく経を読誦すること。不断の読経。枕草子165「読経は―」
⇒ふ‐だん【不断】
ふだん‐ざくら【不断桜】
伊勢の白子観音にある桜。天然記念物。サトザクラの一品種で年中開花し、春秋の花は花柄が長く冬のものは短い。また、冬も葉を残す。白子しろこ不断桜。
⇒ふ‐だん【不断】
ぶだん‐せいじ【武断政治】‥ヂ
武力を以て専制的に行う政治。
⇒ぶ‐だん【武断】
ふだん‐そう【不断草・恭菜】‥サウ
アカザ科の越年草。南ヨーロッパ原産。茎は高さ1〜1.5メートル。葉は長卵形。初夏に黄緑色の小花を長い穂状につける。四季いつでも食用にできるのでこの名がある。サトウダイコンは本種の変種。フダンナ。唐萵苣とうぢさ。
⇒ふ‐だん【不断】
ふだん‐ねんぶつ【不断念仏】
〔仏〕昼夜間断なく念仏を唱えること。常念仏。
⇒ふ‐だん【不断】
ぶだん‐は【武断派】
武断政治の主義を奉ずる政派。↔文治派
⇒ぶ‐だん【武断】
ふだん‐りん【不断輪】
〔仏〕祈晴・祈雨などの時、僧侶が一人一人順次に絶えず呪文を唱え祈ること。
⇒ふ‐だん【不断】
ふ‐たんれん【不鍛練】
鍛練の不十分なこと。不慣れなこと。慶長見聞集「その頃は風呂―の人あまたにて」
ふち【淵・潭】
①川・沼・湖などの水が淀んで深い所。古今和歌集雑「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の―ぞ今日は瀬になる」↔瀬。
②浮かび上がることのできない境涯。「絶望の―に沈む」
ふち【縁】
①物のはし。へり。特に、まわりの枠。「眼鏡の―」
②刀の柄口つかぐちにつける金具。→太刀(図)
ふ‐ち【不知】
①知らないこと。「―案内」
②知恵のないこと。かしこくないこと。
ふ‐ち【不治】
⇒ふじ
ふ‐ち【付置・附置】
付属してそなえおくこと。
ふ‐ち【布置】
物を適当に配置すること。また、そのありさま。
ふ‐ち【扶持】
①たすけること。平家物語1「忠仁公幼主を―し給へり」
②俸禄を給して、家臣としておくこと。また、その俸禄。主として米(扶持米)を給与した。太平記16「死残りたる一族若党どもを―し置き」
ぶち【桴】
(→)「ばち」に同じ。
ぶち【斑・駁】
いろいろの毛色のまじっているもの。まだら。「―の犬」
ぶち【鞭】
(→)「むち」に同じ。拾遺和歌集哀傷「―をあげてうち給へども」
ぶち【打ち】
〔接頭〕
動詞に冠して強意・強勢を表す。時に促音化して「ぶっ」、撥音化して「ぶん」となる。「ぶちこわす」「ぶったおれる」「ぶんなげる」など。
プチ【petit フランス】
「小さい」「かわいい」「ちょっとした」などの意。
ぶち‐あい【撲合】‥アヒ
うちあうこと。なぐりあい。
ぶち‐あ・げる【打ち上げる】
〔他下一〕[文]ぶちあ・ぐ(下二)
①奪う。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「海道筋の御器の実を―・げ」
②のぼせあがる。浮世床初「此頃はおつな所へはまつて血道を―・げて騒いでゐるが」
③大きなことを大々的に公表する。大言壮語する。「首都移転を―・げる」
ぶち‐あた・る【打ち当たる】
〔自五〕
勢いよく当たる。臆せず事に取り組む。「思い切って―・れ」「困難に―・る」
プチアリン【ptyalin】
唾液に含まれる消化酵素のアミラーゼの別称。
ふち‐あんない【不知案内】
実情を知らないこと。不案内。椿説弓張月拾遺「―の身一つにて、かろがろしくは進みがたく」
ふち‐おき【淵置】
