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○木で鼻を括るきではなをくくる🔗🔉

○木で鼻を括るきではなをくくる 無愛想にもてなすことのたとえ。「木で鼻こくる」とも。夏目漱石、吾輩は猫である「木で鼻を括つた様な挨拶も出来ず」 ⇒き【木・樹】 きてれつ (「奇天烈」と当て字)非常に奇妙なこと。珍妙。浮世床「―有難ありが」。「奇妙―」 き‐てん気転・機転】 物事に応じて、機敏に心が働くこと。機知。「―が利く」「とっさの―」 き‐てん帰天】 カトリックで、死ぬこと。 き‐てん起点】 物事の始まるところ。おこり。「日本橋を―とする」↔終点 き‐てん基点】 距離をはかるときの、もととする点。基準・基礎となるところ。 き‐てん輝点】 電子ビームの衝撃によって発光しているディスプレーの蛍光面上の小面積部分。「レーダー上の―」 き‐でん紀伝】 ①人物の伝記を記録した書物。 ②紀伝体の略。 ③紀伝道の略。 ⇒きでん‐たい【紀伝体】 ⇒きでん‐どう【紀伝道】 ⇒きでん‐はかせ【紀伝博士】 き‐でん記伝】 ①記録と史伝。 ②「古事記伝」の略。 き‐でん起電】 電気(主として静電気)を発生させること。その発生装置として摩擦起電機・誘導起電機などがある。 ⇒きでん‐りょく【起電力】 き‐でん帰田】 官職を辞し、田園に帰って農事に従事すること。帰農。 き‐でん貴殿】 [一]〔名〕 他人の殿舎の尊敬語。源平盛衰記10「六波羅の―へも参ずべし」 [二]〔代〕 (尊敬の二人称)あなた。貴下。 ぎてん義天】 高麗の学僧。高麗文宗仁孝王の第4子。1085年入宋して華厳・天台などを学び、帰国して宣布した。「新編諸宗教蔵総録」(「義天録」)を編集し、「高麗続蔵経」の刊行に着手。大覚国師。(1055〜1101) ぎ‐てん疑点】 疑わしいところ。「―を質ただす」 ぎ‐てん儀典】 儀式の規定。典例。典範。 ギデンズAnthony Giddens】 イギリスの社会学者。社会理論を研究、現実政治にも積極的に関与。著「資本主義と近代社会理論」「社会の構成」「第三の道」など。(1938〜) きでん‐せん饋電線】 (「饋」は送る意)(→)給電線に同じ。 きでん‐たい紀伝体】 歴史叙述の一体裁。歴史現象の総体を本紀(帝王一代の年譜)・列伝(民族や個人の伝記)・志(特殊な分野の変遷)・表(制度の一覧)に分類して記述する。史記で試みられ、漢書で確立、以後中国の正史は多くこの体裁をとる。→編年体→紀事本末体⇒き‐でん【紀伝】 きでん‐どう紀伝道‥ダウ 律令制の大学の四道の一つ。史記・漢書・後漢書などの歴史や文選もんぜんなどの文学を学び、作文を習う課程。奈良中期、文章博士もんじょうはかせのもとに紀伝を専攻する学生が出、平安初期、大いに盛んとなって、840年(承和7)ごろには紀伝道と呼ばれるに至った。文章博士・文章生などから構成されているので俗に文章道ともいう。 ⇒き‐でん【紀伝】 きでん‐はかせ紀伝博士】 律令制で、大学寮の博士の一つ。紀伝道の教授に当たった教官。→文章博士 ⇒き‐でん【紀伝】 きでん‐りょく起電力】 回路の抵抗に抗して電流を生じさせる原因となる力。動電力。単位はボルト(V)。 ⇒き‐でん【起電】 キトQuito】 南米、エクアドル共和国の首都。