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たぬき‐も【狸藻・水豆児】🔗🔉

たぬき‐も狸藻・水豆児】 タヌキモ科の水生食虫植物。東アジア北部に分布し、池沼・水田に浮かぶ。葉は羽状分裂して狸の尾に似、捕虫嚢がある。夏、水面に長い花柄を出し、唇形の鮮黄花をつける。 たぬきも ⇒たぬき【狸・貍】

たぬき‐らん【狸蘭】🔗🔉

たぬき‐らん狸蘭】 カヤツリグサ科の多年草。東日本の亜高山や深山の湿地に生える。幅1センチメートル弱の広線形の葉を束生し、茎は高さ約60センチメートル。夏に茎の上部から楕円形の雌花穂を3〜4個下垂し、頂端には雄花穂が上向きにつく。雌花穂は紫褐色で芒のぎを密生し、形は狸の尾に似る。 ⇒たぬき【狸・貍】

た‐ぬし【田主】🔗🔉

た‐ぬし田主】 ①田地を持っている人。 ②(→)「たあるじ」に同じ。

たぬま‐おきつぐ【田沼意次】🔗🔉

たぬま‐おきつぐ田沼意次】 江戸中期の幕府老中。9代将軍家重の小姓を経て側用人となり、遠江とおとうみ相良さがらの城主に取り立てられ、1772年(安永1)老中。子の意知おきともと共に田沼時代を現出。(1719〜1788) ⇒たぬま【田沼】

たぬま‐がけ【田沼懸】🔗🔉

たぬま‐がけ田沼懸】 (田沼意次の創始という)浅い口をつけて楊枝などを入れるようにした鼻紙袋。 ⇒たぬま【田沼】

たぬま‐じだい【田沼時代】🔗🔉

たぬま‐じだい田沼時代】 田沼意次が側用人・老中として幕政の実権を握った宝暦(1751〜1764)年間から天明(1781〜1789)年間にかけての時期の称。貿易振興・蝦夷地開発・新田開発など経済政策による幕政の積極的打開を意図したが、賄賂政治と批判され、天明飢饉や江戸打ちこわしにより失敗に終わった。 ⇒たぬま【田沼】

広辞苑 ページ 12290