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かしわ‐で【膳・膳夫】カシハ‥🔗🔉

かしわ‐で膳・膳夫カシハ‥ (古代、カシワの葉を食器に用いたことから) ①飲食の饗膳きょうぜん。供膳。 ②饗膳のことをつかさどる人。料理人。古事記「櫛八玉神を―とし、天の御饗を献りし時に」 ③(「膳部」と書く)大和政権の品部しなべで、律令制では宮内省の大膳職・内膳司に所属し、朝廷・天皇の食事の調製を指揮した下級官人。長は膳臣かしわでのおみと称し、子孫の嫡系は高橋朝臣。かしわべ。 ⇒かしわで‐の‐つかさ【膳司】

広辞苑 ページ 3718 での単語。