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○大向うをうならすおおむこうをうならす🔗🔉

○大向うをうならすおおむこうをうならす 大向うにいる見物客の賞讃を博する。転じて、大衆的人気を集める。 ⇒おお‐むこう【大向う】 おおむた大牟田オホ‥ 福岡県南西端、有明海に面する市。重化学工業都市。三池炭田によって発展。人口13万1千。 おお‐むね大旨・概ねオホ‥ 〔名・副〕 だいたいの趣意。大意。あらまし。おおよそ。大日経義釈承保点「大抵オホムネ月の望の円満時に」。「話の―はわかった」「―良好である」 おお‐むね大棟オホ‥ 屋根頂部の水平な棟。隅棟すみむね・降棟くだりむねに対していう。 おお‐むねもん大棟門オホ‥ 棟門の大規模なもの。中央の扉のほかに、左右に1枚開きの脇扉がある。おおむなもん。 おおむら大村オホ‥ 長崎県中部、大村湾に臨む市。もと大村氏2万8000石の城下町。長崎空港がある。人口8万8千。 ⇒おおむら‐わん【大村湾】 おおむら大村オホ‥ 姓氏の一つ。 ⇒おおむら‐すみただ【大村純忠】 ⇒おおむら‐ますじろう【大村益次郎】 おお‐むらさき大紫オホ‥ ①〔動〕タテハチョウ科のチョウ。大形で、雄の翅には美しい紫色部があり、開張9センチメートル。1957年日本の国蝶に指定。幼虫はエノキの葉を食する。大紫蝶。 オオムラサキ 撮影:海野和男 ②〔植〕ツツジの園芸品種。紅紫色で大輪の花を開く。公園や街路の植込みに使う。 オオムラサキ 撮影:関戸 勇 おお‐むらじ大連オホ‥ 大和政権の執政者。連むらじの姓かばねを持つ諸氏中の最有力者が任ぜられ、ふつう世襲する。記紀伝承では物部・大伴両氏から出て大臣おおおみと共に執政したが、6世紀末に大連物部守屋が大臣蘇我馬子らに滅ぼされたのを最後とする。→大臣 おおむら‐すみただ大村純忠オホ‥ 戦国末期の肥前大村の領主。最初のキリシタン大名。長崎を開港し南蛮貿易の中心とした。(1533〜1587) ⇒おおむら【大村】 おおむら‐ますじろう大村益次郎オホ‥ラウ 陸軍の創立者。初め村田蔵六と称。周防出身。緒方洪庵に蘭学・医学を学ぶ。長州藩の軍事指導者として長州征討・戊辰戦争に活躍。1869年(明治2)兵部大輔。フランス式軍制を採用し、近代軍隊の創出を進めたが、守旧派により暗殺。(1825〜1869) ⇒おおむら【大村】 おおむら‐わん大村湾オホ‥ 長崎県、西彼杵にしそのぎ半島にいだかれた内湾。北西部に針尾島があり、早岐はいき瀬戸と針尾瀬戸とにより外海とつらなる。針尾瀬戸には西海橋がかかる。 ⇒おおむら【大村】 おお‐むろ大室オホ‥ 大きなむろ。大室屋。古事記「忍坂おさかの―に到りたまひし時」 おお‐め大目オホ‥ ①(「多目」とも)分量が少し多いくらいの加減。 ②200匁を1斤とする称。1斤は一般に160匁。 ③大ざっぱに見積もること。転じて、きびしくとがめず、寛大にすること。「―に見る」 おお‐めいぶつ大名物オホ‥ 名物中の最古最貴の茶器。利休以前、殊に東山時代のもの。 おお‐めぐり大廻りオホ‥ 供養の時、大まわりに行道ぎょうどうすること。 おお‐めし大飯オホ‥ 多量のめし。たくさんの食事。 ⇒おおめし‐くらい【大飯喰らい】 おおめし‐くらい大飯喰らいオホ‥クラヒ めしをたくさん食う人。また、めしを食うばかりで役に立たない人をののしっていう語。おおめしくい。 ⇒おお‐めし【大飯】 おお‐めだま大目玉オホ‥ ①普通より大きな目玉。 ②ひどく叱ること。「―を食う」 おお‐めつけ大目付オホ‥ 江戸幕府の職名。老中の支配に属して諸務を監督し、諸大名の行動を監察し、諸吏の怠慢を摘発。1632年(寛永9)設置した総目付の改称。大名目付。大横目。総横目。 おお‐めん大面オホ‥ 〔建〕柱などの面取りを幅広く作ること。また、その面。↔糸面いとめん おお‐もうちぎみ大臣オホマウチ‥ (オホイマウチギミの約) ⇒だいじん おお‐もじ大文字オホ‥ 欧文の、文頭や固有名詞の最初に使う大きな文字。