(→)淵巻ふちまきに同じ。
ふち‐がしら【縁頭】
刀の柄つかの両端、すなわち縁と柄頭とにつける金具。
ふち‐かた【扶持方】
①扶持に関すること。また、それをつかさどる職。
②扶持米を受ける者。また、その禄。↔知行取。
⇒ふちかた‐ぼう【扶持方棒】
ふちかた‐ぼう【扶持方棒】‥バウ
(扶持を受けている者のしるしに刀を差しているという意味から)武士の刀をあざけっていう語。歌舞伎、天衣紛上野初花「なまくら刃金の大小はわづかな禄の―」
⇒ふち‐かた【扶持方】
ぶち‐かま・す【打ち噛ます】
〔自五〕
①相撲で、頭から相手力士に激しくぶつかる。「立ち合いに―・す」
②相手に強い衝撃を与える。
ふ‐ちぎょう【不知行】‥ギヤウ
知行・領地を持たないこと。また、それを失うこと。日葡辞書「フチギャウスル」
ぶち‐き・れる【打ち切れる】
〔自下一〕
「切れる」11を強めていう俗語。ぶちぎれる。
ぶち‐げ【斑毛・駁毛】
馬の毛色の名。身体の一部に白色の大きなぶちのあるもの。
ぶち‐こま【斑駒】
ぶちのある駒。まだら毛の馬。神代紀上「天の―を放ちて」
ぶち‐こ・む【打ち込む】
〔他五〕
勢いよく入れる。強引に押し込む。投ずる。
ぶち‐ころ・す【打ち殺す】
〔他五〕
①「殺す」を強めていう語。
②なぐって殺す。
③売り払う。また、質入れする。浄瑠璃、近江源氏先陣館「銭がなか、おのれが褞袍わんぼう―・して買うて来い」
④遊里で、遊女をすっかり参らせて思うままにする。歌舞伎、名歌徳三升玉垣「御覧じろ、拙者秘密の手をいだし、―・してお目にかけう」
ぶち‐こわし【打ち毀し】‥コハシ
ぶちこわすこと。台無しにすること。「せっかくの話がこれでは―だ」
ぶち‐こわ・す【打ち毀す】‥コハス
〔他五〕
①たたきこわす。うちこわす。
②物事の成り立つのをだめにする。めちゃくちゃにする。台無しにする。「縁談を―・す」「いい雰囲気を―・す」
ふ‐ちじ【府知事】
府の長官。→知事
ぶち‐す・える【打ち据える】‥スヱル
〔他下一〕[文]ぶちす・う(下二)
動けなくなるほど、ひどくうつ。
ふち‐せ【淵瀬】
①淵と瀬。淀みと流れ。万葉集9「三川みつがわの―も落ちず小網さで刺すに」
②世の無常をたとえる語。伊勢物語集「袖の上なる―なりけれ」
ぶ‐ちそう【無馳走】
馳走のないこと。浄瑠璃、心中宵庚申「吸物は殻しじみ、思ひの外の―に」
ふち‐だか【縁高】
縁を高くした折敷おしき。菓子などを盛る。好色五人女2「納戸にありし菓子の品々を―へ組み付けて」
ふち‐だか【扶持高】
扶持米の石高こくだか。
ぶち‐ちょうちゃく【打打擲】‥チヤウ‥
ひどくうちたたくこと。なぐること。浮世風呂2「思案もなく―しても病犬をぶち殺したやうにやアすむめへ」
ふち‐どり【縁取り】
物のへりに彩りをしたり、細工を施したりすること。布製品のふちに飾りを付けること。また、そのもの。「ハンカチの―」
ふち‐ど・る【縁取る】
〔他五〕
ふちをつける。物のまわりやへりに手を加える。
ふち‐にん【扶持人】
扶持を受けている人。
ぶち‐ぬ・く【打ち抜く】
〔他五〕
①大きな力を加えて、孔をあけ突き抜くこと。「厚板を―・く」
②間の仕切りを取り払って一続きにする。「三部屋を―・いて忘年会をする」
ぶち‐のめ・す【打ちのめす】
〔他五〕
ひどく打って倒す。肉体的・精神的にひどい打撃を与える。
ぶち‐はな・す【打ち放す】
〔他五〕
