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○釜中魚を生ずふちゅううおをしょうず🔗⭐🔉
○釜中魚を生ずふちゅううおをしょうず
[後漢書独行伝、范冉]久しく釜を用いなかったので、釜の中にぼうふらがわく。きわめて貧乏なさまをいう。
⇒ふ‐ちゅう【釜中】
ふちゅう‐の‐うお【釜中の魚】‥ウヲ
[後漢書張綱伝]煮るために釜の中に入れられた魚。死の迫っていることのたとえ。椿説弓張月拾遺「汝―となりて、なほ身の分際を知らず」→魚うおの釜中に遊ぶが如し
⇒ふ‐ちゅう【釜中】
ふ‐ちょう【不調】‥テウ
(古くはフジョウとも)
①ととのわないこと。成り立たないこと。「交渉は―に終わった」
②調子が悪いこと。「四大しだい―」「体が―だ」↔好調。
③不調法ぶちょうほうの略。狂言、蜘盗人「某は手前物事―にござれば、何とも迷惑いたす」
ふ‐ちょう【府庁】‥チヤウ
①府内の土地・人民を統治する官庁。
②府知事が行政事務を取り扱う役所。
ふ‐ちょう【婦長】‥チヤウ
看護婦の長。
ふ‐ちょう【符帳・符丁】‥チヤウ
①商品につけて値段を示す目印の符号。符牒。
②合図の隠語。あいことば。「―で呼ぶ」
③しるし。記号。符号。
ふ‐ちょう【符牒】‥テフ
(→)符帳に同じ。
ぶ‐ちょう【部長】‥チヤウ
部の最高責任者。
ぶ‐ちょうほう【無調法・不調法】‥テウハフ
①行き届かないこと。至らないこと。狂言、かくすい「―ながら、身共が舞うて回しませう」
②考え違い。しくじり。浄瑠璃、長町女腹切「よい年して―。誤つた。許してもらを」。「これは―致しました」
③酒・煙草をたしなまないこと、芸事が出来ないことなどを謙遜していう語。狂言、伯母が酒「これは―でござる」。「―で申し訳ありません」
ぶ‐ちょうれん【無調練・不調練】‥テウ‥
調練しないこと。物事に馴れないこと。保元物語「されば合戦の道―なる上、よはひ七旬に及び候間」
ふ‐ちょうわ【不調和】‥テウ‥
調和しないこと。「洋間には―な絵」
ふ‐ちょく【不直】
正直でないこと。不正直。太平記35「さては―の奉行なり」
ブチル‐アルコール【butyl alcohol】
分子式C4H9OH アルコール類の一つ。4種の異性体がある。n‐ブチルアルコール(1‐ブタノール)CH3CH2CH2CH2OHは糖のアセトン‐ブタノール発酵で生成する液体。溶剤として用いる。イソ‐ブチルアルコール(CH3)2CHCH2OHはフーゼル油中に含まれる液体。香料製造原料とする。そのほか第2ブチルアルコール(2‐ブタノール)CH3CH2CH(OH)CH3(液体)と第3ブチルアルコール(CH3)3COH(固体)とがある。ブタノール。
ふ‐ちん【浮沈】
①浮くことと沈むこと。うきしずみ。
②栄えることと衰えること。盛衰。「お家の―にかかわる大事」
ふつ【仏】
仏蘭西フランスの略。→ぶつ(仏)
ふ・つ
〔自下二〕
⇒ふてる(下一)
ふ・つ【棄つ】
〔他下二〕
⇒ふてる(下一)
フツ【Hutu】
ルワンダやブルンジなど中央アフリカに居住する民族。→ツチ
ぶっ
〔接頭〕
⇒ぶち(打)
ぶつ
「ぶつ切り」の略。「マグロの―」
ぶつ【仏】
(呉音)仏陀。ほとけ。→ふつ(仏)→浮屠ふと→ほとけ
ぶつ【物】
(慣用音はモツ)
①もの。ことがら。
②金品を指していう俗語。現物。「―がない」
ぶ・つ【打つ・撃つ・撲つ】
〔他五〕
①うつ。たたく。なぐる。
②演説などをすることを、強めていう語。「一席―・ってきた」
ぶつ‐い【仏意】
仏の心。沙石集4「心を得て行ぎょうずれば、皆―に叶ふと言ひながら」
ふつい‐でんし【不対電子】
(unpaired electron)電子対をつくっていない電子。ある種の原子や遊離基、一酸化窒素や酸素などの分子、多数の遷移元素は不対電子をもち、常磁性を示す。
ふつ‐いん【仏印】
仏領印度支那の略。
⇒ふついん‐しんちゅう【仏印進駐】
ふついん‐しんちゅう【仏印進駐】
太平洋戦争直前の日本軍の仏印占領。1940年(昭和15)9月、北部仏印進駐により蒋介石軍への援助ルートを封鎖、ベトナム北部に軍事基地設定、41年7月、南部仏印進駐によりサイゴンなどに基地設定、日米関係の決定的な悪化を招いた。
⇒ふつ‐いん【仏印】
ふ‐つう【不通】
①通じないこと。交通・通信のできないこと。「音信―」「台風で電車が―になる」
②その道に通じていないこと。心得のないこと。沙石集9「武勇の道のみ好みて、一文―なりけるが」
③縁を切ること。浮世草子、日本新永代蔵「是より一家義絶し、―になり」
ふ‐つう【普通】
①ひろく一般に通ずること。
②どこにでも見受けるようなものであること。なみ。一般。「―の成績」「―に見られる」「―六時に起きる」↔特別↔専門。
⇒ふつう‐かいめん【普通海綿】
⇒ふつう‐かてい【普通課程】
⇒ふつう‐かぶ【普通株】
⇒ふつうか‐ぶたい【普通科部隊】
⇒ふつう‐かわせ【普通為替】
⇒ふつう‐きって【普通切手】
⇒ふつう‐きょういく【普通教育】
⇒ふつう‐ぎんこう【普通銀行】
⇒ふつう‐けいほう【普通刑法】
⇒ふつう‐けいやく‐じょうかん【普通契約条款】
⇒ふつう‐けつぎ【普通決議】
⇒ふつう‐ざいさん【普通財産】
⇒ふつう‐さくもつ【普通作物】
⇒ふつう‐さんしゅ【普通蚕種】
⇒ふつう‐じどうしゃ【普通自動車】
⇒ふつう‐しゃさい【普通社債】
⇒ふつう‐じん【普通人】
⇒ふつう‐ぜい【普通税】
⇒ふつう‐せんきょ【普通選挙】
⇒ふつう‐そうきんがわせ【普通送金為替】
⇒ふつう‐にんよう【普通任用】
⇒ふつう‐ぶん【普通文】
⇒ふつう‐ぶんかん【普通文官】
⇒ふつう‐ほう【普通法】
⇒ふつう‐めいし【普通名詞】
⇒ふつう‐ゆうびんきょく【普通郵便局】
