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さん‐がい【三界】🔗⭐🔉
さん‐がい【三界】
①〔仏〕一切衆生しゅじょうの生死輪廻りんねする三種の世界、すなわち欲界・色界しきかい・無色界。衆生が活動する全世界を指す。狂言、吃り「あの男は―を家として」。「子は―の首かせ」
②(→)三世に同じ。
③(接尾語的に)
㋐場所の名に添えて、遠く離れている意を表す。くんだり。浄瑠璃、国性爺合戦「いつの便宜に唐―」
㋑時間を示す語に添えて、それが長い間である気持を表す。浮世風呂4「茶は土瓶で拵へりや一日―余る」
⇒さんがい‐かたく【三界火宅】
⇒さんがい‐しょてん【三界諸天】
⇒さんがい‐ぼう【三界坊】
⇒さんがい‐ゆいしん【三界唯心】
⇒さんがい‐るてん【三界流転】
⇒三界に家無し
広辞苑 ページ 8151 での【三界】単語。