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○父母未生以前ぶもみしょういぜん🔗⭐🔉
○父母未生以前ぶもみしょういぜん
(本人はもちろん、その父母も生まれる前の意)禅宗で、あらゆる概念を超越した本来の自己をさす表現。父母未生前。ふもみしょういぜん。
⇒ぶ‐も【父母】
ふ‐もん【不問】
問わないこと。問いたださないこと。問題としないですてておくこと。「―に付す」
ぶ‐もん【武門】
武士の家筋。武家。「―の出」
ぶ‐もん【部門】
全体を区分けしたおのおのの部分。「人文科学の各―」「―別ランキング」
ふ‐もんじ【不文字】
⇒ふもじ。〈日葡辞書〉
ふもん‐ぼん【普門品】
(→)観音経に同じ。
ふ‐や【文屋】
(フンヤのンを表記しない形)
⇒ふみや
ふやか・す
〔他五〕
ふやけるようにする。水につけてふくれさせる。「大豆を―・す」
ふ‐やく【賦役】
(ブヤク・フエキとも)
①みつぎ物と労役。
②(→)夫役ぶやくに同じ。
ぶ‐やく【夫役】
(人夫役の意)支配者が強制的に課する労役。中世の荘園における佃つくだの耕作、近世の助郷すけごうなど。賦役。
ぶ‐やく【武役】
①武士としての役目。
②(→)武家役に同じ。
ふや・ける
〔自下一〕
①水にひたってふくれる。「指が―・ける」
②(心が)だらけてしまりがない。「―・けた了見」
ふや‐じょう【不夜城】‥ジヤウ
①[漢書地理志上、東莱郡]夜も日が出て明るかったという中国の東莱郡不夜県の城市の名。
②灯火が輝いて、夜も昼のように明るくにぎやかな所。歓楽街などにいう。
ふや・す【殖やす・増やす】
〔他五〕
ふえるようにする。ふえさせる。多くなるようにする。「財産を―・す」「定員を―・す」↔へらす。
◇「殖」は、財産や蓄えを大きくする、また子など生物の数を多くする場合に使われる。
ふや‐ふや
①軽く浮かぶさま。
②やわらかなさま。
ぶ‐やまぶし【夫山伏】
平ひらの山伏。賤しい山伏。太平記5「われらは―にて候間、かなひ候まじ」
ふや‐わらわ【文屋童】‥ワラハ
(→)「ふみやわらわ」に同じ。
ふゆ【冬】
(「ひゆ(冷)」の意から。一説に、寒さが威力を「ふるう(振)」意。→ふゆ(振)。また、寒さに「ふるう(震)」意。また「ふゆ(殖)」の意からなどともいう)四季の一つ。秋に次ぎ、春に先立つ季節で、一般には12・1・2の3カ月の称。陰暦では立冬から立春までの、10・11・12の3カ月。天文学上では、冬至とうじから春分まで。四季の中で最も寒い。〈[季]冬〉。万葉集20「み雪降る―は今日のみ鶯の鳴かむ春べは明日にしあるらし」
⇒冬来りなば春遠からじ
⇒冬立つ
⇒冬温し
ふ‐ゆ【不輸】
荘園が特権として租税を免除されること。→不輸不入
ふ・ゆ【振ゆ】
(自動詞「振る」の古形。下二段活用か)ゆれる。ゆれ動く。古事記中「佩かせる太刀、本つるき、末―・ゆ」
ふ・ゆ【殖ゆ】
〔自下二〕
⇒ふえる(下一)
ぶゆ【蟆子・蚋】
ハエ目ブユ科の昆虫の総称。ハエに似て小さく、体長2〜8ミリメートル。黒褐色、翅は透明。雌は人畜から吸血。刺されるとかゆい。幼虫は水中にすみ円筒形。老熟すれば繭を作って蛹さなぎとなる。ぶよ。ぶと。
