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南京繻子】🔗🔉

南京繻子】 経たてに絹糸、緯よこに綿糸を用いた繻子。中国から輸入。明治のころから京都・名古屋・桐生でも製織し、経糸に極細の諸撚糸もろよりいとを使用して品質を改めた。 ⇒ナンキン【南京】 ナンキン‐じょう

南京錠】‥ヂヤウ🔗🔉

南京錠‥ヂヤウ 巾着きんちゃく形の錠前。巾着錠。西洋錠。 ⇒ナンキン【南京】 ナンキン‐じょうやく

南京条約】‥デウ‥🔗🔉

南京条約‥デウ‥ 阿片戦争の結果、1842年、南京でイギリスと清国の間に締結された条約。香港の割譲、広東カントン・廈門アモイ・福州・寧波ニンポー・上海の開港、賠償金の支払いなどを約した。 ⇒ナンキン【南京】 ナンキン‐じん

南京人】🔗🔉

南京人】 昔、日本で中国人を呼んだ俗称。 ⇒ナンキン【南京】 ナンキン‐せん

南京銭】🔗🔉

南京銭】 ①明代に南京付近で鋳造した私鋳銭で日本に輸入され、流通した銭貨。悪質の銭。→京銭きんせん。 ②江戸末期、中国から横浜に輸入された中国製の粗悪な天保当百銭。→天保銭⇒ナンキン【南京】 ナンキン‐だいぎゃくさつ

南京大虐殺】🔗🔉

南京大虐殺】 日中戦争で南京が占領された1937年(昭和12)12月前後に南京城内外で、日本軍が中国軍の投降兵・捕虜および一般市民を大量に虐殺し、あわせて放火・略奪・強姦などの非行を加えた事件。 中華門城壁爆破 1937年 提供:毎日新聞社 ⇒ナンキン【南京】 ナンキン‐だま

南京玉】🔗🔉

南京玉】 陶製・ガラス製のごく小さな孔のあいた飾り玉。 ⇒ナンキン【南京】 ナンキン‐ねずみ

南京鼠】🔗🔉

南京鼠】 ハツカネズミの飼養変種。かつて中国からもたらされたという。→舞鼠まいねずみ⇒ナンキン【南京】 ナンキン‐はぜ

南京黄櫨】🔗🔉

南京黄櫨】 トウダイグサ科の落葉高木。中国原産で庭木・街路樹とする。高さ約6メートル。葉は三角状広卵形で先端がとがり、秋、紅葉する。春・夏の候、総状花序に雄花を、その脚部に雌花をつけ、秋に白色球形の蒴果さくかを結ぶ。根皮を乾かして利尿剤・瀉下剤とする。種子から得た脂肪を烏臼うきゅう油といい、石鹸・蝋燭ろうそくの原料とし、腫物はれもの・皮膚病に外用する。 ⇒ナンキン【南京】 ナンキン‐ばと

広辞苑 ページ 14816