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○水澄むみずすむ🔗🔉

○水澄むみずすむ 秋が深まり、大気ばかりでなく、水も清らかに透きとおってきたという感じをいう語。〈[季]秋〉 ⇒みず【水】 みず‐せがき水施餓鬼ミヅ‥ 水辺で行う施餓鬼。 みず‐せっけん水石鹸ミヅセキ‥ 液状の石鹸。椰子油やオリーブ油などから製造したカリ石鹸に、砂糖液・アルコール・炭酸カリウム・グリセリンなどを加えたもの。 みず‐ぜめ水攻めミヅ‥ 城攻めの一法。敵の用水路を断ち切って城内の兵を渇に苦しめること。また、低地の城に対して、周囲に高い堤を設け、河水を導いて城を水びたしにすること。 みず‐ぜめ水責めミヅ‥ 拷問ごうもんの一つ。仰向けに寝かせて絶えず水を顔面に浴びせ、または水を飲みこませるもの。 みず‐そうしき水葬式ミヅサウ‥ 死体を水中に葬ること。すいそう。水葬礼。 みず‐ぞうすい水雑炊ミヅザフ‥ ①水分の多い雑炊。好色一代男5「―をと好みしは、下戸のしらぬ事なるべし」 ②人を水中に投げこむこと。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「食ひ酔うた其の客に加茂川で、ナ、―を食らはせい」 みず‐そうれい水葬礼ミヅサウ‥ (→)水葬式に同じ。 みず‐た水田ミヅ‥ 稲などを作るために水をたたえた田。すいでん。↔陸田おかだ ミスターMister; Mr.】 ①男性の名または官職名に冠する敬称。 ②男性に対するやや粗略な呼びかけの語。 ③ある分野・集団を代表するような男性。 みず‐たがらし水田芥ミヅ‥ アブラナ科の多年草。高さ約30センチメートル。水田・溝などに自生。葉は羽状複葉で小葉は3〜6対、頂小葉が最大。春、茎上に白色の十字花をつける。 みず‐たき水炊きミヅ‥ 鍋料理の一種。湯または昆布だしで肉や野菜を煮て、ポン酢醤油などで食べる。骨ごとぶつ切りにした鶏を入れたものは博多の名物料理。博多煮。 みず‐だこ水蛸ミヅ‥ マダコ科のタコ。タコ類の最大種で、体長3メートルに達する。体表は柔らかく凹凸が多い。暗紫褐色で、淡色斑点がある。東北地方以北、亜寒帯北太平洋では特に多い。食紅で染めた「酢だこ」のほか、様々な方法で食用。 ミス‐タッチ (和製語miss touch)キーボードで間違ったキーを打つこと。また、ピアノ・オルガンなどを弾き間違うこと。 みず‐たで水蓼ミヅ‥ [一]〔名〕 ヤナギタデの変種であるカワタデの古称。 [二]〔枕〕 「ほ(穂)」にかかる。万葉集13「―穂積に至り」 みず‐だな水棚ミヅ‥ ①閼伽棚あかだな。 ②餓鬼棚がきだな。 ③台所で皿などを置く棚。日葡辞書「ミヅタナ」 みずたに水谷ミヅ‥ 姓氏の一つ。 ⇒みずたに‐ふとう【水谷不倒】 ⇒みずたに‐やえこ【水谷八重子】 みずたに‐ふとう水谷不倒ミヅ‥タウ 国文学者。本名、弓彦。名古屋生れ。東京専門学校卒。近世文学研究の草分け。著「草双紙と読本の研究」「絵入浄瑠璃史」など。(1858〜1943) ⇒みずたに【水谷】 みずたに‐やえこ水谷八重子ミヅ‥ヤヘ‥ (初代)女優。本名、松野八重子。東京の人。新劇・映画を経て、新派劇の名優となる。「婦おんな系図」「鹿鳴館」などに主演。(1905〜1979) ⇒みずたに【水谷】 みず‐たま水玉ミヅ‥ ①玉の形となって飛び散るしぶき。また、蓮の葉などにたまっている露のたま。日葡辞書「ミヅタマガチル」 ②中に水が入っているガラスの玉。少女のかんざしなどに用いる。 ③水玉模様の略。 ⇒みずたま‐がみ【水玉紙】 ⇒みずたま‐そう【水玉草】 ⇒みずたま‐もよう【水玉模様】 みずたま‐がみ水玉紙ミヅ‥ 水玉模様のある鳥の子紙。 ⇒みず‐たま【水玉】 みずたま‐そう水玉草ミヅ‥サウ ①アカバナ科の多年草。山野の陰地に生え、高さ約50センチメートル。地下を匐枝ふくしが走る。夏、小花を点々と総状につけ、緑色の萼片がくへんと白色の花弁が2枚ずつつく。