①刀を抜き放す。刀を抜いて斬りつける。また、斬り殺す。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「きやつを今夜人知れず―・してしまふ合点」
②発砲する。ぶっぱなす。
プチ‐ブル
プチ‐ブルジョアの略。
プチ‐ブルジョア【petit-bourgeois フランス】
(プチは「小さい」の意)中産階級に属する者。ブルジョアジーとプロレタリアートとの中間に位する階層。思想的には前者に近く、生活は後者に近い。中小商工業者・技術者・俸給生活者・自由職業人などを含めて呼ぶ。小市民。小ブルジョア。プチ‐ブル。
ふちべに‐べんけい【縁紅弁慶】
ベンケイソウ科の常緑性低木。南アフリカ原産。葉は肉厚で先端縁に赤みを帯び、茎は太く分枝する。「花月」という園芸種として栽培された。金の成る木。
ふち‐まい【扶持米】
扶持として給与する米。ふち。
ふち‐まき【淵巻】
秋期の闇夜を利用し、火振り作業による鮎刺網漁法。数十艘の漁船が一定間隔をおいて一斉に同じように網を張るなどの共同漁労を行うもので、巻川まきかわの一種。淵置。
ぶち‐ま・ける【打ちまける】
〔他下一〕
①器物の中のものをすっかり出してちらす。
②包みかくさずにすっかり言う。「日頃の不満を―・ける」「真相を―・ける」
ふ‐ちゃ【普茶】
(フサとも)ひろく一般大衆に茶を饗すること。
⇒ふちゃ‐りょうり【普茶料理】
ふち‐や【扶持矢】
危急を救うために射る矢。浄瑠璃、鎌田兵衛名所盃「―射るとは酒ゆゑに気のつかぬこそ哀れなれ」
プチャーチン【Evfimii Vasil'evich Putyatin】
ロシアの提督。1853年(嘉永6)長崎に来航。55年2月(安政元年12月)日露和親条約、58年日露修好通商条約を締結。また、伊豆戸田へだで帆船を建造、洋式造船技術を初めて日本に伝えた。(1804〜1883)→ゴンチャローフ
ふ‐ちゃく【不着】
到着しないこと。着かないこと。
ふ‐ちゃく【付着・附着】
①他の物について離れないこと。くっつくこと。「油が―する」
②(adhesion)異種の物質が接触したとき相互の分子間力によって互いにくっつくこと。凝着。
⇒ふちゃく‐ご【付着語】
⇒ふちゃく‐りょく【付着力】
ふちゃく‐ご【付着語】
(→)膠着こうちゃく語に同じ。
⇒ふ‐ちゃく【付着・附着】
ふちゃく‐りょく【付着力】
分子間力の一種で、異分子の相引く力。糊などの他物に付着する力など。↔凝集力
⇒ふ‐ちゃく【付着・附着】
ふちゃ‐りょうり【普茶料理】‥レウ‥
(普茶が終わって料理を出したからいう)中国式の精進しょうじん料理。油と葛粉を多く用いるのを特徴とする。大皿に盛って出し、各人取り分けて食べる。宇治の黄檗おうばく山万福寺の開祖が中国から伝えたので黄檗料理ともいう。
⇒ふ‐ちゃ【普茶】
ふ‐ちゅう【不忠】
忠義でないこと。臣の道にそむくこと。不臣。
ふ‐ちゅう【付注・付註・附注】
注を付けること。また、その注。「―本」
ふ‐ちゅう【府中】
①国府。また、その所在地。府内。
②政治を行う表向きの所。↔宮中
ふちゅう【府中】
①東京都西郊の市。武蔵国府の置かれた所で、中世は鎌倉街道の要地、近世は甲州街道の宿駅。東京の衛星都市。人口24万6千。
②広島県東部の市。備後国府址がある。人口4万5千。
ふ‐ちゅう【釜中】
かまの中。
⇒ふちゅう‐の‐うお【釜中の魚】
⇒釜中魚を生ず
ふ‐ちゅうい【不注意】
注意が足りないこと。気をつけないこと。「―による惨事」
広辞苑 ページ 17235 での【○豚を盗んで骨を施す】単語。