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○神ならぬ身かみならぬみ🔗🔉

○神ならぬ身かみならぬみ 神のように全知全能ではない、無力な人間の身。「―の知る由も無い」 ⇒かみ【神】 かみ‐なり】 (神鳴の意) ①雲と雲との間、雲と地表との間に生じる放電現象。また、これに伴う音。積乱雲の内部に発生した電位差によって生じる。雷雲の生じる原因によって熱雷・界雷・渦雷などに分ける。いかずち。〈[季]夏〉。狭衣物語3「―の、二度ばかり、いと高く鳴りて」 雷 撮影:高橋健司 ②雷神。雲の上にいて、虎の皮の褌をしめ太鼓を打ち、へそをとるという。かみなりさま。かみ。なるかみ。〈[季]夏〉。狂言、雷「身共は―じやいやい」 ③口やかましく責めること。がみがみいうこと。また、その人。「―を落とす」。(曲名別項) ⇒かみなり‐おこし【雷粔籹】 ⇒かみなり‐おとし【雷落し】 ⇒かみなり‐おやじ【雷親父】 ⇒かみなり‐ぐも【雷雲】 ⇒かみなり‐ごえ【雷声】 ⇒かみなり‐ぞく【雷族】 ⇒かみなり‐の‐じん【雷鳴の陣】 ⇒かみなり‐の‐つぼ【雷鳴壺】 ⇒かみなり‐の‐ま【雷の間】 ⇒かみなり‐ばば【雷婆】 ⇒かみなり‐ぼし【雷乾し】 ⇒かみなり‐よけ【雷除け】 ⇒雷が落ちる かみなり雷・神鳴】 狂言。雷が雲をふみはずして落ち、旅の医者に治療をうけ、その礼に晴雨の順調、五穀の豊穣を寿ぐ。針立雷はりたていかずち。 神鳴 撮影:神田佳明(所蔵:山本東次郎家) かみなり‐おこし雷粔籹】 おこしを直径3センチメートルほどの球形または長方形に固めた菓子。江戸浅草雷門前で売ったからいう。 雷おこし 撮影:関戸 勇 ⇒かみ‐なり【雷】 かみなり‐おとし雷落し】 天窓てんまどなどから細い縄などによって、屋内に吊りさがって侵入する賊。 ⇒かみ‐なり【雷】 かみなり‐おやじ雷親父‥オヤヂ とかく大声でがみがみと怒鳴り付ける親父。 ⇒かみ‐なり【雷】

広辞苑 ページ 4117 での○神ならぬ身単語。