ブユ
撮影:海野和男
ふゆ‐あおい【冬葵】‥アフヒ
アオイ科の多年草。中国大陸の原産で、古く日本に渡来、栽培された。茎は高さ約1メートル。全株に毛がある。葉は円形で浅く5〜7裂、春から秋まで淡紅色の五弁花を開き、初冬になお花が残る。葉は食用、種子は漢方生薬の冬葵子とうきしで利尿・緩下・催乳薬。アオイ。〈[季]冬〉
ふゆ‐あんご【冬安居】
⇒とうあんご。〈[季]冬〉
ふゆ‐いちご【冬苺】
バラ科の常緑小低木。茎は蔓つる状で褐色の毛が密生し、まばらにとげがある。葉は円心臓形で浅く3〜5裂。6〜7月頃葉のつけ根に白色の五弁花を開き、果実は球形で、冬紅く熟す。カンイチゴ。〈[季]冬〉
ふ‐ゆう【浮遊・浮游】‥イウ
①浮かび泳ぐこと。ふわふわとただようこと。「水中に―する生物」
②世俗の外に超然としてあそぶこと。
③行先を決めずにあちこちとあそび歩くこと。源平盛衰記11「異朝―の来客にまみえむ事」
⇒ふゆう‐きらい【浮遊機雷】
⇒ふゆう‐さ【浮遊砂】
⇒ふゆう‐せいぶつ【浮遊生物】
⇒ふゆう‐せんこう‐ほう【浮遊選鉱法】
ふ‐ゆう【富有】‥イウ
財産を多く持つこと。かねもち。ものもち。富裕。
⇒ふゆう‐がき【富有柿】
ふ‐ゆう【富祐】‥イウ
富んで福があること。
ふ‐ゆう【富裕】
富んでゆたかなこと。裕福。「―の中に育つ」「―な地主」
⇒ふゆう‐ぜい【富裕税】
ふ‐ゆう【蜉蝣】‥イウ
①(→)「かげろう」2に同じ。
②(カゲロウの、朝生まれて夕べに死ぬということから)人生のはかないことのたとえ。新撰朗詠集「未だ暮景に及ばず、―の世常無し」
ぶ‐ゆう【武勇】
たけくいさましいこと。勇ましくて戦いに強いこと。勇武。ぶよう。「―の誉れ」
⇒ぶゆう‐でん【武勇伝】
フューエル【fuel】
燃料。
⇒フューエル‐ゲージ【fuel gauge】
フューエル‐ゲージ【fuel gauge】
(→)燃料計。
⇒フューエル【fuel】
ふゆう‐がき【富有柿】‥イウ‥
柿の一品種。岐阜県原産。果実はやや扁平な大形で、甘味が強い。ふゆがき。
富有柿
撮影:関戸 勇
⇒ふ‐ゆう【富有】
ふゆう‐きらい【浮遊機雷】‥イウ‥
ブイをつけて水面近くに浮遊させておく機雷。↔繋留機雷。
⇒ふ‐ゆう【浮遊・浮游】
フューグ【fugue フランス・ イギリス】
〔音〕
⇒フーガ
ふゆう‐さ【浮遊砂】‥イウ‥
水流の作用によって、水中を浮遊した状態で移動する砂。→掃流砂。
⇒ふ‐ゆう【浮遊・浮游】
フュウザン‐かい【フュウザン会】‥クワイ
(fusain フランスは木炭・木炭画の意)大正初期、後期印象主義・フォーヴィスムの傾向を示す美術家が結成した集団。斎藤与里・岸田劉生・高村光太郎・万よろず鉄五郎・木村荘八・リーチらが参加、1912年(大正1)10月第1回展覧会を開く。意見対立から翌年解散。
フュージョン【fusion】
(融合の意)〔音〕ジャンルの異なる音楽を融合したもの。ジャズにロックなどを融合した1970年代の音楽に対して言ったのが始まり。クロス‐オーバー。
フューズ【fuse】
⇒ヒューズ
ふ‐ゆうずう‐ぶつ【不融通物】‥ヅウ‥
