複数辞典一括検索+

あ‐ない【案内】🔗🔉

あ‐ない案内】 (アンナイのンを表記しない形) ①文書の内容。物事の内容。宇津保物語楼上上「―も知らぬ人は」 ②取次を乞うこと。てびきを頼むこと。源氏物語若紫「―し尋ねさせ給ふを」 ③問いただすこと。源氏物語薄雲「もらし奏し給ふことやありしと―し給へど」 ④しらせ。通知。源氏物語若菜上「かつかつ―伝へ侍らむ」

あん‐ない【案内】🔗🔉

あん‐ない案内】 (古くは「あない」とも表記) ①文案の内容。特に官庁の先例・内規を書き写した文書。 ②事情。内情。今昔物語集17「僧等―を知らざるに依りて」 ③取次を乞うこと。問い合わせること。今昔物語集4「門にして人を以て―を申し入れむが為に伺ひ立てり」。「―を請う」 ④その場所を知らない人などを導いて連れて歩くこと。また、その人。「館内を―する」「水先―」「道―」 ⑤事情を説明し知らせること。また、その知らせ。通知。「入学―」「―書」 ⑥事情を知っていること。「すでに御―の通り」 ⇒あんない‐き【案内記】 ⇒あんない‐こうこく【案内広告】 ⇒あんない‐しゃ【案内者】 ⇒あんない‐じょう【案内状】 ⇒あんない‐にん【案内人】 ⇒あんない‐ばね【案内羽根】 ⇒あんない‐ぼうえんきょう【案内望遠鏡】 ⇒あんない‐もう【案内申】

あん‐の‐うち【案の内】🔗🔉

あん‐の‐うち案の内】 思いのままのこと。思ったとおり。計画どおり。太平記19「南都の陣を追ひ落さんこと、―に候」 ○案の如くあんのごとく 考えていたように。推量の通りに。 ⇒あん【案】

広辞苑案内で完全一致するの検索結果 1-3