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かしわざき【柏崎】カシハ‥🔗⭐🔉
かしわざき【柏崎】カシハ‥
能。榎並左衛門五郎原作、世阿弥改作の狂女物。越後柏崎殿の妻が、夫の死と一子花若の遁世を聞いて諸国を狂い歩いたのち、善光寺で子に再会する。
かしわ‐で【膳・膳夫】カシハ‥🔗⭐🔉
かしわ‐で【膳・膳夫】カシハ‥
(古代、カシワの葉を食器に用いたことから)
①飲食の饗膳きょうぜん。供膳。
②饗膳のことをつかさどる人。料理人。古事記上「櫛八玉神を―とし、天の御饗を献りし時に」
③(「膳部」と書く)大和政権の品部しなべで、律令制では宮内省の大膳職・内膳司に所属し、朝廷・天皇の食事の調製を指揮した下級官人。長は膳臣かしわでのおみと称し、子孫の嫡系は高橋朝臣。かしわべ。
⇒かしわで‐の‐つかさ【膳司】
かしわ‐で【拍手・柏手】カシハ‥🔗⭐🔉
かしわ‐で【拍手・柏手】カシハ‥
(「柏」は「拍」の誤写か)神を拝む時、手のひらを打ち合わせて鳴らすこと。開手ひらて。「―を打つ」
かしわで‐の‐つかさ【膳司】カシハ‥🔗⭐🔉
かしわで‐の‐つかさ【膳司】カシハ‥
①古代、宮中で饗膳をつかさどった役所。律令制では大膳職と内膳司。
②律令制の後宮十二司の一つ。食事・酒・餅・菓子などをつかさどった。
③斎宮十二司の一つ。食事調進をつかさどった。
④春宮坊とうぐうぼうの主膳監しゅぜんかん。
⇒かしわ‐で【膳・膳夫】
かしわ‐どの【膳殿】カシハ‥🔗⭐🔉
かしわ‐どの【膳殿】カシハ‥
①神宮などで、膳部を調える所。
②大嘗祭の時、神饌を調理する所。
かしわ‐の‐くぼて【槲の窪手・柏の葉椀】カシハ‥🔗⭐🔉
かしわ‐の‐くぼて【槲の窪手・柏の葉椀】カシハ‥
食物を盛るために、カシワの葉を細い竹針で縫い合わせて製した器物。後世では大嘗祭だいじょうさいの神饌などに用いる。夫木和歌抄20「神山の―さしながらおひなほる身の栄ゆべきかな」
⇒かしわ【槲・檞・柏】
広辞苑 ページ 3718。