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○一歩を譲るいっぽをゆずる🔗🔉

○一歩を譲るいっぽをゆずる ①力量・技能・品質などで、やや劣る。ひけをとる。 ②自分の主張を一部ひっこめ、相手に少し譲歩する。 ⇒いっ‐ぽ【一歩】 いっ‐ぽん一本】 ①細長いものなど「本」で数えるもの一つ。→本ほん。 ②1冊または1部の書籍。 ③ある書籍。または別の書籍。異本。 ④一太刀浴びせること。柔・剣道で、一つの技わざがきまること。 ⑤篠笛などで、最も低い音の高さのもの。 ⑥それだけに専心すること。一途。「文筆―に生きる」 ⑦ひとりだち。一人前。 ㋐(芸妓の揚げ代が線香1本燃えきる時間を単位としたことから)一人前の芸妓。 ㋑独立すること。浄瑠璃、鎌倉三代記「この庵地を―の寺にしたいと思ふから」 ⑧同腹。同類。浄瑠璃、ひぢりめん卯月紅葉「今までおのれら―と思ひしに」 ⑨銭差ぜにさし一本にさした銭100枚。1文銭で100文、四文銭で400文をいう。また、転じて、100両。東海道中膝栗毛「めんどうな四百四百と―ほうり出して」 ⇒いっぽん‐か【一本化】 ⇒いっぽん‐がかり【一本懸り】 ⇒いっぽん‐がたな【一本刀】 ⇒いっぽん‐がち【一本勝ち】 ⇒いっぽん‐ぎ【一本気】 ⇒いっぽん‐ざし【一本差】 ⇒いっぽん‐じめ【一本締め】 ⇒いっぽん‐しめじ【一本湿地】 ⇒いっぽん‐しょうぶ【一本勝負】 ⇒いっぽん‐ぜおい【一本背負】 ⇒いっぽん‐だち【一本立ち】 ⇒いっぽん‐ぢょうし【一本調子】 ⇒いっぽん‐づり【一本釣り】 ⇒いっぽん‐どっこ【一本独鈷】 ⇒いっぽん‐の‐ごしょどころ【一本御書所】 ⇒いっぽん‐ば【一本歯】 ⇒いっぽん‐ばし【一本箸】 ⇒いっぽん‐ばし【一本橋】 ⇒いっぽん‐ばな【一本花】 ⇒いっぽん‐みち【一本道】 ⇒いっぽん‐やり【一本槍】 ⇒一本とられる ⇒一本参る いっ‐ぽん一品】 ①令制で、親王の位階の第1位。→品位ほんい。 ②経巻中の一章。→品ほん⇒いっぽん‐ぎょう【一品経】 いっぽん‐か一本化‥クワ 分かれている組織や意見をまとめて一つにすること。「窓口を―する」 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐がかり一本懸り】 蹴鞠けまりの庭の周囲に懸りの木として4本を配置するのを略して、そのうちの1本だけを懸りの木とすること。→四本懸り⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐がたな一本刀】 侠客の異称。いっぽんざし。 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽんがたなどひょういり一本刀土俵入‥ヘウ‥ 長谷川伸作の戯曲。1931年、歌舞伎で6代尾上菊五郎らが初演。のち、新国劇・前進座・大衆演劇などでも上演された股旅物の代表作。 いっぽん‐がち一本勝ち】 柔道や剣道などの試合で、一本を取って勝つこと。 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐ぎ一本気】 一途に思いこむ性質。また、純粋でまじりけのないこと。東海道中膝栗毛7「こないな―の米ばかりのめしは」。「―な若者」 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐ぎょう一品経‥ギヤウ ①写経の際、多数の人が1品ずつ分けて書写すること。 ②法華経二十八品を1品ずつ1巻に仕立てた経巻。また、それを順次に仏前で読誦すること。 ⇒いっ‐ぽん【一品】 いっぽん‐ざし一本差】 刀を1本差していること。また、その人。特に侠客などをいう。一本刀。歌舞伎、青砥稿花紅彩画ト書「何れも染衣裳、―、下駄がけにて」 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐じめ一本締め】 会合が一段落した時などに、掛け声に合わせて、そろって1回手を叩く手締め。 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐しめじ一本湿地‥ヂ シメジに似ていて、1本ずつ生える淡紅灰色の有毒きのこ。 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐しょうぶ一本勝負】 柔・剣道などで、わざを一本とれば勝負がきまる試合の方式。 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐ぜおい一本背負‥オヒ 「せおいなげ」参照。 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐だち一本立ち】 (樹木が広い所に1本だけ立っていることから) ①他人の助けによらず自分ひとりの力でやって行くこと。独立。「親元から―する」 ②自分一人で仲間のないこと。孤立。 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐ぢょうし一本調子‥デウ‥ ①歌う声に抑揚のないこと。単調。 ②単純で変化にとぼしいこと。 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐づり一本釣り】 1本の釣糸で、魚を1匹ずつ釣り上げる漁法。延縄はえなわや網を使う漁に対していう。許可の不要な自由漁業。「カツオの―」 ⇒いっ‐ぽん【一本】 いっぽん‐どっこ一本独鈷‥ドク‥ 独鈷模様を一筋織り出した博多織。人情本、春告鳥「帯は筑前の紺博多、しかも―なり」 ⇒いっ‐ぽん【一本】

広辞苑 ページ 1287