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○氏より育ちうじよりそだち🔗🔉

○氏より育ちうじよりそだち 氏素姓うじすじょうのよさより子供から大人になる間の環境・教育が人柄に影響するところが多い。 ⇒うじ【氏】 うし‐らん烏糸欄】 黒い細い罫けいを引いた用紙。昔、中国で、女子が艶書などを書くのに用いた。 うしろ後ろ】 ①物の正面・前面と反対の側。背後。背面。枕草子3「うたれじと用意して、つねに―を心づかひしたるけしき」。狂言、二人袴「御両所共に袴の―がござらぬ」。「―から来る人」 ②せなか。枕草子104「ひさしの柱に―をあてて」。「敵に―を見せる」 ③うしろ姿。源氏物語柏木「御ぐしは、をしみきこえて長うそぎたりければ、―は殊に、けぢめも見え給はぬ程なり」 ④順序で、あとの方。後部。「―の席」「列の―につく」 ⑤過去。「―を振り返る」 ⑥へだてられて見えない所。物のかげ。源氏物語賢木「ここかしこのものの―などにぞさぶらふ」。「机の―に落ちていた」 ⑦下襲したがさねのしり。裾きょ。源氏物語紅葉賀「御衣の御―ひきつくろひなど」 ⑧舞台の後方で役者にせりふをつけたり、役者の着つけを直したりする者。また、舞台のかげで役者の所作につれて歌う音曲にもいう。 ⑨物事の起こったあと。のち。源氏物語夕顔「なき御―に」 ⇒うしろ‐あかり【後ろ明り】 ⇒うしろ‐あがり【後ろ上がり】 ⇒うしろ‐あき【後ろ開き】 ⇒うしろ‐あし【後ろ足】 ⇒うしろ‐あたま【後ろ頭】 ⇒うしろ‐あゆみ【後ろ歩み】 ⇒うしろ‐あわせ【後ろ合せ】 ⇒うしろ‐うま【後馬】 ⇒うしろ‐えもん【後ろ衣紋】 ⇒うしろ‐おし【後ろ押し】 ⇒うしろ‐おび【後ろ帯】 ⇒うしろ‐がえり【後ろ返り】 ⇒うしろ‐かげ【後ろ影】 ⇒うしろ‐がみ【後ろ髪】 ⇒うしろ‐きず【後ろ疵・後ろ傷】 ⇒うしろ‐くび【後ろ頸】 ⇒うしろ‐げさ【後ろ袈裟】 ⇒うしろ‐ごし【後ろ腰】 ⇒うしろ‐ごし【後ろ輿】 ⇒うしろ‐ごと【後ろ言】 ⇒うしろ‐さがり【後ろ下がり】 ⇒うしろ‐ざし【後挿】 ⇒うしろ‐ざま【後方】 ⇒うしろ‐すがた【後ろ姿】 ⇒うしろ‐ぜめ【後ろ攻め】 ⇒うしろ‐せんりょう【後ろ千両】 ⇒うしろ‐だて【後立】 ⇒うしろ‐だて【後ろ楯・後ろ盾】 ⇒うしろ‐つき【後ろ付き】 ⇒うしろ‐づけ【後付】 ⇒うしろ‐つぶて【後ろ礫】 ⇒うしろ‐づめ【後詰】 ⇒うしろ‐で【後ろ手】 ⇒うしろ‐ど【後ろ戸】 ⇒うしろ‐どう【後堂】 ⇒うしろ‐とび【後ろ飛び】 ⇒うしろ‐ぬの【後ろ布】 ⇒うしろ‐の‐め【後ろの目】 ⇒うしろ‐はちまき【後ろ鉢巻】 ⇒うしろ‐はば【後ろ幅】 ⇒うしろ‐ばり‐おおくち【後張大口】 ⇒うしろ‐ひも【後ろ紐】 ⇒うしろ‐ぶね【後船】 ⇒うしろ‐べんてん【後ろ弁天】 ⇒うしろ‐まえ【後ろ前】 ⇒うしろ‐まき【後ろ巻き】 ⇒うしろ‐まく【後ろ幕】 ⇒うしろ‐まち【後ろ襠】 ⇒うしろ‐み【後見】 ⇒うしろ‐み【後ろ身】 ⇒うしろ‐みごろ【後ろ身頃】 ⇒うしろ‐むき【後ろ向き】 ⇒うしろ‐むすび【後ろ結び】 ⇒うしろ‐めん【後面】 ⇒うしろ‐や【後ろ矢】 ⇒うしろ‐ゆび【後ろ指】 ⇒後ろを切る ⇒後ろを付ける ⇒後ろを見せる うしろ‐あかり後ろ明り】 光線が後方からさすこと。また、その光線。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐あがり後ろ上がり】 鬢びんの後方が上がって見えるように月代さかやきを剃ったもの。元禄頃の風俗で、後ろ下がりより古風で野暮とされた。あとあがり。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐あき後ろ開き】 衣服の着脱のためのあきが背面にあること。背あき。↔前あき。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐あし後ろ足】 ①あとあし。 ②逃げ足。太平記9「―を踏んで、わづかの小城に立てこもらむと」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐あたま後ろ頭】 頭の後部。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐あゆみ後ろ歩み】 あとしざり。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐あわせ後ろ合せ‥アハセ ①背中あわせ。 ②あべこべ。反対。平家物語7「主と―に、東国へこそ落ち行きけれ」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐いぶせ・し後いぶせし】 〔形ク〕 将来のことが不安である。源平盛衰記46「頼朝も―・く思ふなりとて、追討の心をさしはさみ給へり」 うしろ‐うま後馬(→)「しりうま」に同じ。日葡辞書「ウシロウマニノル」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐えもん後ろ衣紋】 素襖すおうなどを着る時、袴の腰を腰骨より高く引き上げて着けること。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐おし後ろ押し】 あとおし。後援。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐おび後ろ帯】 ①背後で帯を結ぶこと。堅気の女や娘が用いた。好色一代女6「牡丹唐草の金入の帯前結びにせしを、…―に仕替へさすも気が付き過ぎてをかし」 ②若い女。または、眉毛を剃らず娘のような姿の若い女郎。↔前帯。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐がえり後ろ返り‥ガヘリ (体操などで)うしろの方へとんぼがえりすること。