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たちばな‐の‐ならまろ【橘奈良麻呂】🔗⭐🔉
たちばな‐の‐ならまろ【橘奈良麻呂】
奈良時代の貴族。諸兄もろえの子。参議。諸兄の没後、藤原仲麻呂を除こうと企てたが、密告により発覚し、拷問されて横死。(721〜757)
⇒たちばな【橘】
たちばな‐の‐なりすえ【橘成季】‥スヱ🔗⭐🔉
たちばな‐の‐なりすえ【橘成季】‥スヱ
鎌倉時代の貴族・文人。伊賀守。1254年(建長6)「古今著聞集」を撰。藤原孝時から琵琶の伝授を受けた。生没年未詳。
→文献資料[古今著聞集]
⇒たちばな【橘】
たちばな‐の‐はやなり【橘逸勢】🔗⭐🔉
たちばな‐の‐はやなり【橘逸勢】
平安初期の能書家。三筆の一人。奈良麻呂の孫。804年(延暦23)遣唐留学生として入唐。帰国後、承和じょうわの変に坐して伊豆へ配流の途中没。( 〜842)
⇒たちばな【橘】
たちばな‐の‐もろえ【橘諸兄】🔗⭐🔉
たちばな‐の‐もろえ【橘諸兄】
奈良時代の貴族。父は敏達天皇4世の孫、美努みぬ王。母は県犬養三千代あがたいぬかいのみちよ。光明皇后の異父兄。はじめ葛城かずらき王と称したが、のち母の姓を継ぎ橘諸兄となる。藤原不比等の4子が相次いで病没した後、大納言となり、さらに右大臣・左大臣に進んだが、藤原仲麻呂に政治の実権を握られた。(684〜757)
⇒たちばな【橘】
たちばな‐ひめ【橘媛】🔗⭐🔉
たちばな‐ひめ【橘媛】
(→)弟橘媛おとたちばなひめに同じ。
たちばなふじん‐の‐ずし【橘夫人厨子】‥ヅ‥🔗⭐🔉
たちばなふじん‐の‐ずし【橘夫人厨子】‥ヅ‥
奈良時代の厨子。光明皇后の母橘夫人(三千代)の念持仏と伝える阿弥陀三尊像を安置する。木造、高さ268.9センチメートル。天蓋付きの箱形の龕がんと台座(須弥座しゅみざと台脚)とから成る。阿弥陀三尊像および透彫すかしぼりの光背や浮彫で表現された菩薩像と蓮池は白鳳期のすぐれた金工技術の粋を示すと共に、扉の内外や須弥座の四面に描かれた彩色画も同時期の貴重な遺例。法隆寺蔵。国宝。
たちばな‐ほくし【立花北枝】🔗⭐🔉
たちばな‐ほくし【立花北枝】
江戸中期の俳人。蕉門十哲の一人。通称、研屋源四郎。加賀国金沢に住み刀研ぎを業とした。1689年(元禄2)芭蕉に入門、北越に蕉風をひろめた。編著「山中問答」「卯辰集」など。( 〜1718)
⇒たちばな【立花】
広辞苑 ページ 12196。