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はん【判】🔗🔉

はん】 (慣用音はバン) ①見分けること。優劣・可否を定めること。源氏物語絵合「所々の―ども心もとなき折々に」 ②しるし。わりふ。花押かおう。印鑑。今昔物語集29「其の時に父、其の瓜取りたる児ちごを不孝ふきょうして、此の人々の―を取るなりけり」。「―を押す」 ③紙・書籍などの大きさ。ばん。「A5―」「菊判きくばん⇒判で押したよう

[漢]判🔗🔉

 字形  筆順 〔刀(刂・)部5画/7画/教育/4029・483D〕 [] 字形 〔刀(刂・)部5画/7画〕 〔音〕ハン(呉)(漢) バン(慣) 〔訓〕わかつ・わかる [意味] ①見分ける。優劣・是非のけじめをつける。わかつ。「黒白こくびゃくを判じがたい」「判断・判別・判決・判読・批判・審判・談判」 ②けじめがはっきりする。わかる。「判然・判明」 ③はんこ。印形いんぎょう。特に、書きはん。花押。「判で押したよう」「三文判さんもんばん・連判状」 ④紙・衣類などの大きさ。「判ばんの大きな紙」「菊判きくばん・A5判・L判エルばん・判金ばんきん」 [解字] 形声。「刀」+音符「」(=二つに分ける)。二つにきっぱりと切り分ける意。 [下ツキ 印判・規格判・菊判・血判・公判・誤判・裁判・四六判・審判・全判・太鼓判・談判・批判・評判・連判・論判

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