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐かげ後ろ影】 去って行く人のうしろ姿。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐がみ後ろ髪】 ①頭のうしろの方の髪。 ②(「―を引かれる」の形で)あとに心が残る、情にひかされて思い切れないの意。浄瑠璃、近頃河原達引「死にに行く身の―、弾く三味線は祇園町」。「―を引かれる思い」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐がろ・し後軽し】 〔形ク〕 あとに心残りがない。うしろやすし。 うしろ‐きず後ろ疵・後ろ傷】 逃げる際にからだのうしろ側に受けた疵。武士はこれを不名誉とした。↔向疵むこうきず⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ぎたな・い後ろ穢い・後ろ汚い】 〔形〕 することが卑劣でいさぎよくない。浄瑠璃、本朝廿四孝「―・い信玄に奉公しては、武士が立つまい」 うしろ‐くび後ろ頸】 くびのうしろがわ。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ぐら・い後ろ暗い】 〔形〕[文]うしろぐら・し(ク) ①あとの事が心にかかって安心できない。気がかりだ。平家物語3「君をも―・き御事に思ひ奉りて」 ②内心やましい点を持っている。うしろめたい。夏目漱石、虞美人草「―・い行ひさへなければ行つても差し支へない筈だ」 うしろ‐げさ後ろ袈裟】 背後から袈裟がけに斬ること。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「心得太郎が―、肩先四五寸切られながら」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろごう (「後子負」か)ねんねこばんてんの袖のないもの。紐で結ぶ。 うしろ‐ごし後ろ腰】 袴のうしろの腰紐の腰にあたる部分。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ごし後ろ輿】 輿をうしろ向きにかつぐこと。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ごと後ろ言】 ①過去のくりごと。ぐち。 ②かげで人をそしること。かげぐち。しりうごと。毛詩抄「鼻ひるは―をすると云ぞ」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐さがり後ろ下がり】 鬢びんの後方が下がって見えるように月代さかやきを剃り下げたもの。元禄頃の風俗。あとさがり。好色五人女5「あたまつきは所ならはしにして、―に髪先みぢかく」↔後ろ上がり。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ざし後挿】 かんざしを女の髷まげの後ろに挿すこと。また、そのかんざし。浮世床「―が少し流行におくれたれど」→前挿→中挿⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ざま後方】 (古くはウシロサマとも) ①うしろの方。枕草子212「―に行く」 ②うしろむき。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐すがた後ろ姿】 背面から見た、人の姿。うしろかげ。「―のしぐれてゆくか」(山頭火) ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ぜめ後ろ攻め】 敵の背後から攻めること。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐せんりょう後ろ千両‥リヤウ うしろ姿だけは美しいこと。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐だて後立】 兜かぶとの立物の一種。鉢の後部につけた月・御幣・大釘・鳥毛など。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐だて後ろ楯・後ろ盾】 ①背後を防ぐために楯となるもの。 ②かげにいて助けること。また、その人。うしろみ。後援。曾我物語9「―にはなり申すべし」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐たてやま後立山】 (富山県側から見て立山連峰の背後にあることから)富山県と長野県との境をなす飛騨山脈北東部の連峰の通称。白馬岳・鹿島槍ヶ岳・針ノ木岳などが連なる。白馬連峰。 うしろ‐つき後ろ付き】 背後から見た姿。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐づけ後付】 俳諧の付合つけあいの一つ。付句から前句へ続けて意味を通じさせる付け方。逆付。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐つぶて後ろ礫】 逃げながらうしろ向きに礫を投げること。転じて、負けながらへらず口をたたくこと。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐づめ後詰】 ①後方に配置する陣立て。後続の軍隊。ごづめ。太平記19「―の勢は、八万余騎を五手に分け」 ②あとに控えて、代わって事に当たるもの。武家義理物語「―して残る所なく打ちとめさせ喜び帰る」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐で後ろ手】 ①うしろの方。うしろから見た姿。うしろつき。古事記「―は小楯おだてろかも」。「―にまわる」 ②両手を背にまわすこと。日葡辞書「ウシロデニシバラルル」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ど後ろ戸】 仏殿の須弥壇しゅみだんの後方にある戸。