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○夢見騒がしゆめみさわがし🔗⭐🔉
○夢見騒がしゆめみさわがし
夢見がよくない。夢見が悪くて胸騒ぎがする。源氏物語浮舟「こよひ夢見騒がしく見えさせ給へれば」
⇒ゆめ‐み【夢見】
ゆめみ‐づき【夢見月】
陰暦3月の異称。〈[季]春〉
⇒ゆめ‐み【夢見】
ゆめみ‐どり【夢見鳥】
(→)蝶の異称。
⇒ゆめ‐み【夢見】
ゆめ・みる【夢見る】
〔自上一〕
①夢を見る。安楽土義(来迎院蔵)康和点「長く寝いね、久しく夢ユメミて」
②空想する。理想的な状態にあこがれる。「―・みる少女」
ゆめ・む【夢む】
〔自上二〕
(→)「夢見る」に同じ。
ゆめ‐むし【夢虫】
(夢で胡蝶になったという荘子の故事から)(→)蝶の異称。好色二代男「蘧々きょきょ然としてあれで果つべき―の命惜しまれ」
ゆめ‐もなか【夢最中】
深い夢を見ていて、眼を覚ましそうにないこと。熟睡中。中村花痩、赤毛布「母親は安心の―に身動きもせねば」
ゆめ‐ものがたり【夢物語】
(→)「ゆめがたり」に同じ。
ゆめものがたり【夢物語】
高野長英が夢に託して執筆した書。1838年(天保9)起稿。来航するアメリカ船モリソン号を幕府が打ち払う方針であると聞き、打払いは無謀とし、世界の大勢を説いたもの。蛮社の獄の一因となる。戊戌ぼじゅつ夢物語。
→資料:『戊戌夢物語』
ゆめ‐ゆめ
〔副〕
(ゆめ(努)を重ねた語)
①(禁止の語を伴い)必ず必ず。きっときっと。決して決して。源氏物語槿「もらし給ふなよ―」。「―疑うことなかれ」
②つとめて。精出して。今昔物語集12「汝なほ―仏を念じ奉り、法花経を受持・読誦し奉るべし」
③(後に打消の語を伴い)少しも。更々。ゆめにも。更に。決して決して。平家物語11「別の意趣思ひ奉ること―候はず」
ゆめ‐ゆめ・し【夢夢し】
〔形シク〕
①夢のようにあてにならない。浄瑠璃、傾城反魂香「煉貫水の大津酒―・しうござりますれども、この春からお仕合せが直つて」
②甚だ軽少である。日葡辞書「ユメユメシイ」
ゆめわけ‐ぶね【夢分け船】
(夢路を分けて進む船の意)船中のいねむり。
広辞苑 ページ 20123 での【○夢見騒がし】単語。