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し【司】🔗🔉

】 ①つかさどる人。つかさ。主に公の役目。「菓子―」「児童福祉―」 ②律令制で、省などに属し、寮に次ぐ役所。主水司・諸陵司の類。 ③明治初年、官省に属し、局・寮に次ぐ役所。出納司・用度司の類。

つかさ【官・司・寮】🔗🔉

つかさ官・司・寮】 (高いところから命令を下すものの意) ①役所。官庁。万葉集8「―にも許し給へり」 ②官職。役目。竹取物語「―も賜はんと仰せ給ひき」 ③役人。官吏。つかさびと。源氏物語須磨「近きところどころの御庄の―召して」 ④沖縄の宮古・八重山諸島で、女性神職者。宮古ではくじによって、八重山では家系によって選ばれる。 ⇒つかさ‐うま【官馬】 ⇒つかさ‐くらい【官位】 ⇒つかさ‐こうぶり【官爵】 ⇒つかさ‐な【官名】 ⇒つかさ‐びと【官人】 ⇒つかさ‐めし【司召】 ⇒つかさめし‐の‐じもく【司召の除目】

みこと‐もち【宰・司】🔗🔉

みこと‐もち宰・司】 古代、天皇の命をうけて任国に下り地方の政務をつかさどった官人。国司。神功紀「則ち一人を留めて新羅の―として還したまふ」

[漢]司🔗🔉

 字形  筆順 〔口部2画/5画/教育/2742・3B4A〕 〔音〕(呉)(漢) ス(唐) 〔訓〕つかさどる・つかさ [意味] ①つかさどる。とりしきる。「司会・司書・司法」 ②つかさ。 ㋐役所。職務として行う所。「官司・写経司・菓子司」 ㋑職務をとりしきる人。役人。かさ。「上司・宮司ぐうじ・行司ぎょうじ・殿司でんす・保護司」 [解字] 会意。「人」の変形+「口」(=穴)。人が小さな穴からのぞき見る意。転じて、つかさどる意。一説に、「祠」の原字で、まつる意から転じて、おさめる意。 [下ツキ 儀同三司・行司・宮司・郡司・下司・国司・公司コンス・祭司・社司・荘司・上司・所司・曹司・東司・有司

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