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○虚を衝くきょをつく🔗🔉

○虚を衝くきょをつく 相手の備えのないのにつけこんで攻める。「虚を衝かれてうろたえる」 ⇒きょ【虚】 きょん】 〔動〕シカ科の哺乳類。体長1メートルほどの小形で、雄には小さい角がある。体は褐色。中国南部と台湾に分布。インドやマレーには近似種のホエジカがいる。よつめじか。 キョン 提供:東京動物園協会 キョンギ‐ド京畿道】 (Kyŏnggi-do)朝鮮半島中部西岸にある道。中央にソウル市がある。高麗・李朝を通じ約千年間の王城畿内の地。軍事境界線の北側は開城地区、南側は韓国の京畿道。道庁所在地は水原スウォン→朝鮮(図) キョンサン‐ナムド慶尚南道】 (Kyŏngsang-nam-do)韓国南東部の道。慶尚北道の南にあり、東は日本海、南は朝鮮海峡に臨む。蔚山ウルサン・馬山マサンなど工業都市が多い。道庁所在地は昌原チャンウォン→朝鮮(図) キョンサン‐プクト慶尚北道】 (Kyŏngsang-puk-to)韓国南東部の道。日本海に臨む。古代、新羅の本拠地。浦項ポハン・亀尾クミなど工業都市が多い。道庁所在地は大邱テグ→朝鮮(図) キョンジュ慶州⇒けいしゅう1 きら ①(水面に浮いた油など)きらきらと見えるもの。また、光のきらめき。輝き。徒然草「火はあなたにほのかなれど、ものの―など見えて」 ②特に、雲母うんも。きらら。 きら吉良】 姓氏の一つ。足利氏の支族。足利長氏が三河国吉良荘を領したのに始まり、一時、西条吉良と東条吉良に分かれた。高家こうけ吉良氏はその後裔。ほかに奥州吉良(世田谷吉良)があり、貞家は奥州管領として活動。 ⇒きら‐こうずけのすけ【吉良上野介】 ⇒きら‐よしなか【吉良義央】 き‐ら棋羅】 碁石を並べたように、ずらりと並ぶこと。 き‐ら綺羅】 ①あやぎぬとうすぎぬ。美しい衣服。平家物語1「―充満して、堂上花の如し」 ②外見の美しさ。はなやかさ。曾我物語4「装束ども―天を輝かし」。「―を飾る」 ③栄華。威光。平家物語12「世の覚え、時の―めでたかりき」 ⇒綺羅を磨く キラーkiller】 (殺す人の意) ①スポーツ、特に野球で、特定の相手をよく負かす人。 ②悩殺する人。「マダム‐―」 ⇒キラー‐さいぼう【キラー細胞】 キラー‐さいぼうキラー細胞‥バウ ウイルス感染細胞や腫瘍細胞の除去を行う免疫担当細胞。キラーT細胞やナチュラル‐キラー細胞などがある。細胞傷害性細胞。 ⇒キラー【killer】 きらい嫌いキラヒ ①きらうこと。忌みはばかること。「うそつきは―だ」「―な食べ物」 ②(「…の―がある」「…する―がある」の形で)(好ましくない)傾向。懸念。「凝り過ぎる―がある」 ③(「…の―なく」の形で)区別。平治物語(金刀比羅本)「上下の―なく命の助かる事を得ず」 ⇒きらい‐もの【嫌い物】 き‐らい帰来】 帰ってくること。 き‐らい機雷】 (機械水雷の略)多量の爆薬を入れ、一定の水面下または海底に敷設し、艦船が触れまたは近づいた時、磁気・音響・水圧変化などに感応して爆発し、破壊・沈没させる水雷。 ⇒きらい‐げん【機雷原】 きら‐い綺羅衣】 美しい着物。謡曲、当麻たいま「―の袖も」 ぎらい儀礼】 三礼さんらいの一書。