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が‐り【許】🔗🔉

が‐り】 (カアリ(処在)の約カリの連濁。一説に、リは方向の意)人を表す名詞や代名詞に付いて、または助詞「の」を介して、その人のいる所へ、の意を表す。万葉集14「妹―やりて」。栄華物語浦々別「夜ばかりこそ女君の―おはすれ、ただ宮にのみおはす」

ばかし【許】🔗🔉

ばかし】 〔助詞〕 バカリの訛。くだけた会話の中で用いる。口語ではバッカシとも。浮世風呂3「うぬら―買切居る湯ぢやアあんめへし」。「怒って―いる」

ばっかし【許】🔗🔉

ばっかし】 〔助詞〕 バカリの転。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「恨んで―居りました」

もと【下・許】🔗🔉

もと下・許】 ①物の下した。また、そのあたり。南海寄帰内法伝平安後期点「幽辟の処、林叢の下モトに或いは河地の内に在いて以て先亡に施す」。「旗の―に集まる」 ②影響が及ぶ範囲。「両親の―で育つ」「一定の条件の―で成立する」「警察の監視の―にある」

[漢]許🔗🔉

 字形  筆順 〔言部4画/11画/教育/2186・3576〕 〔音〕キョ(漢) コ(呉) 〔訓〕ゆるす・もと・=ばかり [意味] ①ゆるす。相手の願いをききいれる。「許可・許諾・許容・免許・聴許」 ②もと。ところ。「何許いずこ」 ③…ばかり。ほど。「許多・幾許いくばく・二百許年」 ④これ。この。かく。「如許=かくのごとし」 [解字] 形声。「言」+音符「午」。 [下ツキ 允許・官許・公許・裁許・聴許・勅許・特許・免許・黙許 [難読] 許多あまた・そこばく・許嫁いいなずけ

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