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いづつなりひらかわちがよい【井筒業平河内通】ヰ‥カハチガヨヒ🔗🔉

いづつなりひらかわちがよい井筒業平河内通ヰ‥カハチガヨヒ 浄瑠璃。近松門左衛門作の時代物。1720年(享保5)初演。惟喬・惟仁両親王の反目を背景に、紀有常の妻の身代りや、業平に対する生駒姫と井筒姫の恋争い等を配した作。 →文献資料[井筒業平河内通]

いっつ‐に🔗🔉

いっつ‐に 〔副〕 既に。とっくに。狂言、富士松「すはかけたして御ざるならば―引くつしませう物を」

いつつ‐の‐いろ【五つの色】🔗🔉

いつつ‐の‐いろ五つの色(→)五色ごしきに同じ。古今著聞集18「なめ見つる―のあぢはひも」 ⇒いつ‐つ【五つ】

いつつ‐の‐おしえ【五つの教え】‥ヲシヘ🔗🔉

いつつ‐の‐おしえ五つの教え‥ヲシヘ 仁・義・礼・智・信の五常の教え。為家集「人ごとの―たえはてば神も仏も何を守らん」 ⇒いつ‐つ【五つ】

いつつ‐の‐かおり【五つの薫り】‥カヲリ🔗🔉

いつつ‐の‐かおり五つの薫り‥カヲリ 栴檀せんだん・鶏舌けいぜつ香・沈水じんすい香・丁子ちょうじ香・安息香の総称。五香。 ⇒いつ‐つ【五つ】

いつつ‐の‐かりもの【五つの借物】🔗🔉

いつつ‐の‐かりもの五つの借物】 人の肉体。仏教では、人体も万物と同じように地・水・火・風・空の五つから成り、死ねばこの五つに還るという。五大仮和合ごだいけわごう⇒いつ‐つ【五つ】

いつつ‐の‐くも【五つの雲】🔗🔉

いつつ‐の‐くも五つの雲(→)五障ごしょうのこと。夫木和歌抄34「二つなき法にあはずはかけはなれ―もはれずやあらまし」 ⇒いつ‐つ【五つ】

いつつ‐の‐くるま【五つの車】🔗🔉

いつつ‐の‐くるま五つの車(→)五車ごしゃに同じ。新続古今和歌集「―にのすともたふまじ」 ⇒いつ‐つ【五つ】

いつつ‐の‐さわり【五つの障り】‥サハリ🔗🔉

いつつ‐の‐さわり五つの障り‥サハリ (→)五障ごしょうに同じ。新撰六帖2「一筋に―いとひてや思ひすてても道に入るらん」 ⇒いつ‐つ【五つ】

広辞苑 ページ 1263