標高2850メートルの高所にあり、赤道直下だが冷涼。人口148万2千(2003)。 き‐と企図】 くわだてはかること。くわだて。もくろみ。計画。「敵の―を見破る」 き‐と帰途】 かえりみち。帰路。「―につく」「―に立ち寄る」 き‐と 〔副〕 ①たちまちに。すぐに。竹取物語「このかぐや姫―かげになりぬ」 ②はっと。今昔物語集19「…と見る程に、―驚きぬ」 ③ちょっと。ふっと。宇治拾遺物語12「あからさまに―立ち離れまゐらせ候つる程に」 ④たしかに。必ず。折たく柴の記「人民の怨苦この事にありときこゆ。―申し開くべし」 ⑤しっかりと。きっぱりと。枕草子63「烏帽子えぼしの緒―つよげに結ひ入れて」 き‐ど木戸】 (柵戸きどの意) ①防備のため柵に設けた門。城の門。 ②庭園や通路の入口などに設けた屋根のない開き戸の門。 ③興行場などに設けた見物人の出入口。 ④木戸銭の略。「―を払う」 ⇒木戸を突かれる きど木戸】 姓氏の一つ。 ⇒きど‐こういち【木戸幸一】 ⇒きど‐たかよし【木戸孝允】 き‐ど喜怒】 喜びと怒り。 き‐ど輝度】 発光体の単位面積あたりの明るさ。国際単位系での単位はカンデラ毎平方メートル。 ぎ‐と義徒】 正義を守る仲間。忠義のために起つ仲間。 ぎ‐と 〔副〕 行きづまったさま。ぐっと。東海道名所記「―つまりけり」 き‐ど‐あい‐らく喜怒哀楽】 喜びと怒りと悲しみと楽しみ。さまざまな人間感情。「―を表に出さない」 きとう几董⇒たかいきとう(高井几董) き‐とう気筒・気筩(→)シリンダー2に同じ。 き‐とう祈祷‥タウ 神仏にいのること。呪文をも含めてすべての儀礼の要素中、言語の形をとるもの。原始的には、対象や内容について別に限定なく、宗教的経験が自然に発露する独白のようなもの。「加持―」 ⇒きとう‐し【祈祷師】 ⇒きとう‐しょ【祈祷書】 ⇒きとう‐ぶぎょう【祈祷奉行】 ⇒きとう‐れんが【祈祷連歌】 き‐とう季冬】 ①冬のすえ。晩冬。 ②陰暦12月の称。 き‐とう既倒‥タウ すでにたおれたこと。→狂瀾きょうらんを既倒に廻らす き‐とう帰投】 航空機・艦船などが基地に帰りつくこと。 き‐とう亀頭】 陰茎先端の膨大部。 ⇒きとう‐えん【亀頭炎】 き‐とう貴答‥タフ 相手からの返事の尊敬語。貴酬。 き‐と・う来問ふ‥トフ 〔他四〕 たずね来る。来訪する。和泉式部集「昔を―・ふ人のなきかな」 き‐どう気道‥ダウ 肺に流入する空気の通路。口・鼻孔・咽頭・喉頭・気管・気管支の部分。 ⇒きどう‐かくほ【気道確保】 き‐どう奇童】 並はずれて賢い子供。神童。 き‐どう奇道‥ダウ 普通とはかわった仕方。珍しい方法。 き‐どう軌道‥ダウ ①車の通る道。路盤の上につくった線路構造物の総称。レール・枕木・道床などから成る。 ②天体の運行する道。一般に、物体が何らかの力に作用されて運動する際に描く一定の経路。「ロケットの―を修正する」 ③物事が計画・予定に従って進んで行く道筋。 ⇒きどう‐かくうんどうりょう【軌道角運動量】 ⇒きどう‐しゃ【軌道車】 ⇒きどう‐でんし【軌道電子】 ⇒きどう‐ようそ【軌道要素】 ⇒きどう‐ろん【軌道論】 ⇒軌道に乗る き‐どう起動】 動きを開始すること。特に、機械類が運転を開始すること。始動。 ⇒きどう‐き【起動器】 き‐どう鬼道‥ダウ ①〔仏〕六道の一つ。