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かみ【神】🔗🔉

かみ】 ①人間を超越した威力を持つ、かくれた存在。人知を以てはかることのできない能力を持ち、人類に禍福を降すと考えられる威霊。人間が畏怖し、また信仰の対象とするもの。万葉集15「天地あめつちの―を祈ひつつ吾あれ待たむ早来ませ君待たば苦しも」 ②日本の神話に登場する人格神。古事記「天地初めて発ひらけし時、高天たかまの原に成れる―の名は」 ③最高の支配者。天皇。万葉集3「大君は―にし座せば天雲の雷いかずちの上に廬いおらせるかも」 ④神社などに奉祀される霊。 ⑤人間に危害を及ぼし、怖れられているもの。 ㋐雷。なるかみ。万葉集14「伊香保嶺に―な鳴りそね」 ㋑虎・狼・蛇など。万葉集16「韓国からくにの虎とふ―を生取いけとりに」 ⑥キリスト教で、宇宙を創造して歴史を司る、全知全能の絶対者。上帝。天帝。→三位一体 ⇒神ならぬ身 ⇒神の正面仏のま尻 ⇒神は敬するに威を増す ⇒神は正直の頭に宿る ⇒神は非礼を受けず ⇒神は見通し ⇒神も仏も無い

広辞苑 ページ 4092 での単語。