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ひと‐のき【一軒】🔗🔉

ひと‐のき一軒】 地棰じだるきだけで、飛簷棰ひえんだるきのない軒。

ひと‐の‐くち【人の口】🔗🔉

ひと‐の‐くち人の口】 多くの人のいうところ。衆人の評判。人のうわさ。栄華物語玉の村菊「―やすからぬ世にて」 ⇒人の口に戸は立てられず ○人の口に戸は立てられずひとのくちにとはたてられず 世間の噂は防ぎきれない。「世間の口に戸は立てられぬ」とも。 ⇒ひと【人】 ○人の口に戸は立てられずひとのくちにとはたてられず ⇒ひと(人)(成句) ⇒ひと‐の‐くち【人の口】

ひと‐の‐くに【人の国】🔗🔉

ひと‐の‐くに人の国(→)「ひとくに」に同じ。

ひと‐の‐こ【人の子】🔗🔉

ひと‐の‐こ人の子】 ①他人の子。 ②子たる人。古今和歌集「世の中にさらぬ別れのなくもがな千代もとなげく―のため」 ③子孫。万葉集18「―は祖おやの名絶たず」 ④まだ親のもとにいる娘。また、人の妻になった若い女性。万葉集2「物思ひ痩せぬ―故に」 ⑤(人間から生まれたものの意)人間。ひと。「彼も―、涙をかくさなかった」 ⑥福音書においてイエスが自らを指すのに用いた語。

ひと‐のし【一伸し】🔗🔉

ひと‐のし一伸し】 ①一度にのすこと。ひといきにのびること。 ②ひといきで行うこと。 ○他人の疝気を頭痛に病むひとのせんきをずつうにやむ (「他人」はタニンとも)自分に無関係の事に余計な心配をすることのたとえ。 ⇒ひと【人】 ○人の宝を数えるひとのたからをかぞえる 人が持つ宝を数えるように、なんら自分に益のないことをすることのたとえ。 ⇒ひと【人】

ひと‐の‐ひ【人の日】🔗🔉

ひと‐の‐ひ人の日⇒じんじつ(人日) ○人のふり見て我がふり直せひとのふりみてわがふりなおせ 他人の性行の善悪を見て、自分の性行を改めよ。 ⇒ひと【人】 ○人の褌で相撲を取るひとのふんどしですもうをとる 他人の物を利用して、自らの利益になることをする。「人の牛蒡ごぼうで法事」も同意。 ⇒ひと【人】 ○人の将に死なんとするや、その言や善しひとのまさにしなんとするやそのげんやよし [論語泰伯]人が死に臨んで言う言葉は真実がこもっていて素晴しい。「鳥の将に死なんとするや、その鳴くや哀し」の対句。 ⇒ひと【人】

広辞苑 ページ 16617