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○人は見かけによらぬものひとはみかけによらぬもの🔗⭐🔉
○人は見かけによらぬものひとはみかけによらぬもの
人の性質・能力などは外見だけでは判断できない。
⇒ひと【人】
○人は見目よりただ心ひとはみめよりただこころ🔗⭐🔉
○人は見目よりただ心ひとはみめよりただこころ
人は容貌よりも心だてが大切だ。
⇒ひと【人】
ひと‐ばらい【人払い】‥バラヒ
①密談などの時、他人をその席から遠ざけること。
②貴人通行の際、往来の人を去らせること。喝道かつどう。
ひとばらい‐れい【人掃い令・人払い令】‥バラヒ‥
1592年(文禄1)関白豊臣秀次の命で実施された全国の家数・人数の調査。→家数いえかず人馬改帳
ひとはり‐ぬき【一針抜き】
縫物をするのに、一針ごとに針をぬいて縫うこと。
ひと‐ばん【一晩】
①日暮れから夜明けまでの間。「―飲みあかした」
②ある日の晩。
ひと‐ひ【一日】
①いちにち。ひねもす。終日。万葉集15「―も妹を忘れて思へや」
②ある日。先日。源氏物語若紫「―もののたよりにとぶらひて侍りしかば」
③ついたち。今昔物語集28「今日は卯月の―かは」
⇒ひとひ‐おき【一日置き】
⇒ひとひ‐しょうがつ【一日正月】
⇒ひとひ‐まぜ【一日交ぜ】
⇒ひとひ‐めぐり【一日回り】
ひとひ‐おき【一日置き】
中1日をへだてること。隔日かくじつ。
⇒ひと‐ひ【一日】
ひと‐ひき【一引き】
①いったん退却すること。一歩後退すること。平家物語9「後へは―もひかず」
②一息に引くこと。いっきに引くこと。
ひと‐ひき【人引】
人の制御に従わない、荒い馬。〈日葡辞書〉
ひと‐ひしぎ【一拉ぎ】
一度にひしぐこと。無造作に押しつぶすこと。
ひとひ‐しょうがつ【一日正月】‥シヤウグワツ
(→)「太郎の朔日ついたち」に同じ。
⇒ひと‐ひ【一日】
ひと‐びと【人人】
多くの人。また、おのおのの人。各人。源氏物語帚木「鳥も鳴きぬ。―起き出でて、…御車引き出でよ、などいふなり」
⇒ひとびと‐おんちゅう【人人御中】
びとびと
(→)「ぞろまき」に同じ。
ひとびと‐おんちゅう【人人御中】
手紙の宛名の脇付わきづけ。→御中
⇒ひと‐びと【人人】
ひと‐ひと・し【人人し】
〔形シク〕
一かどの人らしい。人間らしい。宇津保物語楼上下「―・しければこそめでたうかひあれ」
ひと‐ひねり【一捻り】
①1回ひねること。
②簡単に相手をやっつけること。「あんな奴なんか―だ」
③ちょっと工夫をすること。少し趣向を凝らすこと。「―した文章」
ひとひ‐まぜ【一日交ぜ】
(→)「一日置き」に同じ。
⇒ひと‐ひ【一日】
ひとひ‐めぐり【一日回り】
(→)太白神たいはくじんに同じ。
⇒ひと‐ひ【一日】
ひと‐ひら【一枚・一片】
薄く平らなものいちまい。いっぺん。「―の雪」
ひと‐ふう【一風】
常人とはかわった風采。いっぷう。
ひと‐ふし【一節】
①竹・木・草などのふし一つ。
②一つの点。一つの事。一つの折。
③一つの特異な点。ひとかど。紫式部日記「口にまかせたることどもに、かならずをかしき―の目にとまる詠みそへ侍り」
④音楽の一調子、また、一曲。歌謡の一くさり。
⇒ひとふしある‐てい【一節有る体】
⇒ひとふし‐ふたふし【一節二節】
ひとふしある‐てい【一節有る体】
歌学で、部分的に巧みな趣向をもつ和歌の風体。
⇒ひと‐ふし【一節】
ひとふし‐ふたふし【一節二節】
一つ二つ。多少。若干。増鏡「それもみな―のよせはありけん」
⇒ひと‐ふし【一節】
ひと‐ふで【一筆】
①特に書きつけること。ちょっと書きつけること。いっぴつ。宝治百首「―見せよ文字の関守」。「―書き添える」
②墨継ぎをせずに書きつづけること。
③江戸時代に、一筆限かぎりにした土地の一区画。いっぴつ。
⇒ひとふで‐え【一筆絵】
⇒ひとふで‐がき【一筆書】
⇒ひとふで‐かぎり【一筆限】
⇒ひとふで‐ぎり【一筆切】
ひとふで‐え【一筆絵】‥ヱ
墨継ぎをせず、ひと筆で描いた絵。いっぴつが。
⇒ひと‐ふで【一筆】
ひとふで‐がき【一筆書】
①墨継ぎをせずに続けて書くこと。また、その書き方による書や画。
②線描きの図形を、同じ線を二度以上通らず紙面から筆を離さないで書くこと。また、その書き方。
③ひとつがき。
⇒ひと‐ふで【一筆】
ひとふで‐かぎり【一筆限】
江戸時代、田・畑・屋敷を一廉かどずつ検地帳に一書ひとつがきにして記載したこと。一筆切ぎり。
⇒ひと‐ふで【一筆】
ひとふで‐ぎり【一筆切】
(→)一筆限かぎりに同じ。
⇒ひと‐ふで【一筆】
ひと‐ふろ【一風呂】
風呂に1回入ること。「―浴びる」
ひと‐ふんべつ【一分別】
一思案ひとしあん。
ひと‐べらし【人減らし】
人数を減らすこと。特に、企業などで労働者や職員の数を削減すること。
ひと‐ぼうこう【人奉公】
①(→)奉公に同じ。
②労多くして功少なく、他人の利益のために働いたような無駄な骨折り。日本永代蔵5「年中―して、勝手迷惑するにつもりぬ」
広辞苑 ページ 16621。