果実は球形で毛を密生。 ②(→)ホシクサ(星草)の異称。 ⇒みず‐たま【水玉】 みずたま‐もよう水玉模様ミヅ‥ヤウ 水玉1をかたどった、小さい円形を散らした模様。 ⇒みず‐たま【水玉】 みず‐たまり水溜りミヅ‥ 地面に、水のたまっている所。「―ができる」 みず‐ため水溜めミヅ‥ 水を溜めておく所。 みずち蛟・虬・虯・螭ミヅチ (古くはミツチと清音。ミは水、ツは助詞、チは霊で、水の霊の意)想像上の動物。蛇に似て、4脚を持ち、毒気を吐いて人を害するという。虬竜きゅうりょう。仁徳紀「―ありて人を苦しびしむ」 みず‐ちくねつ水蓄熱ミヅ‥ 水槽に冷水や温水を蓄え、冷却や加熱に利用する方法。 みず‐ぢゃや水茶屋ミヅ‥ 江戸時代、路傍で湯茶などを供して人を休息させた店。色茶屋や料理茶屋に対していう。好色五人女1「芝居過ぎより松屋といへる―に居ながれ」 みず‐チャンネル水チャンネルミヅ‥ 細胞膜にある、水の輸送を行う蛋白質。アクアポリン。 みず‐ちゅうどく水中毒ミヅ‥ 水の排泄が少なく、摂取が過剰な場合生じる病態。腎機能不全時、食塩補給を十分行わない輸液の際に見られる。細胞内に水が移動し、脳浮腫・脳圧亢進こうしんを来して意識障害・痙攣けいれんなどを起こす。 み‐ずちょう御図帳‥ヅチヤウ ①図帳の尊敬語。 ②⇒みずちょう(水帳) みず‐ちょう水帳ミヅチヤウ (「御図帳みずちょう」の当て字という) ①検地帳のこと。 ②人別帳のこと。 みず‐ぢょうし水調子ミヅデウ‥ 三味線の調子の甚だ低いもの。転じて、低い調子・声。 みず‐つき承鞚・七寸ミヅ‥ ①轡くつわの部分で、手綱たづなを結びつける引手ひきて。みずき。〈倭名類聚鈔15→轡(図)。 ②手綱の両端。 みず‐つぎ水注ぎミヅ‥ (→)水差みずさしに同じ。 みず‐つ・く水漬くミヅ‥ 〔自四〕 水につかる。水にひたる。みづく。土佐日記「池めいてくぼまり―・ける所あり」 みず‐づけ水漬ミヅ‥ ①冷水をそそぎかけた飯。みずめし。〈[季]夏〉。今昔物語集28「冬は湯漬、夏は―にて御飯おものを食すべきなり」 ②(麻などを)水に漬けること。また、漬けたもの。 みず‐つち水槌ミヅ‥ 〔理〕(→)水撃すいげき作用に同じ。 みずっ‐ぱな水っ洟ミヅ‥ 水のように薄い鼻汁。みずばな。 みずっ‐ぽ・い水っぽいミヅ‥ 〔形〕 水分が多い。水けが多くて味が薄い。「―・い酒」 みず‐で水手ミヅ‥ 文字の書き方の一つ。文字の尾を長く引き水の流れるさまに書くこと。葦手書あしでがきの類。 ミスティシズムmysticism(→)神秘主義ミスティックmystic】 神秘的。 ミステークmistake】 誤り。誤謬。失策。ミス。 みず‐でっぽう水鉄砲ミヅ‥パウ ポンプの原理を応用して水を筒の先から押し出して飛ばす玩具。〈[季]夏〉 ミステリアスmysterious】 神秘的なさま。不可解であるさま。「―な事件」 ミステリーmystery】 ①神秘。不思議。霊妙。 ②聖史劇。 ③推理小説。 ミステリヨmisterio ポルトガル】 (キリシタン用語)神秘。玄義。奥義。コンテムツスムンヂ「広大なる御済度の貴き―を、心を誠精に致して観じ奉るべきこと専ら也」 み‐す・てる見捨てる・見棄てる】 〔他下一〕[文]みす・つ(下二) ①見てほうっておく。 ②捨ててかえりみない。見はなす。関係を絶つ。「親にも―・てられる」 みず‐てん不見点】 (一説に、花札で持札・場面の状況などに関りなく、手当り次第に札を出す意) ①見通しもなしに行動すること。出たとこ勝負。黄表紙、亀山人家妖「まづ外題はかうでも出して置うか。…これはほんの―だ」 ②(多く「不見転」と書く)客にたやすく情を売る芸妓をいう。ころび芸者。不見転芸者。泉鏡花、ロマンチツクと自然主義「芸者が金を儲ける為に―をやる」 みず‐てんま水伝馬ミヅ‥ 飲料水を運ぶ船。みずぶね。 ミストmist】 霧。霧状のもの。 ⇒ミスト‐き【ミスト機】

広辞苑 ページ 18821 での○水澄む単語。