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○義理にもぎりにも🔗🔉

○義理にもぎりにも 本心ではないにしても。かりにも。どんなによく言おうとしても。多く下に打消の語を伴う。「―上手だとは言えない」 ⇒ぎ‐り【義理】 きり‐ぬき切抜き】 ①切り抜くこと。切り抜いたもの。また、切抜き絵の略。「新聞の―」 ②切り開いて通すこと。西鶴織留2「嵯峨まで二里あまりの所、近代―の早川」 ⇒きりぬき‐え【切抜き絵】 ⇒きりぬき‐ちょう【切抜き帳】 きりぬき‐え切抜き絵‥ヱ いろいろの物の形を描き、それを切り抜いて組み立てるようにした絵。 ⇒きり‐ぬき【切抜き】 きりぬき‐ちょう切抜き帳‥チヤウ 新聞・雑誌などから必要な記事を切り抜いたものを貼っておく帳面。スクラップ‐ブック。 ⇒きり‐ぬき【切抜き】 きり‐ぬ・く切り抜く】 [一]〔他五〕 一部分を切って取る。 [二]〔他下二〕 ⇒きりぬける(下一) きり‐ぬ・ける切り抜ける】 〔他下一〕[文]きりぬ・く(下二) ①敵のかこみを破ってのがれ出る。 ②困難な状況から力をつくして脱する。「難局を―・ける」 きり‐ぬさ切麻・切幣】 麻または紙を細かに切って米とかきまぜ、神前にまきちらすもの。こぬさ。 きりの桐野】 姓氏の一つ。 ⇒きりの‐としあき【桐野利秋】 キリノElpidio Quirino】 フィリピンの政治家。1946年の独立後、第2代大統領(1948〜1953)。(1890〜1956) きり‐の‐いと桐の糸】 (琴には桐の材を用いるからいう)琴の弦。また、琴を弾くこと。琴。経信集「心をすます我なれや―にもたづさはる身にしむことは」 きり‐のう切能・尾能】 一日の番組で最後に演ずる能。→五番目物 きり‐の‐うみ霧の海】 ①霧のたちこめた海。 ②野原など一面に霧がかかったのを、海になぞらえていう語。 きりのき‐ずみ桐の木炭】 桐の木で製した炭。火薬にまぜ、または懐炉灰などに用いる。 ぎり‐の‐しがらみ義理の柵】 義理にしばられて思うままにならないこと。 きり‐の‐と桐の薹】 (キリノトウの約) ①紋所の名。ふつう、桐の紋といっているもの。→桐2。 ②(模様に桐の薹1が用いてあったのでいう)一歩金いちぶきん。好色一代男7「鑓手やりてまでも光を飾る―をもらひ」 きりの‐としあき桐野利秋】 幕末・維新期の軍人。陸軍少将。薩摩藩士。前名、中村半次郎。幕末、志士として活動。維新後陸軍に入るが、征韓論政変で辞職。西南戦争に西郷隆盛を助けて戦い、城山に自刃。(1838〜1877) ⇒きりの【桐野】 きり‐の‐とばり霧の帳】 霧のたちこめたさまを、とばりに見立てていう語。霧の幕。夫木和歌抄10「七夕のよとでの姿たちかくす―に秋風ぞ吹く」

広辞苑 ページ 5335 での○義理にも単語。