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○山眠るやまねむる🔗⭐🔉
○山眠るやまねむる
冬季の山が、枯れていて全く精彩を失い、深い眠りに入るように見えるのをいう。眠る山。〈[季]冬〉。→山笑う
⇒やま【山】
やま‐ねんぐ【山年貢】
江戸時代、所有の山に賦課した年貢。山そのものに課せられた点で、伐木に課せられた山役やまやくと異なるが、のち混同された。
やま‐の【山野】
山と野。山または野。さんや。
やま‐の‐い【山の井】‥ヰ
山の岩間などから水のわき出るところ。山の泉。やまい。万葉集16「安積山あさかやま影さへ見ゆる―の浅き心をわが思はなくに」
やま‐の‐いえ【山の家】‥イヘ
避暑・登山・スキーなどの際の宿泊用に山や高原に建てられた家。
やま‐の‐いも【山芋・薯蕷】
ヤマノイモ科の蔓性多年草。日本各地の山野に自生。塊根は長い円柱形。茎は細長く左巻き。雌雄異株。葉は対生し長心臓形。夏、白色の小花を穂状につけ、3稜翼をもつ果実を結ぶ。「むかご」という珠芽を葉のつけ根に生じ、これでもふえる。塊根と「むかご」を食用。ジネンジョウ。ヤマイモ。ヤマツイモ。〈[季]秋〉。〈倭名類聚鈔17〉
ヤマノイモ
撮影:関戸 勇
⇒やまのいも‐か【薯蕷科】
⇒山芋が鰻になる
やまのいも‐か【薯蕷科】‥クワ
単子葉植物の一科。蔓性の多年草で、塊状・円柱状の地下茎がある。花は小さく、花被片と雄しべは6、子房下位で、果実は3室の蒴果さくかまたは液果。世界の温帯・熱帯に5属750種あり、日本にヤマノイモ・オニドコロなどが自生。ナガイモ・ツクネイモなどは食用に栽培。→ヤム芋
⇒やま‐の‐いも【山芋・薯蕷】

広辞苑 ページ 19882 での【○山眠る】単語。