⇒ふつう‐よう【普通葉】
⇒ふつう‐よきん【普通預金】
⇒ふつう‐れっしゃ【普通列車】
⇒ふつう‐わ【普通話】
⇒普通の体でない
ぶつ‐う【仏宇】
寺の建物。寺。
ふつう‐かいめん【普通海綿】
海綿動物の一綱。体内の骨片は珪質。大骨片のほか、小骨片をもつ。骨片を全く欠き角質の海綿質のみをもつ種類も含まれる。尋常海綿。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐かてい【普通課程】‥クワ‥
普通教育・一般教育を行う課程。職業課程・専門課程に対して用いる。高等学校の普通科など。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐かぶ【普通株】
優先株・後配株・混合株などのような特定の権利を持たない株式。株式の大部分が普通株。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつうか‐ぶたい【普通科部隊】‥クワ‥
陸上自衛隊で、作戦の中核をなす部隊。旧陸軍の歩兵にあたる。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐かわせ【普通為替】‥カハセ
「郵便為替」参照。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐きって【普通切手】
郵便局などが常備している郵便切手。各種の郵便料金に適合するように額の異なる多くの種類がある。通常切手。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐きょういく【普通教育】‥ケウ‥
職業にかかわりなく一般共通に必要な知識を与え教養を育てる教育。現在の日本の学校制度では、初等普通教育(小学校)・中等普通教育(中学校)・高等普通教育(高等学校)の3段階。↔専門教育。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐ぎんこう【普通銀行】‥カウ
銀行法の適用を受け、預金の受入・貸出・為替業務を主要業務とする銀行(都市銀行・地方銀行・第二地方銀行)。商業銀行。↔特殊銀行。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐けいほう【普通刑法】‥ハフ
普通一般の人・事件・場所に対して適用される刑法。刑法典。↔特別刑法。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐けいやく‐じょうかん【普通契約条款】‥デウクワン
同種の契約を大量に行う企業などがあらかじめ作成した定型的な契約条項。普通契約約款。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐けつぎ【普通決議】
株主総会において取締役・監査役の選任などの通常議案の議決方式。出席議決権株の過半数の賛成を要する。通常決議。↔特別決議。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐ざいさん【普通財産】
国や地方公共団体が所有する財産のうち、公用または公共用に供される財産以外の一切の財産。財政財産。↔行政財産。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐さくもつ【普通作物】
農作物のうち、一般の食用作物をいう。園芸作物・工芸作物などに対する語。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐さんしゅ【普通蚕種】
製糸原料用の蚕種。原蚕種に対していう。すべて一代雑種である。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐じどうしゃ【普通自動車】
道路運送車両法における自動車の種別の一つ。小型自動車、軽自動車、大型特殊・小型特殊自動車以外の自動車。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐しゃさい【普通社債】
転換社債以外の通常の社債のこと。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐じん【普通人】
なみのひと。世間一般の人。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐ぜい【普通税】
税収の使途が特定されていない租税。一般税。↔目的税。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐せんきょ【普通選挙】
身分・性別・教育・信仰・財産・納税などを選挙権の制限的要件としない選挙。日本では1890年代末頃から普通選挙権獲得運動が組織され、第一次大戦後の民主主義思想の普及と労働者・農民運動の激化とに支えられて、1925年(大正14)ようやく男子のそれが実現をみた。略称、普選。↔制限選挙。→婦人参政権。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐そうきんがわせ【普通送金為替】‥ガハセ
銀行が送金人から資金を受け取って送金目的地の自行本支店または取引銀行を支払人として振り出す為替手形または小切手。取立為替に対していう。
⇒ふ‐つう【普通】
ふつう‐にんよう【普通任用】
旧制で、文官任用令の定めた銓衡せんこうまたは試験を経て任用したこと。↔特別任用。
⇒ふ‐つう【普通】
広辞苑 ページ 17242 での【○釜中魚を生ず】単語。