冠婚喪祭・朝覲ちょうきん・聘問へいもんなどの儀式・制度を記した書。戦国時代1の作と考えられる。17篇。 きらい‐げん機雷原】 機雷を一面に敷設した海面の区域。 ⇒き‐らい【機雷】 きらいごう鬼来迎‥ガウ 郷土芸能。千葉県山武郡横芝光町虫生の広済寺の盆に行われる狂言。鬼舞。 きらい‐もの嫌い物キラヒ‥ (→)去嫌さりきらい1に同じ。 ⇒きらい【嫌い】 きら・う嫌うキラフ 〔他五〕 (「切る」と同源か) ①除き去る。続日本紀30「退けたまひ捨てたまひ―・ひたまはむ」 ②区別して避ける。わけへだてする。竹取物語「男はうけ―・はず呼びつどへて」。謡曲、隅田川「僧俗を―・はず、人数を集め候」。「所―・わず塵を捨てる」 ③快からず思う。好まない。いやがる。平家物語1「昇殿せしに、殿上のまじはりを人―・ふに及ばず」。「勉強を―・う」「好きな人から―・われる」 ④はばかる。不都合なものとする。「葬儀は友引の日を―・う」「本は湿気を―・う」 ⑤(連俳用語)ある語をある位置で使用することを避ける。三冊子「あらしと云ふに山と付、次に富士などつけば取なして打ち越しへ帰るなり。是を―・ふ」 きら・う霧らふキラフ 〔自四〕 (キ(霧)ルに接尾語フの付いた語)霧や霞かすみが立ちこめる。くもる。万葉集2「秋の田の穂の上に―・ふ朝霞」 キラウエアKilauea】 ハワイ島南東部の活火山。標高1222メートル。山頂に直径4〜6キロメートルのカルデラがあり、その中央部の噴火口ハレマウマウは常時活動し、玄武岩の溶岩でみたされ、溶岩湖を形成する。 きら‐え雲母絵‥ヱ 役者絵や美人画の背地に雲母うんもを刷りこんだ錦絵にしきえ。きららえ。 きら‐きら ①笑い声を立てるさま。けらけら。古今著聞集16「ただ―とのみ笑ひけり」 ②小刻みに連続して光るさま。比喩的に、生き生きとして輝くように感じられるさま。「若さに―輝いている」 ぎら‐ぎら ①目を射るように異様な感じでどぎつく光るさま。 ②どぎつく強烈な印象であるさま。「―した作品」 きらきら・し煌煌し】 〔形シク〕 (古くはキラギラシ) ①きらきらと輝いてまばゆい。枕草子40「茎はいとあかく―・しく見えたるこそ」 ②容姿が美しい。万葉集9「腰細のすがるをとめのその姿かおの―・しきに」 ③おごそかで威容がある。威儀が正しい。枕草子295「―・しきもの、大将の御前駆さき追ひたる」 ④はっきりしている。あざやかである。今昔物語集27「おそばへたる者の口きき―・しく」 き‐らく気楽】 ①苦労や心配がなく、のんびりしているさま。「毎日―に過ごす」 ②物事にこだわらないこと。頓着しないこと。のんき。「―な男」 き‐らく帰洛】 京都に帰ること。 き‐らく喜楽】 喜びと楽しみ。喜び楽しむこと。 きら‐こうずけのすけ吉良上野介‥カウヅケ‥ 吉良義央よしなかの通称。 ⇒きら【吉良】 きら・す切らす】 〔他五〕 切れた状態にする。たくわえをなくする。絶やす。「鼻緒を―・す」「在庫を―・す」「息を―・す」「しびれを―・す」 きら・す霧らす】 〔他四〕 雪や霧などが、空を曇らせる。視野をさえぎる。万葉集8「天―・し雪も降らぬか」 きら‐ず切らず・雪花菜】 (料理をするのに切る必要がないとの意。豆腐殻からが空からと通ずるのを嫌って言いかえる語という)豆腐のしぼりかす。