餓鬼道。鬼趣。古今著聞集13「成佐―にありといへども」 ②幻術。妖術。魏志倭人伝「―に事へ、能く衆を惑はす」 き‐どう棋道‥ダウ 囲碁または将棋の道。 き‐どう詭道‥ダウ 人を欺くようなやりかた。正しくない手段。 き‐どう機動】 交戦の前後や交戦中に軍隊が行う戦略上・戦術上の移動または運動。転じて、状況に応じたすばやい活動。 ⇒きどう‐さくせん【機動作戦】 ⇒きどう‐せい【機動性】 ⇒きどう‐たい【機動隊】 ⇒きどう‐ぶたい【機動部隊】 ⇒きどう‐りょく【機動力】 ぎ‐とう儀刀‥タウ 節会せちえ・御禊ごけい・行幸など儀式の時、威儀を整えるために佩用する太刀。儀仗の太刀。かざりたち。 ぎ‐とう擬闘】 たたかいの演技。また、それの振り付け。 きとう‐えん亀頭炎】 陰茎の包皮内面の炎症。亀頭包皮炎。 ⇒き‐とう【亀頭】 きどう‐かくうんどうりょう軌道角運動量‥ダウ‥リヤウ 粒子の軌道運動に伴う角運動量。↔固有角運動量。 ⇒き‐どう【軌道】 きどう‐かくほ気道確保‥ダウ‥ 気道の狭窄きょうさくや閉塞によって十分な肺換気が得られないときに空気の通路を確保すること。 ⇒き‐どう【気道】 きどう‐き起動器(→)始動器に同じ。 ⇒き‐どう【起動】 き‐どうこう輝銅鉱‥クワウ 硫化銅から成る鉱物。単斜晶系、粒状または柱状。軟らかくて黒鉛灰色。銅の鉱石。 きどう‐さくせん機動作戦】 軍隊の運動性を十分利用して行う戦い。 ⇒き‐どう【機動】 ぎどう‐さんし儀同三司】 ①(その儀礼の格式が三司すなわち太政大臣・左右大臣に同じという意)准大臣じゅんだいじんの称号。 ②(准大臣に任ぜられた最初の人だからいう)藤原伊周これちかの称号。 ⇒ぎどうさんし‐の‐はは【儀同三司の母】 ぎどうさんし‐の‐はは儀同三司の母】 平安中期の歌人。藤原伊周これちか・定子の母。藤原道隆の妻。名は貴子。高階成忠の女むすめ。円融天皇の内侍。高内侍こうのないし。( 〜996) ⇒ぎどう‐さんし【儀同三司】 きとう‐し祈祷師‥タウ‥ 祈祷を行う神官・僧侶。 ⇒き‐とう【祈祷】 きどう‐しゃ軌道車‥ダウ‥ ガソリン機関などを動力とし、軌道上を走る簡単な構造の車両。鉄道線路の検査または線路改修用の工事材料の運搬などに用いる。 ⇒き‐どう【軌道】 きどう‐しゃ気動車】 内燃機関をもつ旅客・貨物車およびこれに連結運転される旅客・貨物車。 ぎどう‐しゅうしん義堂周信‥ダウシウ‥ 南北朝時代の臨済宗の学僧。五山文学の代表者。号は空華くうげ道人。土佐の人。夢窓疎石・竜山徳見に参じ、建仁寺・南禅寺などに住む。梵・漢の学に通じ、詩文をよくした。詩文集「空華集」(20巻)、日記「空華日用工夫略集」など。(1325〜1388) きとう‐しょ祈祷書‥タウ‥ キリスト教会で、毎日あるいは祭日に行われる祈りを集録した書物。 ⇒き‐とう【祈祷】 きどう‐せい機動性】 戦略・戦術の要求に応ずる軍隊の運動性。転じて、状況に応じてすばやく活動できること。 ⇒き‐どう【機動】 きどう‐たい機動隊】 警察機動隊の略。 ⇒き‐どう【機動】 きどう‐でんし軌道電子‥ダウ‥ N.ボーアの原子模型において、原子核の周囲に一定の軌道を描いてまわっていると考えられる電子。束縛電子。 ⇒き‐どう【軌道】

広辞苑 ページ 4877 での○木で鼻を括る単語。