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○いかい世話いかいせわ🔗🔉

○いかい世話いかいせわ 大変お世話になりました、の意のあいさつの語。浄瑠璃、神霊矢口渡「見ず知らずの私まで―」 ⇒いか・し【厳し】 い‐がいちょう居開帳ヰ‥チヤウ 他所へ出さずに、その寺で行う開帳。↔出開帳 い‐かいよう胃潰瘍ヰクワイヤウ 胃壁の潰瘍。多く幽門部に発生。胃部の疼痛、むねやけなどを訴え、重症になれば吐血・下血・穿孔を起こすことがある。ストレスや細菌(ピロリ菌)による胃壁防御能低下と胃酸の過剰分泌が主因。非ステロイド性消炎鎮痛剤によっても起こる。→消化性潰瘍 いがい‐わたし飯匙渡‥ガヒ‥ (→)杓子渡しゃくしわたしに同じ。 ⇒い‐がい【飯匙】 い‐かえ・す射返す‥カヘス 〔他五〕 ①矢を射て敵を追い返す。 ②敵の射かけてきた矢を取って射る。 ③敵が矢を射かけたのに対し、こちらからも射る。応射する。 いかお伊香保イカホ ⇒いかほ いかが如何】 〔副〕 (イカニカの約) ①(疑問を表す)どんなに。どんなで。どのように。どう。大和物語「帝は―おぼしめすらむ」。源氏物語帚木「そのけぢめをば―わくべき」。日葡辞書「イカガアラウズル」。「気分は―ですか」「―いたしましょう」 ②(反語を表す)どうして…か(そんなはずはない)。古今和歌集物名「―咲き散る花と見ざらむ」 ③(「―あらむ」の形で危惧もしくは非難の意を表す。「あらむ」はしばしば省略され、また「―なり」とも)どうであろうか。どうかと思う。不都合である。宇津保物語吹上下「さらにかかる事見給へぬ人なり。―あらむ」。源氏物語若紫「忍びたる御ありきに―と思ひはばかりてなむ」。「その計画は―なものでしょうか」 ④(どういっていいかわからないほどであるの意で、強調を表す)どれほど…ことか。どんなにかまあ。蜻蛉日記「さらむ後にものしたらむは、―人わらへならむ」 ⑤「どうですか」と呼びかけすすめる語。「お一つ―」 ⇒いかが‐は【如何は】 ⇒如何なものか ⇒如何はせむ い‐かがく医化学‥クワ‥ 基礎医学の一部門。人体の生理を化学的に研究する学問。 いかが・し如何し】 〔形シク〕 ①疑わしい。おぼつかない。仮名草子、難波鉦「いかにも御首尾も―・しく思し召しますも」 ②よろしくない。どうかと思われる。浄瑠璃、堀川波鼓「是は関東麻とて名物の真苧、―・しくは候へども」

広辞苑 ページ 905 での○いかい世話単語。