おから。うのはな。浄瑠璃、堀川波鼓「豆腐あきなふ商人の―、―と声高に売る辻占の耳に」 きら‐ずり雲母刷】 浮世絵版画で、背地に雲母うんもを刷り、光沢を与える技法。白雲母・黒雲母・紅雲母など。 きら‐つ・く 〔自五〕 きらきら光る。 ぎら‐つ・く 〔自五〕 ぎらぎら光る。 きらっ‐と 〔副〕 小さいものが瞬間的に光るさま。瞬間的に人目をひくような優れた点があるさまにもいう。「瞳が―輝く」「―光る演技」 きら‐でん綺羅殿】 美しく飾った御殿。 きら‐びき雲母引】 雲母うんもを紙面に塗ること。また、その紙。雲母きらら紙。 雲母引 撮影:関戸 勇 きらび‐やか ①きらめいて美しいさま。はでやかに美しいさま。日葡辞書「キラビヤカナニンジュ(人数)」。「―な衣装」 ②きっぱり。はっきり。古今著聞集6「それにかなはずは速やかに流罪に行はれ候へかしと―に申してけり」 きら‐ぼし綺羅星】 (もと「綺羅、星の如く」からか)暗夜にきらきらと光る無数の星。謡曲、鉢木「上り集まる兵、―のごとく並み居たり」 きら‐めか・す煌めかす】 〔他五〕 きらめくようにする。人目に立つようにきらきらさせる。 きら‐めき煌めき】 ①光り輝くこと。「星の―」「知性の―」 ②飾り立てること。 きら‐め・く煌めく】 〔自五〕 ①きらきらと光り輝く。宇津保物語俊蔭「眼を見れば、金椀かなまりのごとく―・きていみじきに」。「―・く星座」「―・く才能」 ②はでに飾り立てる。はでに振る舞う。平家物語11「公卿も殿上人もけふを晴と―・いてこそありしか」 ③盛んにもてなす。歓待する。古今著聞集12「懸物わきまへ風炉たきなどして―・きたりけり」 きら‐やか きらびやか。きららか。 きら‐よしなか吉良義央】 (義央はヨシヒサとも)江戸中期の幕臣。高家こうけとして幕府の典礼・儀式を司る。通称、上野介。1701年(元禄14)勅使接待役浅野長矩ながのりに江戸城殿中で斬りつけられ、負傷し辞職。翌年長矩の遺臣大石良雄らに殺された。(1641〜1702)→赤穂義士 ⇒きら【吉良】 きら‐ら きらめくさま。 きら‐ら雲母】 「うんも」の古称。〈倭名類聚鈔〉 ⇒きらら‐え【雲母絵】 ⇒きらら‐がみ【雲母紙】 きらら‐え雲母絵‥ヱ ⇒きらえ⇒きら‐ら【雲母】 きら‐らか きらきらして美しいさま。きらびやか。きらやか。今昔物語集29「年四十許なる男のいと―なるが」 きらら‐がみ雲母紙】 雲母うんもの粉を溶いて塗った紙。雲母引きらびき。 雲母紙 撮影:関戸 勇 ⇒きら‐ら【雲母】 きらり 瞬間的に光るさま。きらめくさま。「涙が―と光る」 ぎらり どぎつく異様に光るさま。ぎらつくさま。「―とにらむ」 キラリティーchirality】 (ギリシア語で手の意のcheirosから)(→)掌性しょうせいに同じ。 きられ‐やく切られ役・斬られ役】 映画・演劇・芝居などで、切られる演技をする役。 きられ‐よさ切られ与三】 歌舞伎「与話情浮名横櫛よわなさけうきなのよこぐし」中の人物。伊豆屋の若旦那与三郎。 →文献資料[与話情浮名横櫛(源氏店の場)] きらわ・し嫌はしキラハシ 〔形シク〕 好ましくない。いとわしい。太平記35「御心には―・しく思召しながら」

広辞苑 ページ 5303 での○虚を衝く単語。