〔法〕権利の対象とはなりうるが、取引の対象とはなりえない物。公用物・禁制物の類。↔融通物
ふゆう‐ぜい【富裕税】
資産総額に対して課する税金。富裕層ほど負担が大きくなる。
⇒ふ‐ゆう【富裕】
ふゆう‐せいぶつ【浮遊生物】‥イウ‥
(→)プランクトンのこと。
⇒ふ‐ゆう【浮遊・浮游】
ふゆう‐せんこう‐ほう【浮遊選鉱法】‥イウ‥クワウハフ
鉱物表面の化学的活性の差を利用する選鉱法。粉砕した鉱石の懸濁液に気泡を吹き込み、鉱物粒子を気泡表面に付着させて捕集する。石炭の場合、浮遊選炭法と呼ぶ。浮選。
⇒ふ‐ゆう【浮遊・浮游】
フューダリズム【feudalism】
(→)封建ほうけん制度。
フューチャー【future】
未来。将来。
フューチュリズム【futurism】
(→)未来派。
ぶゆう‐でん【武勇伝】
①武勇に富んだ人の伝記。
②勇ましい手柄話。また、腕力などを振るってひき起こした事件の話題。「酒の席での―」
⇒ぶ‐ゆう【武勇】
フューネラル‐マーチ【funeral march】
(→)葬送行進曲。
フューラー【Führer ドイツ】
(指導者の意)ナチス‐ドイツでヒトラーの称号。総統とも訳す。
フュール‐ジッヒ【für sich ドイツ】
〔哲〕「アン‐ジッヒ2」参照。
ふ‐ゆかい【不愉快】‥クワイ
愉快でないこと。面白くないこと。「―な目に会う」「―に感ずる」「―を覚える」
ふゆ‐がい【冬飼い】‥ガヒ
冬季に飼いやしなうこと。また、そのもの。曾丹集「―の手馴れの駒も放ちてむ」
ふゆ‐がこい【冬囲い】‥ガコヒ
①冬の間、防寒のために家屋や樹木の周囲を囲うこと。また、その囲い。〈[季]冬〉
②冬の間の食糧として野菜などを土に埋めること。
③冬の間、船を陸にあげてむしろなどで覆うこと。
ふゆ‐がすみ【冬霞】
冬に立つ霞。〈[季]冬〉
ふゆ‐がた【冬型】
(→)西高東低型に同じ。
ふゆ‐がまえ【冬構え】‥ガマヘ
冬ごもりの用意。冬の防寒の用意。〈[季]冬〉。堀河百首冬「神無月まだ―せぬものを」
ふゆ‐がり【冬刈り】
冬季になって稲を刈ること。為忠百首「―の山田のつぼ井えこそ見ね」
ふゆ‐が・る【冬枯る】
〔自下二〕
冬枯れになる。拾遺和歌集愚草中「―・れて青葉も見えぬむらすすき」
ふゆ‐がれ【冬枯れ】
①冬に草木の葉が枯れること。また、そのさびしい眺め。〈[季]冬〉。古今和歌集恋「―の野べとわが身を思ひせば」。「―の景色」
②冬季、商店などで客が少なく不景気なこと。また、野菜などの不足すること。「―で客がない」↔夏枯れ
ふゆ‐き【冬木】
(フユギとも)
①冬枯れの木。冬の木。〈[季]冬〉。万葉集8「わが屋前やどの―の上にふる雪を」
②ときわぎ。〈日葡辞書〉
ふゆ‐き【冬季】
①冬の季節。とうき。浮世風呂4編上「―になると一倍寒いには迷惑さナ」
②秋の出替りから翌年春の出替りまで、半季の奉公期間。↔夏季なつき。→出替り2
ふゆ‐き【冬葱】
(冬になっても枯れないからいう)葱ねぎ。〈倭名類聚鈔17〉
ふゆ‐ぎ【冬着】
冬に着る衣服。ふゆぎぬ。冬服。
ふゆ‐ぎく【冬菊】
(→)寒菊かんぎくに同じ。〈[季]冬〉


広辞苑 ページ 17368 での【○父母未生以前】単語。