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○道の傍の碑の文みちのかたわらのひのぶん🔗⭐🔉
○道の傍の碑の文みちのかたわらのひのぶん
(後漢の邯鄲淳が作った孝女曹娥そうがの碑文が非常にすぐれていたという故事から)名文のたとえ。十訓抄「―をばこひねがはざる心なり」
⇒みち【道・路・途・径】
みち‐の‐かみ【道の神】
道路・旅行の安全をつかさどる神。さえのかみ。道祖神。万葉集17「―たち幣まいはせむ」
みち‐の‐き【道の記】
旅行の日記。道中記。紀行。
みちのく【陸奥】
(ミチノオクの約)磐城・岩代・陸前・陸中・陸奥5カ国の古称。おく。むつ。みちのくに。奥州。万葉集14「―のかとりをとめの」
⇒みちのく‐がみ【陸奥紙】
みちのく‐がみ【陸奥紙】
(もと陸奥から産したからいう)檀紙だんしの別称。みちのくにがみ。讃岐典侍日記「御枕がみなる―して御鬢のわたりなどのごひ参らする程に」
⇒みちのく【陸奥】
みち‐の‐くち【道の口】
①ある国に入る道の入口。
②古代、一国を二つまたは三つに分けたときの、都に最も近い地方。例えば越こし地方では越前を「こしのみちのくち」という。→みちのなか→みちのしり
みち‐の‐くに【陸奥国】
(→)「みちのく」に同じ。伊勢物語「昔男―にすずろに行きいたりにけり」
⇒みちのくに‐がみ【陸奥国紙】
みちのくに‐がみ【陸奥国紙】
(→)「みちのくがみ」に同じ。
⇒みち‐の‐くに【陸奥国】
みち‐の‐し【道師】
姓かばねの一種。八色姓やくさのかばねの第5位。技芸を世襲した諸氏の姓というが、授与の実例は見られない。
みち‐の‐しり【道の後】
古代、一国を二つまたは三つに分けたときの、都に最も遠い地方。例えば筑紫つくし地方では筑後を「つくしのみちのしり」という。→みちのなか→みちのくち
みち‐の‐そら【道の空】
道のなかば。旅の途上。中途。源氏物語夕顔「かかる―にてはふれぬべきにやあらむ」
みち‐の‐そらじ【道の空路】‥ヂ
よるべもない旅の道中。旅空。万葉集15「夢いめのごと―に別れする君」
みち‐の‐なか【道の中】
古代、一国を三つに分けたときの中ほどに当たる地方。例えば吉備きび地方では備中を「きびのみちのなか」という。→みちのくち→みちのしり
みち‐の‐べ【道の辺】
(古くは清音)みちばた。道筋のほとり。みちべ。万葉集20「―の茨うまらの末うれに」。「―の木槿むくげは馬にくはれけり」(芭蕉)
みち‐の‐もの【道の者】
①その道ですぐれている人。ある技芸の専門家。
②室町時代以前、道中随所の宿駅にいた遊女。
みち‐のり【道程】
道路の距離。行程。どうてい。「遠い―を行く」
みち‐はか【道果・道捗】
道を歩く進み具合。東海道名所記「―のゆかぬものなり」
みち‐はし【道橋】
橋のこと。隆信集「なか川の水にせかれし―を」
みち‐はずれ【道外れ】‥ハヅレ
①道筋から外へそれること。
②物事の道理にはずれること。
みち‐ばた【道端】
道のほとり。みちのべ。路傍。
みち‐ばち【蜜蜂】
(→)「みつばち」に同じ。〈倭名類聚鈔19〉
広辞苑 ページ 18874 での【○道の傍の碑の文】単語。