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いぬ‐サフラン【犬サフラン】🔗⭐🔉
いぬ‐サフラン【犬サフラン】
ユリ科の多年草。ヨーロッパ原産。観賞用・薬用。10月、地下の球根から、淡紫色の花だけを開く。花は直径5センチメートル、漏斗状、6弁。春、細長い葉3〜5枚を出す。黒色球状の種子はアルカロイドの一種コルヒチンを含む。コルチカム。
イヌサフラン
提供:OPO
いぬ‐ざむらい【犬侍】‥ザムラヒ🔗⭐🔉
いぬ‐ざむらい【犬侍】‥ザムラヒ
武士道をわきまえないような侍をののしっていう語。
いぬ‐ざんしょう【犬山椒】‥セウ🔗⭐🔉
いぬ‐ざんしょう【犬山椒】‥セウ
ミカン科の落葉低木。枝に刺とげが多い。原野・川端に自生。高さ約2メートル。サンショウに似るが、葉はやや長く、香が異なる。夏、淡緑色の花をつける。蒴果さくかは煎じて咳どめ薬、乳房のはれものの湿布用とした。また、葉の粉末は打撲傷に外用。
いぬ‐じに【犬死に】🔗⭐🔉
いぬ‐じに【犬死に】
無益に死ぬこと。むだじに。狂言、文山立「かうして死ぬるは―ぢやによつて」。「―に終わる」
いぬ‐じにん【犬神人】🔗⭐🔉
いぬ‐じにん【犬神人】
中世、京都祇園の八坂神社に所属し、洛中の死屍の始末や八坂神社の武力を担うとともに、平常は沓・弓弦などの製造を業とした人々。また祇園祭の神幸に道路を清掃する役目を負った。つるめそ。→神人じんにん
いぬ‐しばい【犬芝居】‥ヰ🔗⭐🔉
いぬ‐しばい【犬芝居】‥ヰ
犬を訓練して演じさせる芝居。
いぬ‐じもの【犬じもの】🔗⭐🔉
いぬ‐じもの【犬じもの】
①犬のようなさまをした奴。犬畜生。二葉亭四迷、浮雲「昇如き―に恥辱を取ツた」
②(副詞的に用いて)犬のように。万葉集5「―道に臥してや命過ぎなむ」→じもの
いぬ‐そとば【犬卒塔婆】🔗⭐🔉
いぬ‐そとば【犬卒塔婆】
難産で死んだ犬の供養のために立てるY字型の棒。関東東部で、安産祈願のために立てる例が多い。→犬供養
いぬ‐ぞり【犬橇】🔗⭐🔉
いぬ‐ぞり【犬橇】
犬に引かせて雪上・氷上を走るそり。
いぬ‐たで【犬蓼】🔗⭐🔉
いぬ‐たで【犬蓼】
タデ科の一年草。山野に普通で、高さ約30センチメートル。葉の基部の鞘状の托葉が茎を囲む。夏から秋、葉腋と茎頂に紫紅色の小花が穂をなす。アカマンマ。アカノマンマ。「犬蓼の花」は〈[季]秋〉。
いぬたで
イヌタデ
撮影:関戸 勇
イヌタデ
撮影:関戸 勇
広辞苑 ページ 1357。