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ひな‐さか・る【鄙離る】🔗🔉

ひな‐さか・る鄙離る】 〔自四〕 いなかの方に遠ざかる。辺鄙へんぴである。万葉集13「―・る国治めにと」

ひな‐さき【雛尖】🔗🔉

ひな‐さき雛尖】 ①烏帽子の正面中央の凹みの中の小さく突起した所。ひながしら。→立烏帽子(図)。 ②陰核。〈倭名類聚鈔3

ひ‐なし【日済し】🔗🔉

ひ‐なし日済し】 ①借金を毎日少しずつ返すこと。 ②(→)「ひなしがし」の略。東海道中膝栗毛3「米はなし、―はせがむ」 ③(→)「ひなしがね」の略。歌舞伎、お染久松色読販「おや、―の相談するやうだの」 ⇒ひなし‐がし【日済し貸】 ⇒ひなし‐がね【日済し金】

び‐な・し【便無し】🔗🔉

び‐な・し便無し】 〔形ク〕 (ビンナシのンを表記しない形)(→)「びんなし」に同じ。落窪物語1「身に―・きはいと見苦しきを」

ひなし‐がし【日済し貸】🔗🔉

ひなし‐がし日済し貸】 ひなしがねを貸すこと。また、その人。 ⇒ひ‐なし【日済し】

ひなし‐がね【日済し金】🔗🔉

ひなし‐がね日済し金】 日済しの約束で貸す金。日銭ひぜに⇒ひ‐なし【日済し】

ひ‐なた【日向】🔗🔉

ひ‐なた日向】 (「日の方」の意)日光のあたる方。また、その場所。恵まれた状態。明るく目に立つ側。相模集「さしてこし―の山をたのむには」 ⇒ひなた‐あめ【日向雨】 ⇒ひなた‐くさ・い【日向臭い】 ⇒ひなた‐ぼこ【日向ぼこ】 ⇒ひなた‐ぼこう【日向ぼこう】 ⇒ひなた‐ぼこり【日向ぼこり】 ⇒ひなた‐ぼっこ【日向ぼっこ】 ⇒ひなた‐みず【日向水】 ⇒日向に氷

ひなた‐あめ【日向雨】🔗🔉

ひなた‐あめ日向雨】 日がさしているのに降る雨。日照り雨。天気雨。 ⇒ひ‐なた【日向】

ひなた‐くさ・い【日向臭い】🔗🔉

ひなた‐くさ・い日向臭い】 〔形〕[文]ひなたくさ・し(ク) ①日光にさらされたようなにおいがする。 ②田舎いなかじみている。仁勢物語「歌さへぞ―・かりける」 ⇒ひ‐なた【日向】

広辞苑 ページ 16648