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○水も漏らさぬみずももらさぬ🔗🔉

○水も漏らさぬみずももらさぬ ①すこしの間隙もなく敵を囲むさま。防御または警戒の厳重なさま。「―警備網」 ②交情が極めて親密なさま。伊勢物語「などてかくあふごかたみになりにけん水もらさじと結びしものを」 ⇒みず【水】 みず‐もり水盛・準ミヅ‥ 細長い材に溝を掘って水を盛り、これを土台面などにのせて水平を定める法。また、その器具。水尺すいしゃく。みずはかり。 みず‐もり水漏りミヅ‥ (→)「水漏れ」に同じ。 みず‐もれ水漏れミヅ‥ 水が漏ること。漏水。「水道が―する」 みず‐や水屋ミヅ‥ ①社寺で、参詣人が手や顔を洗うために鉢を据えて水をたたえ屋根などを設けた所。みたらし。 ②(「水谷」とも書く)茶室の隣室に設けて茶の湯の用意をする所。一般に、食器を洗う場所。 ③茶器などを入れる箪笥様のもの。 ④しばしば洪水に見舞われる低湿地帯農村で、非常用物資を備え、また避難所とするため、高く土盛りをした敷地の上に建てられた特殊な家屋。大河川の下流地帯に多く残る。 水屋(長島) 撮影:的場 啓 ⑤飲み水を売る人。氷水その他の水物を売る店。 みず‐やぐら水櫓ミヅ‥ 水上に築いたやぐら。 みすや‐ばり三栖屋針・御簾屋針】 和服裁縫用の縫針。京都の針屋「みすや」で製造・販売したもの。 みず‐やま瑞山ミヅ‥ 木々が茂りみずみずしく美しい山。万葉集1「畝火のこの―は日の緯よこの大御門に」 みず‐やり水遣りミヅ‥ 庭木などに水を与えること。 みず‐ようかん水羊羹ミヅヤウ‥ 羊羹の一種。煮溶かした寒天に砂糖・小豆漉餡あずきこしあんを加えてまぜ、型に流して固めた水分の多い羊羹。〈[季]夏〉 水羊羹 撮影:関戸 勇 みず‐ヨーヨー水ヨーヨーミヅ‥ 玩具の一つ。ゴム袋に水を入れて括り、ゴム紐をつけてヨーヨーのように上下させて遊ぶもの。 みず‐よけ水除けミヅ‥ 水を防ぐために設けたもの。堤防の類。 み‐ずら角髪・角子・鬟・髻ミヅラ (ミミツラ(耳鬘)の約という)古代の男の髪の結い方。頂の髪を中央から左右に分け、耳のあたりでわがねて緒で結び耳の前に垂れたもの。奈良時代には少年の髪型となる。後世の総角あげまきはその変形。びんずら。びずら。神代紀「髪みぐしを結げて―に為し」。源氏物語桐壺「―ゆひ給へるつらつき」 角髪 ミスリードmislead】 ①誤った方向に導くこと。誤解させること。 ②新聞・雑誌などで、見出しが記事内容と違うこと。 ミスルmiṣr アラビア】 7〜8世紀のイスラム大征服の際、各地に建設された軍営都市。イラクのクーファ・バスラ、エジプトのフスタート(現カイロ)など。征服者のアラブ人たちが集住した。 み・する魅する】 〔他サ変〕[文]魅す(サ変) 不思議な力で人の心を引きつけ迷わす。「美声に―・せられる」 ミス・る 〔自五〕 (ミスを動詞化した語)失敗する。しくじる。ミスをする。 みず‐ろう水牢ミヅラウ 江戸時代、罪人を水をたたえた牢屋に入れて苦痛を与えたこと。また、その牢屋。 みず‐ろん水論ミヅ‥ ⇒すいろん みず‐わ水輪ミヅ‥ 水面にできる円形の波紋。 みずわかす‐じんじゃ水若酢神社ミヅ‥ 島根県隠岐郡隠岐の島町郡こおりにある元国幣中社。祭神は水若酢命ほか。隠岐国一の宮。 みず‐わらび水蕨ミヅ‥ ミズワラビ科の一年生のシダ植物。水中・湿地に生え、淡緑色で柔らかく、葉は羽状。胞子葉は細く角状。 みず‐わり水割りミヅ‥ アルコール度を弱めるためウィスキーに水を加えること。また、その飲物。 ⇒みずわり‐かぶ【水割り株】 ⇒みずわり‐ざけ【水割り酒】 みずわり‐かぶ水割り株ミヅ‥ 株式会社の公称資本を過大に評価し、その評価の金額に対して発行された株式。資本の内容が希薄になるのを酒の水割りにたとえていう。 ⇒みず‐わり【水割り】 みずわり‐ざけ水割り酒ミヅ‥ 水をわって量を増した酒。 ⇒みず‐わり【水割り】

広辞苑 ページ 18838 での○水も漏らさぬ単語。