風姿花伝「仏力を受け、御―にて鼓・唱歌をととのへ」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐どう後堂‥ダウ 堂の後ろ側。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐とび後ろ飛び】 うしろの方へ飛ぶこと。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ぬの後ろ布】 ①幼児の衣服の背面に縫いつけた帯紐。 ②袴の背面の布。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐の‐め後ろの目】 自分では隠しているつもりでも、悪事や隠し事はあらわれやすいことのたとえ。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐はちまき後ろ鉢巻】 頭のうしろで結んだ鉢巻。→向う鉢巻→横鉢巻⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐はば後ろ幅】 和服で背の縫目から脇の縫目までの幅。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ばり‐おおくち後張大口‥オホ‥ 大口袴の一種。大口の背面を、大精好おおぜいこうとよぶ地厚の織物で後方に張り出したもの。武家または能楽に用いる。↔前張大口。→大口袴⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ひも後ろ紐】 ①袴の後部につけた紐。 ②着物の後ろに縫いつけ、前に回して結ぶようにした付け紐。うしろぬの。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐ぶね後船】 船の右舷。左舷を前船というのに対する。表おもて⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐べんてん後ろ弁天(→)「後ろ千両」に同じ。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐まえ後ろ前‥マヘ 後ろと前とが逆になること。「シャツを―に着る」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐まき後ろ巻き】 味方を攻め囲む敵軍を、さらにその背後から囲むこと。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐まく後ろ幕】 演芸者の座席の後方に張った幕。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐まち後ろ襠】 ①袴の後ろ布と前襠との間に入れる部分。また、その布。 ②羽織などの後ろ身頃の方に縫いつける襠。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐み後見】 かげにいて、人の世話をし、助けること。また、そうする人。うしろだて。こうけん。宇津保物語忠乞「―はいとよく仕へまつらむ」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐み後ろ身】 後ろ身頃の略。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐みごろ後ろ身頃】 衣服の身頃のうちで背の部分。↔前身頃。→和服(図)⇒うしろ【後ろ】 うしろ・みる後見る】 〔自上一〕 うしろみをする。後見こうけんをする。枕草子28「物知り顔にをしへやうなる事いひ、―・みたる、いとにくし」 うしろ・む後む】 〔自上二〕 (四段とも解せられ、上二段との別ははっきりしない)(→)「うしろみる」に同じ。紫式部日記「我は猶人をおもひ―・むべけれど」 うしろ‐むき後ろ向き】 ①背面を見せていること。 ②発展や進歩などに逆行すること。「―の施策」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐むすび後ろ結び】 帯をうしろで結ぶこと。堅気の女の風俗。うしろおび。好色一代女1「帯は三色左縄―にして」 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐めた・い後ろめたい】 〔形〕[文]うしろめた・し(ク) (「後目痛し」の意という) ①あとの事が気にかかる。こころもとない。古今和歌集「をみなへし―・くも見ゆるかな」 ②やましいところがあるので気がひける。「前にも迷惑をかけているので頼むのが―・い」 うしろ‐めた‐が・る後ろめたがる】 〔自五〕 うしろめたく思う。不安がる。源氏物語玉鬘「命堪へずなりぬる事と―・る」 うしろ‐めた・し後めたし】 〔形ク〕 ⇒うしろめたい うしろ‐めた‐な・し後めたなし】 〔形ク〕 (「なし」は甚だしい意)(→)「うしろめたし」に同じ。 うしろ‐めん後面】 歌舞伎舞踊の一趣向。後頭部に面をつけ、身体の前後でそれぞれ別役が踊っているようにみせる。狂言の「釣狐つりぎつね」を所作事化した、狐と白蔵主はくぞうすを一人で踊る長唄「後面」は1762年(宝暦12)初演。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐や後ろ矢】 敵に内通して味方の後方から射る矢。 ⇒うしろ【後ろ】 うしろ‐やす・し後安し】 〔形ク〕 あとの心配がない。あとに心残りがない。拾遺和歌集雑賀「すべらきの天の下こそ―・けれ」 うしろ‐ゆび後ろ指】 (「―を指す」の形で)人を背後から指さしてそしる、陰で悪口を言う、の意。「人に―をさされる」 ⇒うしろ【後ろ】

広辞苑 ページ 1758 での○氏より育ち単語。