「A」「B」など。キャピタル‐レター。↔小文字 おお‐もちあい大持合・大保合オホ‥アヒ 相場が久しく一高一低して、大きな騰落のないこと。 おお‐もて大持オホ‥ 非常にもてること。花暦八笑人「さううまくさへいけば眼七―だらう」 おお‐もと大本オホ‥ 物事の根本。たいほん。「―を正す」 おおもと‐きょう大本教オホ‥ケウ 神道系宗教の一派。正式には大本。本部を京都府亀岡と綾部に置き、開祖出口ナオの筆先ふでさきと聖師出口王仁三郎の「霊界物語」を中心とし、世の立替え立直しと「みろくの世」の実現を唱える。1892年(明治25)に起こり、1935年(昭和10)当局の弾圧を受けて解散。46年愛善苑あいぜんえんとして再発足し、52年大本と改称。 おお‐もとゆい大元結オホ‥ユヒ (→)「入れ元結」に同じ。 おお‐もの大物オホ‥ ①(多く釣や猟の獲物について)大きなもの。また、非常に価値のあるもの。「―を釣り上げる」 ②その道で大きな勢力・能力を持っている者。誰からも一目置かれている者。「将来の―」↔小物。 ③杉原紙の一種。縦33.3センチメートル、横45.5センチメートルのもの。 ⇒おおもの‐ぐい【大物食い】 おお‐ものいみ大物忌オホ‥ 伊勢の皇大神宮で、朝夕の大御食おおみけに奉仕した神官。物忌職中第一の重職。 おおものいみ‐じんじゃ大物忌神社オホ‥ 山形県北端の鳥海山を神体とする元国幣中社。祭神は大物忌神。山頂に本殿、麓の飽海郡遊佐町吹浦と同町蕨岡に里宮がある。出羽国一の宮。 おおもの‐ぐい大物食いオホ‥グヒ 相撲・囲碁・競技などで、自分よりずっと力量のすぐれた相手をよく負かすこと。また、その人。 ⇒おお‐もの【大物】 おおものぬし‐の‐かみ大物主神オホ‥ 奈良県大神おおみわ神社の祭神。蛇体で人間の女に通じ、また祟り神としても現れる。一説に大己貴神おおなむちのかみ(大国主命)と同神。 おお‐ものみ大物見オホ‥ 多くの兵を率いて斥候に出ること。また、その人。 おお‐ももだち大股立オホ‥ 袴の股立を大きく掲げること。↔小股立 おお‐もり大盛りオホ‥ 料理を普通より多く器に盛ること。特に、盛りそばの分量の多いもの。「ラーメンの―」 おおもり大森オホ‥ 東京都大田区の一地区。もと東京市35区の一つ。 ⇒おおもり‐かいづか【大森貝塚】 おおもり大森オホ‥ 姓氏の一つ。 ⇒おおもり‐しょうぞう【大森荘蔵】 ⇒おおもり‐ひこしち【大森彦七】 ⇒おおもり‐ふさきち【大森房吉】 ⇒おおもり‐よしたろう【大森義太郎】 おおもり‐かいづか大森貝塚オホ‥カヒ‥ 東京都品川区大井6丁目付近(大森駅の北側)にある縄文時代後期・晩期の貝塚。1877年(明治10)E.S.モースが発見・調査。 ⇒おおもり【大森】 おおもり‐しょうぞう大森荘蔵オホ‥シヤウザウ 哲学者。岡山県生れ。東大教授。論理実証主義の研究から出発し、分析哲学の方法によって知覚や言語の問題を解明するとともに、物心二元論を批判して心身問題の解決に努めた。晩年は時間論に取り組んだ。著「物と心」「新視覚新論」「時は流れず」ほか。(1921〜1997) ⇒おおもり【大森】 おおもり‐ひこしち大森彦七オホ‥ 伊予の人。湊川の戦いで楠木正成を破ったが、正成の怨霊に悩まされた逸話が太平記にある。浄瑠璃・謡曲・歌舞伎などに脚色。 ⇒おおもり【大森】 おおもり‐ふさきち大森房吉オホ‥ 地震学者。福井県人。東大卒、同教授。大森公式の算出、地震計の発明、地震帯の研究など。(1868〜1923) ⇒おおもり【大森】 おおもり‐よしたろう大森義太郎オホ‥ラウ 経済学者。横浜生れ。東大助教授。三‐一五事件を機に退職。雑誌「労農」を編集。著「史的唯物論」など。(1898〜1940) ⇒おおもり【大森】 おお‐もん大門オホ‥ ①大きな門。だいもん。 ②邸宅・城郭などの第1の表門。正門。 ③遊郭の入口の門。 ⇒おおもん‐ぐち【大門口】 ⇒大門を打つ おおもん‐ぐち大門口オホ‥ 遊郭の大門のある入口。 ⇒おお‐もん【大門】

広辞苑 ページ 2623 での○大向うをうならす単語。